かたよらないこころ

2017年09月02日 08:00

中村 淳
中村 淳
滝野店の中村です。
弊社では新しいお墓を建てられたとき、「写経」と一緒にご納骨されることをおすすめしております。「写経」については先日こちらの記事でも書きました。
私が担当しているお客様の多くも、一緒に写経を納骨されています。その大半の方の最初の反応は「はぁ~、書けるかな・・・」と不安そうにされます。
中には「自分は頑張って書くけど他の家族は忙しいから無理かな・・・」と仰られる方もいます。しかし意外と家族に渡すとみんな書いてくれるそうです。
あるお客様は「家族みんな書いてくれるみたいで関東に住んでいる孫にも送りたいから追加お願い」と3セット、計9枚分の写経セットを追加された方もおられました。納骨まであと一週間少しでしたが自分もあと3枚書くとの事でした。この方、以前に一度だけ写経をしたことがあるだけでしたが写経にどっぷりハマリ、今では定期的に書かれているそうです。
そのお客様にこんなことを言われました。
「森田さんの写経セットの袋に書いてある言葉に凄く感動した」
その言葉とはこちらのことです。
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この写経セットは、奈良県の池渕石材工業さまのご好意で当社も使用させてもらっています。
これは「高田好胤(たかだ こういん)」という方の言葉です。高田好胤氏は薬師寺で管主(住職)をされていた方です。分かりやすい法話により「話の面白いお坊さん」、「究極の語りのエンタテイナー」とも呼ばれました。かの人間国宝「三代目 桂米朝」も彼の法話を参考にしたそうです。また金堂、西塔など薬師寺の伽藍の復興に道筋をつけ、薬師寺の再生に生涯をささげられた方です。
当時、修学旅行の学生に説明するのは、下っ端の坊さんの仕事だと思われていました。しかし副住職だった彼は「案内坊主」と陰口を叩かれながら、「(子供の)心に種をまく」仕事として、一番情熱を注いだそうです。 
彼は薬師寺金堂の修復を行うために「写経」をしてもらって納巻料を納めていただくお写経勧進を行います。そんな高田好胤氏が般若心経をわかりやすく説明したのが上の「かたよらないこころ・・・」だそうです。般若心経の主なテーマは「空」ですがそれを説明したものなのだそうです。
般若心経にはそういことが書かれているのだと思いながら写経をするとまた違った感動が味わえますね!

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西上様のお墓づくり

2017年09月01日 08:00

眞下 尚利
眞下 尚利

篠山店の眞下(ましも)です。

昨年、建立させていただいた「西上様」のお話をさせていただきます。きっかけは、一昨年の9月にお父様が亡くなられて、お悔やみで訪問をしたのがきっかけになります。
納骨できない夫婦のお墓が3基あり、お父様や今後皆様が入られるお墓がありませんでした。檀家になっておられるお寺(納骨堂も建てさせていただいています)様もよく知っており、いろいろなご質問にお答えさせていただく内に、信頼していただいたのではないかと思います。ご家族の話、西上様のお墓づくりの想いなどお聞かせいただきました。
1周忌または、3回忌に建てたいというご意向を伺い、まずは仮埋葬をご用命いただきました。仮埋葬とは当社で穴を掘り、クリアボックスなどを用意して、お墓を建てるまでの間、墓地に骨壷ごと安置させていただくサービスです。
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仮埋葬を満中陰に済まされたあと、お墓づくりのご相談に入らせていただきました。
最初は、御影石の伝統的な和風なお墓をお考えになっておられましたが、篠山店などご案内しているなかで、「伊達冠石」を気に入っていただけました。西上さんいわく「一目ぼれ」だったようです。この「伊達冠石」は関西では、当社のみの取り扱いで、他にはないお墓の形だったことも決め手になりました。
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ご希望の花立や、塔婆立ても「伊達冠石」で作成依頼をいただき、その年末にご契約いただきました。1周忌のタイミングで建てるということで、西上様も書いておられますが、1年間あっという間でした。
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来月3回忌に営まれます。半年ほど、ご無沙汰していますので、お参りに伺い、お墓の点検もしてこようと思います。久しぶりのお出会い、楽しみです。是非、「西上様」のお声も見てくださいね。
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お墓そうじ(植木の剪定)

