お盆の準備はお早めに

2018年06月24日 08:00

福島 正弘
福島 正弘

滝野店の福島です。

お盆が近づいて参りました。

私の担当させて頂いている地域では、初盆に合わせて白木の位牌から本位牌(塗りの位牌)に変えられる方が沢山おられます。

「お盆までってまだ日数あるじゃないか」

と思われるかもしれませんが、お盆が近づいて来ますとお寺様も忙しくなられるので決して早いという事はありません。

例えばご夫婦のどちらかが先にお亡くなりになっており、位牌を作っておられたとして、今回新たに連れ合いの方のご戒名などを彫刻するといった場合があります。

この場合、彫刻をする為に位牌をお預かりさせていただくのですが、お寺様に依頼していただいて「抜魂(お性根抜き)」をしていただく必要があります。

お預かりして彫刻し、お届けするのに約2~3週間ほど納期をいただきますので決して早いということはないと思います。

同様に墓地にあります霊標(戒名板・墓誌)などにも、まだ彫刻がお済みではない方がおられないでしょうか?

お盆には家族でお墓参りに行くので故人様の彫刻をしておきたい。と仰られる方もこの時期は沢山おられます。

「お盆までに」と考えておられる方はなるべく早めにお寺様に相談していただき、御用命いただければと思います。

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栗石を使った基礎工事

2018年06月23日 08:00

中村 淳
中村 淳
滝野店の中村です。
今回は基礎工事についてお伝えします。
今回施工した墓地は地盤の緩そうな場所でした。
そこでお客様には通常のベースに加えて”栗石”を敷く事をおすすめ致しました。
当社では通常、ベタ基礎を採用しております。それに加えて今回は”栗石”を敷きました。
栗石というのは岩石を打ち割ってつくる小塊状の石材のことで、楔状に交互に敷きこみ地盤を固めるために用いられる石材のことです。
こちらが施工前です。
①施工前.jpg
まず根堀りといってベースを打つ部分を掘削していきます。
根堀り.JPG
次に転圧。掘った所をランマーという機械で締固めます。
転圧.JPG
そしていよいよ”栗石”の登場です。
下の写真のように敷き詰めていきます。
敷き込み①.JPG
敷き込み②.JPG
その後、砕石を入れて隙間を埋めて再び転圧をして締固めていきます。
転圧②.JPG
次に鉄筋を敷いていきます。
鉄筋.JPG
鉄筋を敷いた所にコンクリートを打設して完成です。
ベース完成.JPG
このように地盤が緩い場所には栗石を敷く事をおすすめします。コストは多少UPしますが、後々にお墓が傾いては本末転倒です。しかも傾いてから基礎をやり直すというと費用も大幅にかかりますので、是非導入をおすすめします。

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眞下 尚利
眞下 尚利

篠山店の眞下(ましも)です。

先日、3年前にお墓をお世話になったお家に訪問させていただきました。
お伺いしたのは、奥様の7回忌のご命日のご訪問です。
こちらのお家のお墓に花の彫刻をさせていただきました。
ファントーニ彫刻という手法で彫刻しました。
このファントーニ彫刻は普通の彫刻と違って、立体的な彫り方が特徴です。
普通の彫刻では、色を入れないと花のデザインが見えないです。それに対して、この立体的な手法なら色を入れずとも見えるので、色褪せることもなく、石の自然な色合いで見え続けることができます。
P1140256.JPG
こちらのお家は「ガクアジサイ(額紫陽花)」をご依頼いただきました。
ご自宅のお庭に生前奥様が大事に育てられていて、ご家族で決められました。
P1180493.JPG
何も色は入れていません。
写真ではわかりにくいですが、細かい「がく」部分も凹凸があり、立体的です。
P1180998.JPG
P1180995.JPG
完成です。
そして、今回2年振りにご自宅に訪問させていただいたのですが、その「ガクアジサイ」が今年も咲いていました。
雨に濡れていて、すごくキレイでした。
恥ずかしながら、私はこのご縁で「ガクアジサイ」を知りました。
この花を見ると、このお家の事を想い出します。
P1410509.JPG
P1410508.JPG
森田 浩介
森田 浩介

仕入担当の森田です。

ここ丹波でも、人口の減少は深刻になりつつあります。でもそれは今に始まったことではなく、昔からある話しです。それが最近は子供の数が減少しているために、より深刻になっているのでしょう。
さて今日は、
「Q.お骨を半分ずつに分けたいのですが」という話です。
こんな田舎ではよくあるお話かと思います。ぜひルールに則って分骨を進めていきたいものです。


