森田石材店ブログ - ちょっと考えてみました -
四十九日とは?故人を想う大切な節目
2026年04月01日 08:00
本店の垣崎です。
「四十九日」と聞くと、葬儀のあとに行う法要のイメージがありますよね。でも、ただの決まった日というわけではなく、故人や遺族にとってとても大切な節目です。
仏教では、人は亡くなったあとすぐにあの世に行くのではなく、「中陰(ちゅういん)」という期間を49日間過ごすと考えられています。この期間中は7日ごとに区切りがあり、最後の7回目が四十九日。ここで、故人の魂の行き先が定まるとされるため、特に重要な日とされています。
多くの家庭では、この日に親族や近しい人が集まり、法要を行ったり、仏壇やお墓に手を合わせたりします。また、この日を目安に納骨や位牌の整理を行うこともあります。地域や宗派によってやり方は少しずつ違いますが、共通しているのは「故人を偲ぎ、感謝の気持ちを表す日」ということです。
さらに、四十九日は「忌明け」とも呼ばれます。これまで控えていたお祝い事や慶事も、少しずつ再開できるようになる節目でもあります。大切なのは形式にこだわることではなく、静かに手を合わせ、故人を想う時間を持つこと。心を込めて過ごすことで、きっと故人にもその想いが届くでしょう。
四十九日は、故人をしのぶだけでなく、遺族にとっても気持ちに一区切りをつける大切な日です。無理のない形で、自分たちなりの時間を過ごしてみてください。

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言葉の奥深さ
2026年03月13日 08:00
篠山店事務スタッフです。
言葉には、日常の中に溶け込みながらも、実は多くの意味を持つものがたくさんあります。
中でも「石」という言葉は、とても興味深い存在です。
私たちの身の回りで当たり前に目にする一文字ですが、使われ方を見ていくと、その表現の幅広さに驚かされます。
「石」のつく言葉は、「石」から始まるもの(石垣、石碑、宝石など)、熟語(岩石、化石、磁石、墓石など)、そして、ことわざや四字熟語と多岐にわたり、硬さ、不動、価値、薬、単位など多様な意味合いで使われています。
例えば「石垣」は守りの象徴、「宝石」は美しさや価値の象徴として使われます。同じ「石」でも、意味は大きく異なりますね。
言葉は目に見えませんが、人生の節目で大きな影響を受けることがあります。
『お墓と石は違います。手を合わせてくれる人があって初めてお墓といえます』
わたしの新しい一歩、入社のきっかけとなった言葉です。
形あるものに意味を与えるのは、人の想い。
入社して6ヶ月、あらためて本当に素敵な言葉だと感じます。

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嗅覚を研ぎ澄ます。
2026年03月04日 08:00
こんにちは。本店スタッフです。
葬祭部の部門長が「俺、カメムシ臭くない?」と言ってきた時に、そういえば以前「血の匂いがする香水」を嗅がせてもらったのですが、その時の感想が「カメムシ臭い…」だったことを思い出しました。
と、そんな話は置いておいて。
香水には色んな世界観があります。ならば、お墓をイメージした香水も必ずあるはず!ということで、ブログのネタにしようと情報収集を始めました。
まずは、国内で入手可能なものから。
Demeterというアメリカのメーカーが出している香水です。日本でも販売展開されているので簡単に入手できます(Amazonにも取り扱い有り)
ここは本当に色んなものをイメージした匂いを出しているので、香水が苦手でなければぜひ一度検索してみてください。Kitten Fur(子猫の毛皮)やPuppy’s Breath(子犬の息)なんて香りもありますよ。
その中で、私が選んだのは…

・Dirt
これは公式で「お墓」を謳ってはいないものの、お墓っぽいというレビューがいくつかあります。
日陰で湿り気がある墓地。昔、我が家のお墓があった場所がまさにこんな感じでした。子どもの頃お墓参りに行き、おばあちゃんやお父さんがお経を唱えているあいだ「退屈だなぁ」と思いながら、手を合わせるのはなんだか恥ずかしくてじっと足元を見つめていた。あの土の色。苔が生えてしっとりとした冷たい積み石。
そんな情景を思い出す匂いでした。
次に、海外から取り寄せた香水(厳密には香油ですが)