2017年08月31日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴
本店の中道です。
毎年、お盆の前になるとお墓そうじのご依頼を頂いております。
阪神間にお住いのお年を召されているお方で、お墓までの交通手段が難しいとされておられます。
通常のお墓そうじは、お墓の草引きと墓石の水洗い等ですが、こちらのお墓は植木の剪定と墓地周辺の草刈り作業が主体になります。
施工前 
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施工後 
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草・植木の伸びが一番激しい時期での作業ですが 完了後の施工前と施工後のお写真をお送りすると、お電話でいつも大変感謝して喜んで頂いて、今後もお願いしますねとおっしゃられます。
また来年も元気なお声を聞かせて下さいね。
お墓のそうじはもちろんですが、 墓地の維持・管理もしておりますので、お困りの方はご相談下さい。

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大量の石のサンプル

2017年08月29日 08:00

森田 浩介
森田 浩介
仕入れ担当の森田です。
当社は石屋ですから石のサンプルがあります。一般的に墓石に使われる石は花崗岩(御影石)とよばれるもので、その種類は100種類をゆうに超えます。
私は仕入れ担当なので、様々な商社や工場、時には採石業者の方までオススメの石、今後の有望な石などを紹介されます。その都度、石のサンプルがあります。
石は自然のものですので、その時の取り口や山の状況で色目が少しずつ違うこともあります。時期によっては全く別物ぐらい違うことさえあります。そんな訳で最新の情報を得るためにも、このサンプルは欠かせないのです。
とはいうものの、放っておくとドンドンとサンプルは増えるばかり。お客様にご紹介する(お渡しする)ものは通常に販売する定番の石のため、減るものには偏りがあります。ということで、私のところにあるのは、珍しいもの・売れないもの・信頼度が怪しいもの。でも、まれにこの石が役立つためになかなか捨てられません。ということで、サンプル置き場はエライことに・・・
一念発起してここを片付けることにしました。
すでに採石が中止になっているもの、複数枚あるもの、古くなって色が変わっているものなどを処分するとおよそ100枚になりました。
こうして見ると、多くの石が採石されては消えていっているのがよく分かります。特に国内の石材では、経営を続けるのが難しくなった石が市場から姿を消しているのはとても残念に思います。もっともっと私たちがそんな石の魅力を伝えていかないとならないのでしょう。

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滝野店事務スタッフ
滝野店事務スタッフ

こんにちは(*^^*) 滝野店の下中です。

知っておきたい水引きと表書きについて、ご案内いたします。今回は「お悔やみの”のし袋”の書き方について」です。
お悔やみごとののし袋は、故人や喪家の宗派によって表書きも、使うのし袋も異なります。先方の宗派が分らないときは、比較的どんな宗派でも使える表書きは通夜・葬式(告別式)については「御霊前」です。
その他の法事等については「御供物料」がどの宗派にも失礼にあたりません。
こちらの、のし袋は「結び切り」です。
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こちらの結びは「あわび結び」「あわじ結び」ともいいます。
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お悔やみごとのお返しで「志」は宗派を問わずお使えいただけると思います。地方の風習・習慣により作法が異なる場合がございます。ご確認ください。

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さくらんぼの数珠

2017年08月27日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

こんにちは、本店の義積です。

お葬儀や法事で欠かせない数珠ですが、子供用にも数珠がございます。

大人用と比べて子供の手に合う小さ目サイズです。私がお勧めする可愛い数珠をご紹介します。05271008_5383e5905f7f0.jpg
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房の部分が「さくらんぼ」の形をしています。あまりの可愛いさに一目ぼれしてすぐに仕入れてしまいました。

房のすぐ上にある大きな親珠の部分には可愛いちりめんの柄が入っています。

手に持つ環の部分はパステルカラーの珠が順序良く並んでいます。

私が欲しい位ですが、あいにく私は子供用数珠を持てる年齢ではありません(笑)せめて娘にと思う所ですが、娘も成人しております。

さくらんぼの数珠のほかにも、このような数珠があります。こちらもパステル調の淡いものです。

こちらも親珠の部分には花柄のちりめん柄が入っています。
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お彼岸のお墓参りの時には、ご家族揃って数珠を持ってお参りください。

ご先祖様もきっとよろこばれますよ。(^-^)