お骨を半分ずつに分けたいのですが
既にお墓に納骨されている焼骨を二つに分けることを考えてみます。この場合、分けてもらう方は「分骨証明書」を墓地の管理者に発行してもらい「移転」することになります。移転先の墓地では、この分骨証明書で納骨することが可能になります。
次に、両方のお骨とも移動する場合にはどうするのでしょう。この場合、片方が「改葬証明書」による移転(改葬)となり、もう一方が上の場合と同じ「分骨」ということになります。どちらが改葬でどちらが分骨でもも構いません。量が多い方が改葬という決まりもありませんので、自由に決められます。
ちなみに、どちらも改葬にしたいという要望が出そうですが、それは無理なようです。それは「埋火葬許可証、改葬許可証が発行されるのは、一体の遺骸、焼骨に対して一通だけ」という原則があるからだそうです。
また、分骨したものをさらに分骨する場合には、「分骨」の手続きで問題ありません。
こんな場合にもキチンと話を
冒頭のお話にもありますように、都市部で働き、所帯を持ち、すべての生活基盤が移ってしまっている場合、せめて親の遺骨だけでも近くの納骨堂や墓地に移したいと思われる方も少なくありません。
そんな時に、いきなり「墓じまい」をして、お寺も離壇して、お骨も全部移動すると地元の親戚の方とのトラブルになりかねません。まずは話をしてみて、分骨や永代供養などについてお考えになることをおすすめします。順を追って話せば、メディアで見るようなトラブルのほとんどは防げそうです。
まとめ
今回は分骨についてお話しました。お墓の焼骨は量も多く、届出も必要になります。しかし、ちょっとした分骨も最近増えています。それはアクセサリーた小さな壺を用いた「手元供養」です。
嫁いだ娘さんや、まだ学生の子供さんでも時々されています。昔から知っているようで知らない分骨、ご検討の際には参考にしてみてください。

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追加の彫刻

2018年06月20日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴
本店の中道です。
先日、他社で建立されておられる方の霊標への追加の彫刻のご依頼がありました。他社建立しておられた為、作業をしてもらえるのか心配されていましたが「大丈夫です。」とお答えするとまずは安心されていました。
次に現地案内して頂き、霊標を拝見すると住職か書家の先生かどなたが書かれた文字か分かりませんとの事でしたが、特徴のある書体でした。
20180620追加彫刻 1.jpg
20180620追加彫刻 2.jpg
お客さまのご希望で 既存の文字に出来れば似せてほしいとの事でした。
最近では、現場での彫刻作業が多いのですが、今回は工場に持ち帰っての作業になりました。
20180620追加彫刻 3.jpg
20180620追加彫刻 4.jpg
工場に持ち帰った石は彫刻する箇所にゴムが貼り付けられます。今回は3人分の彫刻です。
貼り付けられたゴムに、既存の文字に似せた手書きの文字を慎重に、また頂いた原稿と間違えがない様に書いていきます。次に ゴムに書いた文字になぞってカットしていきます。カットした部分と剥がすと、剥がした所だけが石の表面が現れます。
そうして準備が出来たら、サンドブラストにて彫刻にかかります。仕上げにペイントを施し完成です。
20180620追加彫刻 5.jpg
20180620追加彫刻 6.jpg
仕上がりも良く お客さまにも大変喜んで頂けました。

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yoshidumi
yoshidumi

こんにちは、本店の義積です。昨日の朝には大きな地震がありましたが、皆様の周辺では被害に遭われませんでしたか?被害に遭われ方におかれましてはお見舞申し上げます。

さて、今回は前回に引き続きトライやるウィークの工場編です。工場では彫刻を終えた商品のゴムシートはがしと、作品づくりを体験してもらいました。
まずはゴムシートはがしです。こちらは神社で、参拝者が身を清めるために、手を洗い、口をすすぐ場所に使用する石です。「両手と口を洗い清めることによって心(魂)も清める」という意味で、「洗心」という文字が彫られています。この文字を彫刻する為に貼られていたゴムシートを剥がして行きます。
20180619トライやる1.JPG
記念に写真撮影。
1528428084894.jpg
次は作品づくりです。好きなイラストと文字を書きゴムシートに写します。ゴムシトーが石かはがれないように専用の「のり」を塗ります。
20180619トライやる4.JPG
彫刻する部分のみゴムシートを剥がして行きます。
20180619トライやる3.JPG
最後は、色を塗ります。
20180619トライやる6 (2).JPG
最後に技術部の若手3人と共に。(みんな若いなあ~)
20180619トライやる6 (1).jpg
後日、中学生の二人からお礼の手紙が届きました。この5日間で「挨拶を大切にする。」「頼まれた事は最後までする。」を学んだと書かれていました。この体験が、これからの人生のどこかで役立って欲しいと願います。お疲れ様でした(^-^)。

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ここにも注目!

