森田 浩介
森田 浩介
仕入担当の森田です。
先日、ある集まりで金子稚子(かねこわかこ)さんの講演を聞く機会がありました。
金子稚子さんは、2012年にお亡くなりになったジャーナリストの金子哲雄さんの奥様です。元々編集のお仕事をされていて、ご主人の最後の著書も編集をされています。現在はライフ・ターミナル・ネットワークという会社の代表をされています。
その話題になったのが「僕の死に方」という本です。
僕の死に方.jpg
私も発売されてすぐに購入して読んだ記憶がありました。その時の読後感は、亡くなる最後の最後までを克明に書き残されたとても貴重な本だなあという印象でした。
今回は、その奥様の話を聞くということなので、再度、予習のつもりでこの本を読み返してみました。すると不思議なもので、1回目は金子哲雄さんを中心にして読んでいたので気が付かなかった部分が、2回目に奥さんを中心に読んでみると浮かび上がってきました。そして当日の講演を聞きました。
内容はとても鋭い語り口調で、このエンディングという業界の事を捉えられていました。当たり前のことですが、人には多くの物語があり、その流れの中にお葬式やお墓もあるのですが、私たち業者はなぜかそんなことを忘れてしまっているように思い大変反省しました。
また、お墓の魅力とは、
①遺族の思いが込められていること
②お客さまにとって「的」であること
③固有のものであること
とお話されました。
「的」というと難しいですが、ルールではなく人によって使い方はそれぞれだが、お客さまにとっていいものにして差し上げるということです。
私たちはどのようなお墓づくりをお手伝いできるのかを考えさせられたお話でした。
つづく
お祭りの前に

2018年03月24日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

先日近くの神社の宮総代さんから「急な事ですが、4月のお祭り迄に修理して欲しいところが有るんですが・・・」と言う依頼が有りお話を伺いました

春日1.JPG春日2.JPG

玉垣が1本破損しているのと、7本ある寄進碑の内4本がぐら付いている。

来月のお祭りには氏子が集まってお餅まきもするし、そんな時に石が倒れでもしたら大変なことになるので直して欲しい。

春日3.JPG春日4.JPG

玉垣は途中の1本だけの交換で、結構年季が入っているので隣の玉垣が衝撃を受けないように慎重に施工。

春日5.JPG春日6.JPG

春日7.JPG

交換した玉垣は白御影石なので今は白く浮いた様ですが、1年もすれば周りと馴染んできます。

春日9.JPG

寄進碑も一旦外して据え直ししました。

春日10.JPG春日11.JPG

春日13.JPG

来月のお祭りが事故など無く粛々と執り行われることを願います。

春日15.JPG

鳥居の手前には白梅が咲いていました、篠山にもやっと春の兆しです。

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お寺で婚活♡

2018年03月23日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

こんにちは、本店の義積です。

22日は丹波市内の小学校の卒業式でした。別れがあれば新しい出会いもあるワクワクする季節ですね(^-^)

さて、今日は臨済宗妙心寺派 京都両丹教区有志寺院が主催される吉縁会のご紹介です。お寺様が主催のなので、業者のような費用は入会費、年会費、成婚費は一切ありません。初めて申込みされる方は会員登録日に本人が所定の会場に行き申込用紙に記入しなくてはいけません。顔写真や、身分証明書も必要なのでご注意ください。
丹波市では会員登録会は5月13日(日)に山南町谷川の正覚寺様で行われます。
20180322154228039.jpg
詳しくは「吉縁会」で検索ください。
http://www.kitien.com/
気になる年齢は25歳~45歳です。ご家族やお知り合いに、ご結婚をお考えの方がいらっしゃいましたら、是非教えてあげてください。素敵な出会いがあるかもですよ。

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森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

今から約40年前、日本の石の採掘場所は175産地あったそうです。

その中でも花崗岩が85産地でおよそ半分が花崗岩(みかげ石)といわれる石です。

現在は、外国産の石材輸入の増加と人件費の問題で半分以下に減少していると思われます。

さて、石の価格は安価なものから高額なものがありますが、私はすべての石が好きです。

それぞれの特徴(色合い・硬さ)があり、用途によってすべて生かされると思っていますので、良い石・悪い石の判別はありません。

ここで2つの石切場をご紹介します。

まず茨城県のやさと石の石切場です。
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石の切り口が、きれいな石壁になっていて、かなり大きな原石が採れています。