※子供数珠は山南町本店・もみじ市民ホールで販売しております。

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古い位牌をまとめる

2017年08月26日 08:00

園中 憲二
園中 憲二
篠山店の園中です。
以前お墓の工事したお客様より、今度は「仏壇のたくさんある古い位牌をまとめてほしい」との相談がありました。
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位牌は、夫婦単位や故人一人毎に一体で作ります。そうすると、代々続く家庭では、位牌が増えてしまいます。
大きさが決まっている仏壇には祀れなくなることもあります。そのような場合に、古い位牌を閉眼供養し撤去して、ご先祖様の位牌を纏めて祀りをます。
その纏め方として、大きく分けて3つ方法があります。
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 ①幅広位牌      ②過去帳位牌     ③繰出(回出)位牌
今回は繰出(回出)位牌でまとめました。
「繰出位牌」は、「回出位牌」(くりだしいはい)とも言い、位牌内に戒名や法名を記載した札板を何枚も入れることができるようにした位牌です。
1枚目の札の表面には、「◯◯家先祖代々之霊位」と彫り、裏面はそのままの状態です。
2枚目以降中に入る札板には、表面にそれぞれの先祖の戒名を彫り。そして裏面に俗名・行年・年月日を彫ります。
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通常は、塗板1枚、白木7枚ですが、今回は両面塗板使用となりました。
黒札に金文字が入り高級なイメージになりました。
また、黒と金のよく見る位牌の他に、黒檀や紫壇、モダン仏壇に合わせたシンプルなものもあり、お仏壇の雰囲気に合わせてお選びいただけます。
「お位牌が多くてなんとかしたい!」とお困りの方、お気軽にお問合せ下さい。

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町内の権現さん

2017年08月25日 08:00

yoshida
yoshida

滝野店の吉田です。

我が町内には、玉垣で囲われて石碑のある小さな神社(?)が、ありました。
町内でも、何をお祀りしているのか知っている人は少ないようでしたが、玉垣も傷んできて危険なので改修という運びとなりました。
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上記は、玉垣改修前の状態です。玉垣の柱が折れていたり、桜の木の根で下の延石ごと傾いていたりしています。
今年の3月に玉垣を改修させていただき、先日、由緒書の看板(これは弊社の施工ではございませんが・・)が設置され完成しました。
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由緒書.JPG
見違えるようにきれいになりました。
町内で永く残る仕事をさせていただきまして感謝です。

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篠山店事務スタッフ
篠山店事務スタッフ

こんにちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡

お盆が終わったら来月はお彼岸ですね。秋のお彼岸のお供物と言えば「おはぎ」です。この名は、お彼岸頃に咲く「萩」からきているとか。

もちろん、おはぎをお供えすると仏様もお喜びですが、今回のお彼岸はちょっと特別なお線香をお供えしませんか?

お線香は「香食」(こうじき)とも呼ばれ、仏様(ご先祖様)にとっては一番のご馳走になると言われています。

特別なお線香?とは?

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↑こちら、お経が文字で現れるありがたいお線香「経文香」です!

【無大師遍照金剛(=なむだいし・へんじょうこんごう)は、真言宗の短いお経です】

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赤い印が付いた方を上にして、火をつけると、次第に文字が浮かび上がったきました!!

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最後まで燃え尽きると、こんな感じに文字がくっきり現れました。若干斜めになってはいますが、意外と倒れずに立ってます。

文字が出てきて不思議!燃え尽きたのに崩れず不思議! 不思議なお線香です。なんだか有り難い気持ちになります。

当店では、メーカーは異なりますが宗旨に合せたものをご用意しています。

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文字の内容は

  • 「先祖代々」  ・・・・・・・宗派に関係なくご使用になれます
  • 「南無阿弥陀佛」・・・・・・・浄土宗、浄土真宗、天台宗他
  • 「南無釈迦牟尼佛」・・・・・曹洞宗、臨済宗他
  • 「南無大師遍照金剛」・・・真言宗         等

香りは『甘いフローラルな香り』

珍しいお線香なので、特別な日(命日、法事、お盆、お彼岸)や贈り物、里帰りのお供え等にいかがでしょうか?

お供えする仏様の宗旨あったものをお使い下さい。

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大雨でお墓が陥没

2017年08月23日 08:00

髙橋 圭司
髙橋 圭司

本店の高橋です。

今年は九州の大雨が大変な事になりました。
8月18日には私どもの地域でも・・・。
この日は多可町で大変な雨になったと朝のニュースで見ておりました。夕暮れ頃になってお客様から「雨でお墓に大きな穴が空いた。見て欲しい。」とのお電話。
翌日の朝早々に行くと、ご覧の通り
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付属品の物置テーブルはすっぽり穴の中に入ってしまっています。
穴は中で広がっていましたので、墓石や霊標本体にも倒壊の恐れがありそうでした。
いち早く技術部が駆けつけて処置、大事には至りませんでした。
他の要素も原因にあったのかと思いますが、自然の力はすごいですね。

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