2018年06月18日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

滝野店の髙梨です。

先日、こだわった新しいお墓を建てさせていただきました。
張石スロープ.JPG
とても広い墓地です。
そして、こだわったところはここ!
スロープアップ.jpg
分かります?そう、アプローチ部分をスロープにしました。
お墓=階段というイメージってありませんか?
今回、それを払拭してみました。
まず、足を上げることが少なく出来ます。(転んだりすると大怪我にもなりかねません)
それと張石施工で勾配をつけていますから見ての通り水を流しても水切りが早く、水垢汚れの心配も少ないです。
先でご高齢になっても苦にならず、いつまでもお墓参りが出来ますね。

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撥遣供養

2018年06月17日 08:00

園中 憲二
園中 憲二
篠山店の園中です。
今回は、新しく出来た墓地に代々墓を建てたのを機に、既存の墓地を整理しする工事と石塔の撥遣供養(はっけんくよう)の様子を紹介します。
2017011撥遣供養01.JPG
撥遣供養とは仏像・石塔・位牌から命を抜く法要のことで、魂抜き・お性根抜きとも呼ばれています。
2017011撥遣供養02.JPG
石塔の一基一基に対してお線香を手向け、ご住職に拝んで頂き、お性根抜きをしてもらいます。
当該碑撥遣済01.JPG
当該碑撥遣済02.JPG
お根性が済んだ石塔には、その証として「当該碑撥遣済」と書かれた塔婆を取り付けいきます。
墓石は・・・
201806墓石解体移動01.JPG
一つづつ丁寧に解体して、竿石は安置する場所へ。
201806墓石解体移動02.JPG
コトコトコト・・・と台車に乗せて道からはずれないように慎重に運びます。
201806石塔集積場.JPG
撥遣済みの塔婆が付いている石塔を解体して撤去し、竿石は集積場所に安置しました。
201806撤去後.JPG
最後に、墓石があった場所を整地して終了です。
この一連の作業を終えて、施主様もほっと安心されたようです。
古くから続いている家では、まだこのような状態のところも多くあると思います。
「どうにかしたい」と思っていてもなかなか手につけにくいと思いますが、まずは、今後の事を考え、どうしたいか。を、ご住職にご相談してみてはいかがでしょうか。当社でも、全力でサポートさせていただきます。

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石のブラスト加工

2018年06月16日 09:00

yoshida
yoshida

滝野店の吉田です。

今回のお客様は、ご主人が建てられたお墓を最大限に使ってリフォーム工事をしたいとのご要望で、その中には、踏石を雨の日に滑らないように、またあまり目立たないように加工をしてほしいとのご要望もございました。
石の滑り止め加工は、ビシャン仕上げ・コタタキ仕上げ・バーナー仕上げ・ブラスト仕上げがあります。踏石は、白みかげ石の切削で、なるべく見た目の変化の少ないブラスト仕上げにて提案させていただきました。ビ
シャン仕上げ・コタタキ仕上げは、特殊な道具を使って石をたたいて加工しますし、バーナー仕上げは、字のとおりバーナーで石の表面を焼射して毛羽たたせますので、見た目の変化はあります。ブラストは複雑な彫刻も出来ますので、石に色んな模様をつけることが可能です。
ブラスト加工.JPG
ご自分で、デザインを考えられたらいかがでしょうか。

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過去帳で家族の記録を残す

2018年06月15日 08:00

篠山店事務スタッフ
篠山店事務スタッフ
こんにちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡
先日、お客様より古いお位牌がたくさんあって・・・
とのお話がありました。
古いお位牌をまとめるなら以前にもご紹介した回出位牌がおすすめです。
が、記録を残しておくなら「過去帳」という手もあります。
20180615_04.JPG
過去帳とは、故人の記録を残す帳面。
宗派によっては、お位牌の代わりになる仏具の一つです。
記載する内容は、戒名(法名)、没年月日、俗名、享年。
20180615_03.JPG
(左)日付入、(右)日付無があります。
日付入の場合は、亡くなった日に応じて記載。
毎日、日をめくるたびに、故人を思い出すことが出来ます。
また、法要をする場合にも、日付が入っているので忘れることがなく便利な点もあります。
日付無の場合は、亡くなった順に記載していきます。
戒名(法名)以外、亡くなった方の情報をプラスで記載したい場合(事業を起こしたとか○○卒とか)は日付無の方が便利かもしれません。
そうすると、祖父はこんな人だったんだなぁ。と思い出すことが出来、伝えることも出来ます。
20180615_01.jpg
↑日付入(記載例)
 22日に亡くなったので「廿二日」のページに。
 この日が来ると思い出します…
20180615_02.JPG
過去帳を仏壇前に出して置く場合は、「見台」という台にのせて使うと便利です。
帳面が開かないような機能付き。
家族の記録を残したいと、お考えの方、お店には、様々な過去帳と見台を揃えています。
お気軽にお問い合わせ下さい。

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お墓の展示場

展示会 320日(木・祝)~30日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く