ご先祖様を新しく

2021年06月28日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

本店の髙梨です。

最近「ご先祖様のお位牌をまとめたい、ひとつにしたい。」というご依頼を頂きます。

今回のお話はお位牌自体が古い時代のものや金が剥がれたものがあるので、この際に新しくまとめたいとのことでした。

 

左のお位牌はこのお家の初代様ご夫婦とされるもので、もちろん手書きで下書き、手彫りでした。

金箔は一切使用されていない無垢のお位牌で、ご覧の通り文字がほとんど見えません。

右は金箔が使用されたお位牌ですが、よく掃除をされたのでしょう。

黒くなっているところは金箔が剥がれてしまったところです。

金箔は押される力には問題ありませんが、擦れる力には弱いのです。特にこのお位牌は長年の間、水拭きされてきたのでしょうね。

一部は下の生地まで見えています。

他にもある、これらのようなお位牌をまとめて新しく致しました。

見違えるとは、まさにこのこと。立派なものが仕上がりました。

昔、先祖の方々が維持してきたものを守っていくのも大切なことです。

しかし、このようにきれいに一新されるのも先祖供養の大切なことですね。

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園中 憲二
園中 憲二

今回は、ファイバーレジンとリフォーム工事のご紹介です。

お客様からは、お墓を建てて20年が過ぎて、いろんなところが気になり出したので、リフォームをしたいとのことでした。

ご要望は、

①防草対策

②ペイントの剥離

③ローソク立てのはみ出し

④花立と水鉢の隙間なくし

⑤お地蔵様の花立

⑤灯籠の下の汚れ落とし

 

灯籠は普段動かく事が出来ないので、掃除が出来ない場所の一つ。

今回は、灯籠を外して門柱を水洗いしました。

 

お地蔵様の前は、地刺しの花立と線香立がありましたが、石で作った簡易の花立・線香立を設置。安定感と一体感が生まれました。

 

水鉢台には、ロウソク立てがはみ出しながら申し訳なさそうに乗っていましたが、台を大きくしはみ出しを解消。

お客様からは、ローソク立てがはみ出しが無くなったのと、以前から気になっていた花立の隙間がなくなってピッタリと引っ付いて気持ちがいい。

灯籠も自分たちでは、動かして掃除することもできないけど、専門家にきれいにしてもらえて良かった。

ペイントもきれいになり何もかもピカピカになって、長年気になっていたところが解消し、スッキリしたと頂けました。

夏の座布団

2021年06月24日 08:00

篠山店事務スタッフ
篠山店事務スタッフ

こんにちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡

夏至が過ぎて、じわりじわりと暑さがやってきました。

夏に至ると書くこともあり、この日を境に夏が来る。と言われているそうです。(考えた昔の人はすごい…)

さて、暑い夏が来ても寒い冬が来ても仏事はあります。

とくに夏は「お盆」があります。ご住職が来られて法要していただくこともありますね。

暑い時に、冬用座布団じゃ気の毒です…。

夏は「イグサ座布団」がおすすめです。

イグサの効果として、香りは癒し効果があること、そして生活臭を吸着・分解するので、衛生的!