今回お墓の香水を探していて知ったブランド「Black Phoenix Alchemy Lab」 サイトを見た瞬間、私の好きな世界観過ぎて一気にアドレナリンが放出されました。公式通販は日本への配送対応可。※ただし注文してから発送されるまで結構時間がかかります。私はちょうどホリデーシーズンと被ったので、手元に届くまでに約6週間かかりました。
そして、私の購入品から「こいつ、お墓の匂いを探してるな」と感づかれたのか、お墓系(?)のおすすめ品一覧表を入れてくれてました。商売上手ですね。
では、鼻の性能には全く自信がありませんが、レビューをしていきたいと思います。【IN THE BOTTLE】が瓶から直接嗅いだ感想。【WET】が肌に乗せた時の感想です。
・Graveyard Dirt
「これは純粋な墓場の塵の香り。墓の土が飛び散り、墓石の苔が軽くふりかかっている」
【IN THE BOTTLE】名前からして、ずばり墓地の土。期待が高まります。嗅いでみると、うわ!草だな~。チガヤみたいなシュッとした葉っぱが頭に浮かびました。このお墓、防草施工・ファイバーレジンをした方がいいですよ。
【WET】この商品はファブリックスプレーだったので、肌には乗せていません。
・Deep in Earth
「愛しい人は土の奥深くに横たわり、私はひとりで泣かなければならない。ローズゼラニウム、スパニッシュモス、アイリッシュイチイ、そして墓地の土」
【IN THE BOTTLE】最初に頭に浮かんだのが「根っこ」でした。次にお漬物。根っこのお漬物ということは大根?
【WET】甘さのないスイカの匂い。スイカそのものではなく「スイカの匂い」の匂い。それから、薔薇の匂い付きトイレットペーパーみたいな偽物の薔薇。時間が経つとベビーパウダーのような匂いに変化していました。
ちなみに、アイリッシュイチイて何?と思って調べてみたら うわ~~家の庭に植えてある木だ。

・Buria
「大地の暗い側面。深く陰鬱な森の香り。墓地の土をひっくり返したような香りと死者への花の供え物が混ざり合う」
【IN THE BOTTLE】名前の意味は埋葬です。めちゃくちゃ針葉樹の匂いがする!それとゼラニウムのような鼻の奥がキュッとなる尖った匂い。
【WET】さっきの尖った感じはなくなって、一瞬石鹸…のように感じるのですが、ちょっと違う。なんだろう、何か懐かしさを感じる。思い出せそうで思い出せない~~を数日繰り返しています。
・Nosferatu
「古い忘れられた地下墓地のような乾いた空気、乾燥したハーブと土、そして赤ワインの膨らみ」
【IN THE BOTTLE】ノスフェラトゥは吸血鬼。バンパイア・ドラキュラとはまた別キャラ。シトラス系の爽やかな匂い。これは、むかし車の灰皿に入っていたビーズの芳香剤!ガソリンスタンドで入れてくれる!あの匂いです。ほかの人のレビューを見ると「赤ワイン」という意見が圧倒的でしたが、私はワインを飲まないのでいまいち分からない…。
【WET】あーワインの匂いがなんとなくわかるかもしれない。いわゆる「芳醇」という二文字が頭に浮かびます。しばらく経つとデパートの化粧品売り場だ。外資系ブランドの香水みたいなゴージャスな香りに変わりました。こんなイメージのお墓に入りたい。
…だんだん、お墓ってなんだっけ?と分からなくなってきました。そして、鼻も利かなくなってきたので次回に続きます。
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文字に込める想い
2026年03月02日 08:00
本店の山崎です。
先日、彫刻方法をみてもらえるように石見本を作ろうとなりました。
そこでその石に刻む文字を何にするか彫刻担当者と打ち合わせをしました。
サンプルだから何でもいいよと言いながら・・・愛?心?絆もよくあるし・・・夢は?
迷う、迷う・・・なかなか決めれません。サンプル石なのにです。どうせサンプル、されどサンプル。一度彫刻してしまえば消せません。
最近は、洋風のお墓も増えてきて正面に「〇〇家」だけではなく好きな文字や言葉を彫刻することも増えてきています。
一文字って、実はとても難しくて奥深いと思います。
文章ではなく一文字・・・見る人の心に残ります。きっとこんな想いを込めたお家なのだなと想像ができます。
迷う時間も家族にとっては大切な時間なのかもしれません。
一文字はシンプル。けれどとても奥深い。あなたなら、どんな一文字を選びますか?