通常の大きさで1.5m✕1.5m✕4m(重量は約20トン)

この様は石は、使える用途はたくさんあります。

墓石は勿論のこと、墓地を区画する石や記念碑・建築材など…どんな物でも使える万能な石だといえるでしょう。

 

次は香川県の庵治石の石切場です。
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やさとみかげ石と比べると壁面が四角くきれいな面になっておらず、切り口もガタガタです。

大きな材料として採掘するのはかなり難しく、墓石にできる石は約7%です。

大半は石積みの材料になったり庭灯籠になったりします。

ただ石を研磨した石目は世界中探してもないほど美しい模様が出ますので、希少価値の高いものとなっています。

食べ物に例えると「マグロの大トロ」や「牛肉のシャトーブリアン」に値するのかな?と思います。

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石の表札

2018年03月21日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子

本店の山崎です。

先日、兄よりこんな問い合わせがありました。
「石の表札って作れる?」と・・・。
もちろんです!今までも、何度も請け負っています。さて、まずは表札の大きさを確認して、黒っぽい石を希望との事で、他には特別な指定はなかったので、工場で石を探してもらい、カットするところから始めました。
加工.JPG
↑機械で切っています。小さなサイズでも大丈夫です!
このように加工する事も可能ですが、現物サイズを直接発注して、仕入れる事も可能です。その後は、書体を選んでもらい、ゴム出しをして石に貼ります。
表札1.JPG
ゴムが貼れたら、彫刻です!
表札3.JPG
あっという間に彫ってもらいました。(今回は兄の希望で色なしです。白を入れても綺麗だと思います!)
木の表札や、オシャレな表札がたくさんある中で、石でと希望してくれてとてもうれしく思います。取り付けに行くのはこれからですが、玄関の顔として活躍してくれることを願っています(^-^)

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福島 正弘
福島 正弘

滝野店の福島です。

前回のブログで「卒塔婆」についてご案内させていただきましたが、今回はよくご相談いただく「卒塔婆」の処分について書かせていただきます。

追善供養の際に大切な役割を果たしてくれる「卒塔婆」ですが、墓石とは違い永遠に残るものではありません。

次の法事のタイミングで取り替えられたり、古くなって処分される場合もあります。

「卒塔婆」とは、本来7回忌や13回忌といった法要のために建てられます。

塔婆の功徳は1日のみとされており、法要が済めばその役割を終えます。

その考えから法事を終えた段階で処分するというのが本来のあり方です。

ですが、実際には次の日に処分されるというのはごく稀だと思いますし、多くの方が次回の法要まで残されたままにされていると思います。

この時期、お墓参りに行かれる方が多いと思いますので一度ご確認なさって下さい。

古くなって朽ちてきた卒塔婆をいつまでも放置するわけにはいきません。

そのままにしておくと風に飛ばされたりする事態も予想されます。

見た目にも痛んできて「色あせてきたな」と思われたら、きちんと処分されることをお勧めします。

卒塔婆の処分方法には色々な考えがあると思いますが、仏様に関わるものですので粗末に扱うわけにもいきません。

お寺様に頼まれて「お焚きあげ」してもらうという方もおられますし、お寺様の負担にならないようにご自分達で処分すると仰られる方もおられます。

自分達で処分するとなると、ゴミとして出すことになります。

「そんなことをして大丈夫なの?」と思われるかもしれませんが、たとえ処分されるにしても大切に供養したというお気持ちはしっかり残されていると思います。

お寺様や地域によって様々なお考えや処分の方法があると思いますので、そちらにご相談なさってから判断なさるのが良いと思います。
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玉砂利の入れ替え

