森田石材店ブログ 【アーカイブ】 - 2018年07月 -

お墓はどこで加工するといいの①

2018年07月31日 08:00

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森田 浩介
仕入担当の森田です。
今日は石の加工場所についてお話したいと思います。
お墓の石を決めるにあたり、「日本の石」を選ぶか「外国の石」を選ぶかを検討する段階があります。特に関西では神戸型という形が主流で比較的小さいですから、昔から「日本の石」が多くなっています。ですから、どこの石をどこで加工するかは大切な問題なのです。
世界の加工工場中国
さて、今、中国には世界中の石材が輸入されています。もちろん日本にも多くの外国の石材が輸入されていますが、その量は比べ物にならないほどです。まさに中国は世界の加工工場となっています。ですから、
中国の石=中国加工 ではなく、
外国の石=中国加工 と言った方が正しいでしょう。というより、さらに
世界中の石=中国加工
と言われるぐらい、圧倒的に中国で加工しているものが多いです。
中国の工場01.jpg
中国では大量に原石をストックしている工場があります。
日本の石も中国加工?
世界中の石が中国で加工されているのなら、日本の石も中国で加工されているのでしょうか?
正解は、「その通り」です。
多くの日本の石は中国に原石の状態で輸出され、中国で加工して逆輸入されているものも少なからずあります。もちろん日本で加工されているものもあります。
誰が機械のボタンを押すのか
ではなぜ、わざわざ日本の石を中国へ持って行ってまで加工するのでしょうか?それは加工費用が安くなるからです。
墓石の場合、切削から始まり、形を作り、最終の研磨工程に至るまで、機械を使った加工になります。職人が叩いて作るものは技術やセンスの良し悪しが表れ、その違いは歴然としていますが、機械で作るものは「誰が機械のボタンを押すのか」の違いだけで、完成品にほとんど違いがないからです。
日本の工場02.JPG
丁寧な仕事は後世にまで残る作品となる。
ということで、中国の技術も良くなった2004年ごろから、日本の多くの石が中国へと行くことになりました。
機械のスイッチ.JPG
ボタンを押して切るだけというが・・・
全部中国でええやん
「誰が機械のボタンを押すのか」だったら、すべて中国で加工しても良さそうなものですが、昔と変わらず日本で加工しているものもあります。それは、国内の加工のいいところがあるからです。次からは、中国加工と日本加工、そして最近注目のインド加工について、その特徴をお話したいと思います。

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顔を見ながらの石積み

2018年07月30日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

皆様の所は昨日の台風被害はありませんでしたか?
さて、現在施工中で完成間近の篠山市東部の神社の話をします。
今年では加西市、三田市に続いての工事になります。
左近神社10.jpg
各地で被害のあった昨年10月の台風で御神木である大きな杉の木が倒壊しました。被害は左側の玉垣と石垣と神前灯籠などで幸いと言ってよいのかわかりませんが、上にある本殿、鳥居は被害を免れました。
左近神社20.JPG
左近神社22.JPG
崩壊した左部分の石垣の積み直しになります。
石垣と言っても御影石の切石ではなく、昔に山から取り出した自然石の山石です。
左近神社24.JPG
左近神社30.JPG
石には、特に自然石には顔(向き)があるといわれます。ひとつひとつ石の顔を見ながら積んでいきます。
ベテランの職人になると石のほうから「この向きで積んでくれ」という合図があるそうです。
左近神社32.JPG
左近神社34.JPG
左近神社36.JPG
写真ではわかり難いですが、石垣の勾配は現存の右側の石垣と同じになるように塩ビパイプを曲げて丁張りしています。
左近神社50.JPG左近神社60.JPG
左近神社70.JPG
左近神社80.JPG
切石積み以上に手間のかかる石積みであり、最も職人のセンスが現れる石積みです、完成間近です。

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お墓参りの季節です。

2018年07月29日 08:00

義積 由香里
義積 由香里
こんにちは、本店の義積です。
私は先日友人と北海道に旅行に行きました。毎日40度近くある関西と違い、北海道は25度前後で大雪山にはなんと雪が積もっていました。同じ日本でも気候は全く違うのですね。
旅行中、ホテルでテレビを見ていますと、北方領土の元島民と家族が島に残る先祖の墓を訪ねる「北方墓参」で歯舞群島の多楽島を訪れていたというニュースを見ました。お墓が北方領土にあり、お墓参りは手続きがないと自由に行けないそうです。
年配の方がインタビューを受けていて、
『年が年なので今年が最後かも知れない。』と言われていました。自由にお墓参りができないなんて、様々な事情があるとはいえ、せつない事ですね。
北海道は観光地で有名ですが、昔は未開拓の地で罪人等が獣道さえない森を寒さや飢えに苦しみながら道を作った歴史あり、今の北海道があるとバスガイドの方に聞きました。広い大地を見ていると、平和な時代に生まれた事を幸せだと思いました。
20180728北海道.jpg
さて、お盆といえば多くの方がお墓参りに行かれます。しかし、世の中にはお墓なんていらない、自分の骨は海に撒いて欲しいと全ての方がお墓の必要性があると思っていない方もいらっしゃいます。私は手を合わせる場所は、やはりお墓や仏壇であり、毎日の暮らしに感謝する時間が大切だと思います。
この本には生きる事はどういうものか、お墓参りの楽しみかたなど、理解しやすい言葉で書かれています。毎日を楽しく暮らすきっかけになるかも知れません。
20180728本.jpg
※この本は山南町の本店に置いてあります。
石積み検定

2018年07月28日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹
代表の森田です。
兵庫県石工技能士会主催の前期技能検定(石積み作業)が兵庫県の香美町で開催されました。
1級12名、2級2名の合計14人の申込みがあり、通年の倍の参加人数となりました。
受験者のお話を聞くと、最近の公共工事は免許の提示も厳しくなってきたから・・・と方が多く、大阪・和歌山からも来られました。
IMG_6997.JPG
受検者は、課題の作成時間が3時間という短い時間と、検定の緊張感との戦いの中、気温37度の猛暑もあり、終わった時は皆さんぐったり状態でした。
C0004.JPG
一つ一つ間知石を加工して積み上げます。
積み方は「矢羽積み・谷積み」と言われる工法です。
みなさんお疲れ様でした。
追伸
14人の審査をするのに3時間かかり、さすがに私も疲れました。

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お墓の展示場

見学会 118日(土)~26日(日)

山南本店
山南本店久下小学校近く
滝野店
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店
たんば篠山店丹南篠山IC近く