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お線香は何本あげるの?迷ったときの考え方
2026年02月25日 08:00
本店の垣崎です。
お仏壇やお墓参りのとき、「お線香は何本あげればいいのだろう」と迷ったことはありませんか。1本の人もいれば、2本や3本あげている人もいて、どれが正しいのか分からなくなることもありますよね。
実は、お線香の本数には「これが絶対に正しい」という決まりがあるわけではありません。宗派や地域、ご家庭の習慣によって違いがあるのが実情です。
現在の一般的なご家庭では、1本だけ立てるというケースが多く見られます。住宅事情の変化もあり、煙や香りが強くなりすぎないように配慮していることも理由のひとつです。特に宗派を強く意識していない場合は、1本で丁寧に手を合わせれば問題ないと考えてよいでしょう。
一方で、宗派によっては複数本を立てる作法もあります。三本立てる場合は「仏・法・僧」の三宝を表すといわれることもありますし、二本の場合は故人と自分を表すという考え方もあります。また、一本を折って横に寝かせて供える作法の宗派もあります。このように、本数や供え方にはさまざまな形がありますが、どれも間違いというわけではありません。
大切なのは、本数そのものよりも、手を合わせる気持ちです。故人への感謝や近況報告、日々の無事を伝える心が何よりの供養になります。形式にとらわれすぎて不安になるよりも、落ち着いた気持ちでお参りすることが大切です。
もし本数で迷ったときは、まずは1本で丁寧にお参りしてみてください。そして、気になる場合は菩提寺やご家族に確認すると安心です。
お線香は、故人と向き合う時間をつくるための大切な道具です。本数にとらわれすぎず、穏やかな気持ちで手を合わせることを心がけたいですね。

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お供えのお花の色のマナー
2026年02月20日 08:00
こんにちは。
滝野店事務スタッフです。
葬儀やそれ以降のお供えのお花に、とげのある花や毒のある花はタブーとされていることは知っていましたが。
基本的には色にもマナーがあることを知りました。
・四十九日までは白色。
・一周忌までは白色と緑色。
・一周忌以降は白色を中心とした淡い色。
最近では故人さまのお好きだったお花なども多くなってきましたけれど、基本的には白色が選ばれているようです。
白色の花は、日本だけでなく世界中で弔いの花として使われています。
なぜ白色なのかというと、
諸説ありますが、世界的に共通しているのが、白は「純粋」や「無垢」を表すからという説です。