2018年03月19日 08:00

中村 淳
中村 淳
滝野店の中村です。
先日、霊標(戒名が彫刻されている板)への追加彫刻の際のリフォームについての記事を書きましたが、今回は『玉砂利の入れ替え』編です。
「追加彫刻」は実はお墓のリフォームの大チャンス!という事を前回の記事でも書きましたが、意外とリーズナブルで見た目も変わるリフォームが『玉砂利の入れ替え』です。
色んな種類の玉砂利がありますが、白い玉砂利が混ざったものは年数とともに汚れてきます。
また、建立時に真砂土仕上げをされていて玉砂利に変えたいという方もいらっしゃいます。
まず玉砂利の入れ替えをされたおうちがこちらです。
玉砂利 前.jpg
<施工前>
  
玉砂利 後.jpg
<施工後>
こちらは真砂土を玉砂利に入れ替えられておうちがこちらです。
真砂土 前.jpg
<施工前>
  
真砂土 後.jpg
<施工後>
ちなみにこちらのおうちは梵字の金箔も入れ直しました。
お彼岸でお墓参りされる方も多いかと思いますが、気になった方は是非ご相談ください!

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お墓の洗浄~最強の汚れ~

2018年03月18日 08:00

眞下 尚利
眞下 尚利

篠山店の眞下(ましも)です。

今回は、お墓の洗浄です。
これまで、さまざまなリフォーム工事で洗浄をしてきましたが、これはキレイになるのか?とドキドキだったお話をします。
ご縁があり、三木市吉川町の他社でお墓を建てられた方の依頼で洗浄と色入れをさせていただきました。
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まずは代々のお墓の洗浄です。
文字の中までキレイになりました。
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こちらは家紋の色入れです。
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墓石専用のスプレーで白色を入れます。
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白色が入りました。
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そして、ドキドキだった拝石の洗浄です。
コケなのかカビなのか、良くわからないくらい汚れています。
多くの洗浄のお手伝いをしましたが、私が携わった中でもトップクラスの汚れだと思います。
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当社職人が洗剤と金ブラシ、ナイロンブラシを駆使してゴシゴシします。
この工程を3回してもらいました。
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私もビックリ。こんなにキレイになりました。
まだ、お客様の感想を聞いていませんが、喜んでもらえると思います。
これなら、どんな汚れのご依頼でも大丈夫だと確信しました。
前回にご報告しました、神社の改修工事は現在進行中です。
次回以降、お話させていただきます。

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本日からお墓の相談会!

2018年03月17日 08:00

森田 浩介
森田 浩介
仕入担当の森田です。
本日から森田石材店の3店舗で一斉に「お墓の相談会」を開催いたします。春のお彼岸に合わせて、新しい商品も増えております。
今回のチラシはこんな感じです。
【本店】
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新しい伊達冠石も入荷しています。またこだわりの手作り五輪塔もご覧いただけます。
【滝野店】
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滝野店は毎年恒例の展示品現品セールです。
チラシにはあえて載せておりませんが、特別価格のセールになっております。
【たんば篠山店】
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たんば篠山店ではリニューアル一周年。
新たにインド加工のセットが入荷しています。インド加工は磨きが良くて高品質、ぜひ現物をお確かめください。
さて、今回のご商談プレゼントはこの巾着です。
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巾着は、金(きん)が身に着くといわれる縁起物です。
皆様のご来場をお待ちしております。

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五輪塔と写経

2018年03月16日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴
本店の中道です。
一昨年、お父様を亡くされ、百か日の法要に合わせて納骨する為に墓石を建立して頂いたお客様が 今回五輪塔を建てて頂きました。
このお客様は先では五輪塔を建てたいとのお考えをもっておられ、当初から計画を立てていました。
墓石(代々墓)をはじめ霊標、お地蔵さん等 移動させず 拝石の向きを一枚移動させただけで、五輪塔を配置できるようにあらかじめレイアウトしておりましたので、スムーズに施工出来ました。
開眼(入魂)の当日には 五輪塔に写経を納めて頂き、ご家族の皆様には大変喜んで頂きました。
施工前
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施工後
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納経(般若心経の写経)
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お墓の展示場

展示会 320日(木・祝)~30日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く