森田石材店ブログ 【アーカイブ】 - 2018年06月 -

仏壇のローソクにご注意

2018年06月02日 08:00

髙梨 剛

滝野店の髙梨です。

数年前にご縁を頂きました仏壇のユーザー様よりTELを頂きました。「仏壇が大変なことになったので、見に来て頂けませんか!」との事でしたので、早速ご訪問しますと・・・
「えーっ!?」っと、
ただただ驚きました。
焦げ1.JPG
これは仏壇の天井部分です。焦げています・・・そう、ローソクの炎が天井部まで当たっていたのです。少し小さなモダン仏壇だったのですが、大きめ(長い)ローソクを使用されていたらしく、しかもその場を少し離れておられたと。
しかし、これで済んでまだ助かりましたよね。仏壇のローソクが原因で火事になることもよく耳にします。
先祖様を祀ることは大変ご立派なことです。ただ、火の元にはくれぐれもご注意ください。
尚、焦げた部分は紙ヤスリで薄めにし、ニスを塗り直して修復致しました。

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鯉の滝登り

2018年06月01日 08:00

園中 憲二
篠山店の園中です。
今回は、五輪塔と霊標と鯉の滝登りの石像のあるお墓の紹介です。
亡くなったご主人が好きで飼っていた鯉を何とか形にして欲しいとのご希望でした。
ご希望に添えるようにいろいろ考え、「鯉の滝登り像」をご提案しました。
ただ、それだけだと故人だけのお墓のようになってしまいます。
20180601-2.JPG
お客様のところには、たくさん古いご先祖様があり、その方達を供養するお墓も必要でした。そこで、五輪塔と霊標を配置し、きちんとご先祖様も祀れるお墓に致しました。
20180601-1.JPG
それぞれ家には、ご先祖様、故人に対してのが思い違います。各家にあった供養の仕方があると思います。
このように、思い出を形にして残すことで、いつも近くに感じることが出来ます。
何かできないかな?とお悩みの方。
どんなことでも、ご相談して下さい。

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熊本城の石垣

2018年05月31日 12:00

yoshida

滝野店の吉田です。

一年半ぶりに熊本城に行ってきました。仮設屋根も撤去され、しゃちほこも載せられて復興がすすんでいる様子がうかがえます。
今回は、石垣のお話をさせていただきます。
IMG_2479.JPG
被災当時にテレビなどで報道されましたので覚えていらっしゃる方も多いと思います。写真のように石垣の出角(ですみ)積む方法は、「算木積み」といいまして、直方体に加工した石を交互に積んでいく方法です。400年前の石積み技術が、震度7の地震に耐えていることには驚かされます。
石垣.jpg
また、積み直す石には、番号がついております。「H123 4567」とあれば、 H=本丸 123=石垣の面番号 4567=石の番地 という表記です。全ての復旧には、20年とも30年ともいわれております。一年でも早い復旧を願っています。

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お墓に巻いてる白い布

2018年05月30日 08:00

篠山店事務スタッフ

こんにちは(^-^*)/

篠山店スタッフです☆彡

当社では、新しくお墓を建てた時には白い布(晒)を巻いています。
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なぜ巻くのか。それは、まっさらな石塔に魂が入る前に不浄なものが入らないように。との意味合いがあるようです。
20180530-1.JPG

この布は、魂を入れる時(開眼式、建碑式)に外しお客様にお渡ししています。

しっかり洗ったあと使いみちとしては、縁起のよい物と言われているので「妊婦さんの腹帯」「仏壇、お墓の掃除」に使って下さい。

篠山店でも晒を少し縫って掃除に使っています。

20180530-3.JPG 20180530-2.JPG

色付の糸を使って刺し子風に♪ いろいろなバージョンを作ると楽しいかもです。

ぜひ、お試しください☆彡

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形も文字も自由です。

2018年05月29日 08:00

髙橋 圭司

本店の高橋です。

下の写真は展示場に並べていた宮城県産の伊達冠石です。
伊達冠石玄展示場.JPG
写真右側に半分だけ映っているピカピカに光っている石も伊達冠石ですが、これは「玄」というシリーズで、光沢の無い水磨き仕上げになっています。光ってはいませんが触るとツルツルなんです。
デザインモも茶色の自然の部分を使っていますので、この世にひとつしかない墓石となります。
この度は正面の文字もよく目にする「~家之墓」ではなく、お客様ご自身でお考えになられます。
またその文字をお知り合いの方に書いて頂くというものです。
伊達冠石紙の原稿.JPG
紙に書かれた文字を実際に石に張りバランスを見ていきます。位置や大きさを変えてみてベストな物を探り出します。
伊達冠石正面彫刻.JPG
石に彫られるとこんな感じになりました。
墓石のデザイン、主役である文字とその書、全てがオリジナル。世界にたったひとつです。
とても素晴らしいお手伝いをすることが出来ました。
ちなみに周りを囲む巻石もピカピカではない仕上げに合わせました。
伊達冠石外柵.JPG