通気性がいいので、夏にぴったりな素材です。

柄はいろいろあります。篠山店で人気は(左)新唐草(右)回り菊です。

お盆前ですがご購入がありました。紺色一色のシンプルな点が人気です。

こちらは「鳳凰」。サイズは同じですが、縁が幅広になっており豪華に見えます。

色々な柄がありますので、夏のお盆・法要前にご準備してはいかがでしょうか。

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お店のPOP

2021年06月23日 08:00

森田 浩介
森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

当社では商品に様々なPOPがついています。

その一部をご紹介します。

まずはこちら。

普通に価格が載っているだけですが、よく見ると下の方にも文字が。

これはサイズが違う場合や、付属をつけた時にすぐわかるようにしています。

続いてこちら。

石材の説明をしています。

中の星マークは吸水率、圧縮強度、比重を表しています。

これが何なのかというと、科学的に見た石の性質を示しています。

データの元は日本石材産業協会発行の石材カタログです。

これに掲載されている3つの要素をズラッと並べて、星をつけています。

結構真面目に作っているんですよ。

さて最後はこちら。

これは展示しているセットの説明をしています。

ひとつひとつのセットを見ながら「んーーーーーー」と考えたものです。

セット商品にはすべてこんな説明がありますので、展示場にお越しの際はぜひご覧ください。

本日は展示商品のPOPについてお話しました。

もっともっと工夫して、皆さんが楽しめためになる展示場にしたいと思います。

当社には墓石カタログがありますが、その中ではこんな説明はしていません。

展示場にお越しになった方が読んでためになるような内容を今後も考えます。

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梅雨の晴れ間に

2021年06月22日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

昨日は夏至(げし)でした、1年で1番昼の時間が長い日。

おまけに梅雨とは思えぬ昼間の暑さ。夕方に日が陰るとホッとします。

皆様こまめな水分補給は忘れずに。

さて梅雨の晴れ間に六地蔵様のリフォーム工事をしました。

供え花が入れにくい、線香が立てにくいなどありましたが、いちばん気になるのは長年の黒ずみ汚れです。

高圧洗浄と細かい所は手作業で汚れ落としします。

洗浄すると六地蔵様の台石の後面には44年前の建立の彫刻が残っていました。

当時のお施主様と弊社会長も天国から工事を見守って貰っていたと思います。

綺麗になった六地蔵様をツツジの赤い花もさりげなく応援しているようです。

これからも末永くお参りが続いていくことを願います。

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お骨は土に還る

2021年06月21日 13:09

yoshidumi
yoshidumi

こんにちは。本店の義積です。

先日山南町梶の也足寺さんに撮影に出かけました。

こちらの池には睡蓮がたくさん咲いているのですが、黄色の睡蓮が咲いています。

ピンク色、白色はよく見るのですが黄色はこの辺りではここでしか見たことがありません。

今が一番良い季節ですので、お近くにお越し際は是非ごらんください。

なお咲くのは午前中ですので、お気をつけてお越しくださいませ。

さて、今日はカロート(納骨堂)のお話です。

葬儀を担当したお客様と納骨の時の骨袋の案内をしました。

しかし、お客様のお墓のカロート(納骨堂)には骨壺のままお骨が入っていたそうです。

めったに開けることがないので、今回初めて目にされたそうです。

「どっちが正しいの?」の質問を受けました。

答えは、骨袋でも骨壷でも間違っているわけではありません。

関東ではすべての遺骨を入れるため、骨壺の大きさは7寸程度の大きめの骨壺を使用します。

そして骨壺のまま納骨されます。

一方関西の場合は、骨壺は3寸~5寸程度と小さめの骨壺を使用します。

お墓のカロートは小さく、納骨の際は骨壺から遺骨を出してさらしと呼ばれる木綿の袋状のもの(骨袋)に入れかえて納骨します。

ちなみに納骨部分はこのような感じです。

↑お墓の下のカロート(納骨堂)部分は、あえて土のままです。

※最終的に土の部分には竜山石の粒が敷き詰められます。

↑カロートの上に墓石等が積まれ石塔が作られます。

お骨が土に戻りやすいように、内部は土でできています。

今回のお客様は、今回ご葬儀をしたお父様、お墓に骨壺で納められていたお爺様、お婆様のお骨も骨袋に入れ直してご納骨されます。

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お墓参りのお花

2021年06月18日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

今年は梅雨入りも早くて、晴れの日はすっかり夏日です。

これから猛暑がやって来ると思うと…きついです。

さて5月15日にお墓参りの花を花屋さんに買いに行きました。

母の日の前日だったので、お母さんにお花を贈られる方やお墓のお花を購入される方も多数おられ、まだまだ日本人は捨てたもんじゃないなあと思いました。

私は、父のお墓参りのお花を買いに行きました。

仏花は一般的に「樒(シキミ)と色花の組み合わせ」が多いのですが、私は毎回「高野槙」をお供えしています。

お墓づくりを長年やってきて、お供えする花のことなんか考えたこともなかったのですが、花が枯れて枯れ葉が墓石の隙間に溜まっている光景を見るのが嫌で…行きついたのが「高野槙」でした。

