篠山店の園中です。
先日、雲ひとつない素晴らしい晴天の下、建立させていただいたお墓の「開眼供養」が執り行われました。
今回のご依頼は、代々受け継がれてきた古いお墓(古碑)の整理と、新たな供養の形としての建て替えでした。

工事にあたり、古いお墓(古碑)は撤去させていただきましたが、ご家族にとって唯一無二の存在である「英霊碑」だけは、大切にそのまま残す計画といたしました。
この英霊碑には、先代が守ってこられた誇り、そしてお亡くなりになった「戦地」が刻まれています。
撤去して新しくするのではなく「これまで通り大切に受け継ぐ」という施主様の強い想いを形にするため、新設した外柵の中に、新たな五輪塔と並ぶ形で配置いたしました。
式当日は、これ以上ないほどの日本晴れ。
お寺様の読経が響き渡る中、参列されたご親族の皆さまが、英霊碑の前で足を止められている姿が印象的でした。
刻まれた戦地の名を確認しながら、
「ここで戦っておられたんだね」
と、改めて故人を偲び、歴史を語り合っておられました。

新しく建立した「五輪塔」が太陽の光を浴び、その横で歴史を物語る英霊碑が静かに佇む光景は、まさに「過去から未来へと繋がる供養の姿」そのものでした。
今回、外柵を新設したことで足元も整い、より安心してお参りいただける空間になりました。
英霊碑に刻まれた想いとともに、この新しいお墓が、これからもご家族の絆を繋ぐ場所となったと喜んでいただけました。