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デザイン墓石 ~エクリプス~

2018年05月28日 08:00

森田 浩介
仕入担当の森田です。
今日は展示商品をご紹介します。その名も「エクリプス」です。
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この画像はカタログ等でご紹介するCGです。ちょっと神秘的です。
当社では、このお墓の現物を展示しております。まずはご覧ください。
エクリプス篠山店.JPG
こちらは当社のたんば篠山店に展示してあるものです。CGとは少しイメージが違いますが、図面に忠実に作製しております。ちなみに6月のイチオシ商品です。
写真の黒い石が「YKD(インド産)」です。まさに漆黒という黒です。赤い石は「オーロラ(インド産)」です。少し模様がある特徴のある石です。
では次の写真です。
エクリプス滝野店.JPG
同じデザインですが、使っている石を変えただけで印象が変わります。もっと幻想的な雰囲気が・・・。
こちらは当社の滝野店に展示してあるものです。
黒い部分:YKD(インド産)
ブルー部分:バハマブルー(インド産)
カタログではカッコいいと思って注文してみたら、ちょっとイメージと違うなんてことがあるかもしれません。当社ではそんなことも考えて、出来る限り展示場をご覧になっていただきたいと思っております。

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お墓の復刻

2018年05月27日 08:00

上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

関東地方にお住まいの方より「篠山市の山中にあるお墓が倒れているので、直して欲しい」という依頼がありました。
確認に行くと、数年も前から倒れていた様な状態でお参りもあまりされていない様なお墓でした。
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現状の写真を送り施工方法を打合わせしての工事となりました。
まずは、落ち葉などの掃除から始めて。
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倒れている墓石は建て直し、割れているところは接着して直しました。
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すぐ横には戦時中に建てられた辞世の句碑がありました。
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長年、倒れていた墓石に新たに入魂され仏様も喜んで居られると思います。

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旅先で見たお墓

2018年05月26日 08:00

yoshidumi

こんにちは、本店の義積です。

先日社員旅行で長崎に行ってきました。軍艦島はじめ大浦天主堂、グラバー園など異国情緒溢れる長崎の風景を満喫してきました(^-^)
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旅に出ると地元と違う事に驚く事がたくさんあります。私は長崎のお墓を見てびっくりしました。大浦天主堂近くに小さな墓地があったのですが、なんと文字が金色で、お墓の周りの外柵も高く丹波ではあまり見ることができないものでした。
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関西では文字や家紋などは黒色や白色が多いのですが、ここでは全て金色!あまり見た事ないな~。そしてやけに背が高いと近づくと、カロート(お骨を入れる部分)が地面と同じ高さの地上納骨型です。
関西は、墓石のちょうど真下にある土の部分が納骨堂が一般的です。九州地方、沖縄地方のお墓は大きいと聞いていましたが、本当に大きなものでした。九州地方のお墓の特徴は、地上納骨、大きな外柵、そして金色の文字だそうです。
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こちらのお宅のカロートの扉には菖蒲の花が描かれていました。素敵ですね!
観光地も楽しいですが、このような地元の普段の日常生活に触れる事も旅の楽しみです。いつか全国のお墓を見てみたいです。お墓好きにはたまらない旅になるだろうな(^-^)

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軍艦島上陸

2018年05月25日 08:00

森田 茂樹

社員旅行で軍艦島に上陸しました。お天気も良好で船酔いもなく観光できました。

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テレビや写真では見ていましたが、現物を目の前にすると本当に感動です。

さて、上陸をして私の目線はやはり「石・・・」石積みでした。

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防潮堤の石積みです。島の周りは壊れかけた石積みばかりで、年月とともに防潮堤を広げて現在の大きさになったのでしょうね。

この石積みに使われている石は「天草石」だそうです。関西に住んでいる私から見ると「竜山石(高砂市)」の様な雰囲気です。

天草石は色・模様も様々で、温かみを感じます。この島は、お墓・火葬場以外は全部あったと聞きました。

という事は、土建屋さん(石積み職人)もあったという事ですね。

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開眼供養

2018年05月24日 16:52

山崎 倫子

本店の山崎です

このブログでも何度も登場する言葉に「開眼供養(法要)」があります。私たちの業界では、当然知っている言葉で、もちろんご存知の方も多いと思います。しかし、それに接する機会が無ければ、まったく知らない言葉という方もおられるでしょう。私も、この会社に入るまでは聞いたことがありませんでした。
「開眼供養」とは、お墓を新しく建てた時、またお墓を改装した時に僧侶を招いてお経をあげてもらうことを言います。家や建物を新しく建てたら、竣工式を行うようにお墓を建てた時の儀式の事です。もちろん、お墓だけでなく、仏壇・お位牌などでも同じ事を行います。
お墓は建てたすぐは、まだただの石です。この開眼供養を行う事によって、仏さまの魂を迎え入れる準備をします。迎え入れて初めて拝む対象となり、「お墓」になります。そもそも、開眼供養とは、昔、仏像制作において、一番最後に目を書き込んでいました。それによって、仏像に魂が入るとされていた事に由来します。宗派・地域によっては様々な呼び方があり、「入魂式」「お性根入れ」「御魂入れ」などがあります。呼び方は様々ですが、どれもお墓へ魂を入れる儀式の事です。浄土真宗の場合は、お墓に魂を入れるという概念がないため、「建碑法要」「御移徒(おわたまし)」という法要を行います。
簡単に開眼の事を言いましたが、開眼供養をしたからと言ってお墓まいりをせずにそのままにしておくというのは良くない事と思います。頻繁にとはいかないかもしれませんが、実際にお墓に行って手を合わす事が一番の供養になると思います。
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お墓の展示場

展示会 320日(木・祝)~30日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く