個人的に墓石が格好良く見える花でもあるし、なんと言ってもとても長持ちするところが気に入っています。

写真は、この暑い中で一か月前の高野槙です。

これからの暑い夏に高野槙は良いですよ。

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お墓の拝場

2021年06月17日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子

本店の山崎です。

ジメジメとした嫌な天気かと思えば急に暑い日が続いたり…体調を崩さないように気をつけないといけませんね。

今日はお墓の拝場(手を合わせて拝む場所)について少し紹介します。

墓石の前に、拝石と言う石を置く場合が多くあります。

拝場①.JPG

もちろん、必ず置かなければならないということはありませんので、なくても問題ありません。

さらにお墓の拝場が広くとれるという場合、以前にも紹介したように張石施工をしたり、大きな板一枚、さらには数枚を置くといった方法もあります。

真ん中の石の板の色に変化をつけるといったものも弊社でも展示しています。

拝場②.JPG
↑こんな感じです。この拝場の石はツルツルで磨いたままの状態です。

もちろんこのままでもいいのですが、例えば・・・

拝場③.jpg
このように、砂をあてる部分(ブラスト加工と言います)と磨いた部分を交互に残すといったデザインもあります。

拝場④.jpg
格子模様もオシャレですよね。このようにお墓だけでなく、足元にも少し目を向けてみると、素敵なデザインを見ることができるかもしれませんよ(*^^)v

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お墓の引越し4

2021年06月16日 08:00

中村 淳
中村 淳

滝野店の中村です。

過去の記事はこちらです。

お墓の引越し1

お墓の引越し2

お墓の引越し3

今回のご依頼はバラバラにあった2つの墓地のお墓を、全く別の新しい区画にひとつにまとめたいとのご依頼でした。

この辺りは、埋葬(土葬)するための墓地と墓石を建てる墓地(無所墓)とが別の場所にある地区が多数あります。

最近、これを一つにまとめたいというご依頼が増加傾向にあります。

今回のご依頼は

①新しい区画に新規の外柵を建立する

②無所の墓石を移設する

③土葬のお墓の墓じまい

です。

無所墓の墓石がこちらです。

この墓石をこちらの墓地に引越しします。

完成がこちらです。

墓石は洗浄してペイントもし直しました。

防草施工もバッチリ施しております。

最後にこちらのお墓じまいをしました。

大変満足頂きました。

拓本とってきました

2021年06月15日 08:00

河合 邦彦
河合 邦彦

滝野店スタッフの河合です。

今回は拓本について書こうと思います。

我々は霊標などへの追加彫刻の原稿の基を作るために拓本を取る事があります。

拓本とは、木や石、または石碑(せきひ)や器物に刻まれた文字や文様を紙に写しとったものをいいます。

その方法には乾拓(かんたく)法と湿拓(しったく)法とがあり、湿拓法にはさらに直接湿拓法と間接湿拓法の2種類の方法があります。
乾拓法とは、葉っぱなどの上に紙を乗せその上から鉛筆でこすると文様が浮き出てくるというあの「こすりだし」のやり方で行なう方法です。皆さんも一度はやったことがあるのではないでしょうか。美術では「フロッタージュ」とも呼ばれるこの方法では、文字どおり乾いた紙を使います。これに対して湿拓法は紙を湿らせて使います。直接湿拓法では魚拓(ぎょたく)が有名です。

さて、今回行うのは乾拓(かんたく)法です。

拓本の手順ですが、まずは拓本を取りたい対象の表面の汚れを布などで拭き取ります。こびりついた砂などは簡単に落ちないので、スクレーパー等を用いて出来る限り表面をツルツルの状態にします。

次に紙をあて、ずれないように養生テープで固定します。

そこから蝋墨と呼ばれるクレヨンでこすりだしていけば、字を写し取れます。

完了しました。

対象物がそのままの大きさで、しかも少し違った姿で浮かび上がってくるのは、かすかな驚きがあって楽しいものです。対象物が汚れることもありません。

お客様の目に直接触れる事の無い作業ですが、こういった仕事もしています。

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