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花言葉に想いを託して
2026年02月04日 08:00
こんにちは、篠山店のスタッフです。
最近では、小さなお墓を建てられる際に、家名や家紋だけでなく、お花の彫刻を一緒に施される方が増えています。
ご自身の思いのままにデザインされるのが一番ですが、彫刻するお花を選ぶ際、多くの方が「花言葉」を大切にされています。
普段、口にするのが少し照れくさいような気持ちを、花言葉という形に変えて伝える。それはとても素敵で、温かい供養の形だと感じます。
世界情勢の不安定さや、いつ起こるかわからない災害など、今の「当たり前の日常」が明日も続くとは限らない時代です。
だからこそ、日頃から感謝の言葉や愛情をきちんと伝えていきたいと、多くの方が心の中で願っているのではないでしょうか。
しかし、いざとなると恥ずかしく、つい心の中だけでつぶやいて終わってしまうことも多いですよね。
私には、遠方の大学院に通い、来年から社会人として自立しようとしている長男がいます。小さい頃は手がかかり大変な時期もありましたが、今では自分の力で進路を決め、頑張って生活しています。
離れて暮らしているからこそ、「次はいつ会えるかわからない」という思いがあり、彼には感謝とエールをきちんと言葉にして伝えるように意識しています。
一方で、身近にいる下の子供たちや両親には、思っていることの半分も伝えられず、つい悪態をついてしまうこともあります。
身近な存在だからこそ、素直になるのは難しいものですね。
「わかってはいるけれど、なかなか言葉にできない」。
そんな大切な人への想いを、お墓に刻む花言葉に託したり、あるいは勇気を出して直接言葉にしてみたり。自分らしい方法で、後悔のないように伝えていきたいものです。
皆様も、大切な方へ届けたい「心の中の言葉」を、一度見つめ直してみませんか?
同じ花でも色によって花言葉が変わります。
お時間のある時に、花言葉検索されるのも楽しいですよ!
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お墓を守るって、こんな方法もあるんだ
2026年01月29日 22:11
代表の森田です。久しぶりの投稿となります。
先日、友人の紹介で「お墓じまい」と「お墓の引っ越し(改葬)」を同時に行いました。 「墓じまいなの?引っ越しなの?どっち?」と思われるかもしれません。実は今回、とても素敵な事例があったのでご紹介します。
■「跡継ぎがいない」実家のお墓問題 ご依頼者は奥様でした。奥様のご実家には跡継ぎがおらず、墓守をする人がいないというお悩みがありました。 現地を確認すると、ご先祖様も多く、古い石碑が8本に五輪塔、さらに納骨式のお墓……と、たくさんの石塔が並ぶ立派な墓所でした。
通常なら、これを更地にする「墓じまい」を想像するところですが、ご夫婦が出された結論は驚くべきものでした。
■「広い実家の墓所」を活かすという決断 なんと、「実家の納骨式のお墓(カロート)を処分し、そこへ『嫁ぎ先(旦那様側)の先祖代々のお墓』を移設する」ことにされたのです。
おそらくご夫婦で何度も話し合われたのだと思います。奥様のご実家の墓所のほうが広いという利点を活かし、両家のお墓を一つにまとめる方法を選ばれました。
■安易に「合祀」を選ばない供養のカタチ もし自分が同じ立場だったら、この選択ができるだろうか? そう思うと、本当に素晴らしいご夫婦だと感動しました。
最近は「墓じまい」というと、すぐに永代供養墓(納骨堂)へ移して終わり、というケースも増えています。しかし、安易に合祀を選ばず、両家一緒に自分たちで供養し続ける方法を選ぶ。 まさに供養の形が多様化している、今の時代に合った選択だと思います。
■管理面もしっかり対策 もちろん、今後管理がしやすいように、墓地の中は防草施工(ファイバーレジン)で仕上げさせていただきました。草抜きのあのお手数を減らし、長くきれいに保てる仕様です。
「お墓をどうしよう」と悩んでいる方、こんな方法もあります。ぜひご参考にしてください。
寒~い時のお墓参り
2026年01月26日 08:00
本店の山崎です。
今日も朝から雪がちらついている本店です。寒いですね~
今回は冬の日のお墓参りについてです。
このあたりは、雪国・・・ではありませんが、それでも寒い冬はお墓にとって要注意の時期になります。
まずは、
水のかけっぱなしに注意!
石のすき間に入った水が凍ると、ヒビやズレの原因になることがあります。
お参りのあと、水をかけたままにせずサッと拭き取るのがおすすめです。
花立・香炉の水は少な目に!
花立や香炉の中の水が凍って、割れてしまうケースも意外と多いです。
寒い時期は水を少なめ、できればお参り後に抜いておくと安心です。
また、凍結した状態でゴシゴシ掃除すると、石を傷めてしまいます。
ちょっとしたことを気をつけることで、お墓も長持ちします。

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仏壇を置く場所
2026年01月21日 08:00
本店の垣崎です。
仏壇は、日々手を合わせる大切な場所です。
「どこに置けばいいの?」「向きに決まりはあるの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
仏壇の配置に絶対的な決まりはありませんが、一般的には次のような点が大切とされています。
『家族が集まりやすい、落ち着いた場所』『直射日光や湿気を避けられる場所』『毎日無理なく手を合わせられる場所』
昔は和室の床の間が定番でしたが、現在ではリビングや洋室に置くご家庭も増えています。大切なのは「気持ちよくお参りできるかどうか」です。
直射日光や湿気を避け、家族が集まりやすい場所がおすすめです。
向きについては南向きや東向きが良いとされることもありますが、住まいの構造に合わせて無理のない配置を優先しましょう。
大切なのは形式よりも、日々心を込めて手を合わせることです。

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