古いお墓の文字を読む勉強会

2022年08月30日 08:00

森田 浩介
森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

先日、日本石材産業協会の大阪府支部主催の勉強会に参加しました。

 

勉強会のタイトルは、

実践・墓石解読法 ~考古学から見た近世の墓石~

講師は朽木量先生。

千葉商科大学政策情報学部の学部長をされています。

専門は考古学で私たちとは違う観点からお墓を見ておられます。

なかなかのお墓好きぶりで、お話を聞いていてとても楽しかったです。

テレビ大阪の「お墓から見た日本」にご出演もされています。

残念ながら私の住んでいる地域はテレビ大阪が映らないのですが、Youtubeでも見れるようです。

ぜひ見てみようと思います。

 

例えば、「文政四天」と書かれているとします。

この場合「天」は「年」と同じ意味で使われています。

他にも年と同じ意味で使われる漢字はたくさんあります。

「季」「暦」「歳」「稔」「載」「祀」などがあるそうです。

 

お墓では見たことがない漢字に出会うこともしばしばあります。

そんな漢字でも、漢字の部首とつくりが左右逆になっているもの。

上下に並んでいるもの。意味は同じで別の形になっているもの。

つくりだけが外に出たもの。似たような形・・・。

読み方のコツを知っていれば、ある程度のものは読めるなあと思いました。

 

石の年代を調べるのに年号は大切ですが、干支で表現されている場合も多くあります。

そんなときの早見表もいただきました。

明日から古い石造物を見るのが楽しみになってきました。

当日の資料です。

一番右のDVDは別途購入いたしました。

お墓の展示場

見学会 次回は9月を予定しています。

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