数珠の意味

2018年06月25日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子

本店 山崎です。

葬儀参列などの際に、欠かす事の出来ない物の一つに数珠があります。私たちにとって、身近な仏具です。

そもそも数珠は、念珠とも呼ばれ、もとは念仏を唱える時に何回唱えたかを数える際に玉を一つずつ数えるために使われていました。玉の数は、108個が基本とされています。
108という数は心に108の動き、変わり、乱れがあるという煩悩を表す数字です。最近では、半分の54個、さらに27個などといった数珠もあります。
また、数珠が丸い輪になっているのは、仏の心を私たちの心の中に通し、丸く素直になる事を意味しています。持ち主を守る厄除け、お守りとも言われており仏との縁をつなぐ仏具です。
数珠の数は各宗派によって異なり、おおよそ70種類もあると言われています。宗派ごとの数珠を本式数珠と言いますが、どの宗派でも使う事の出来る「略式数珠」を最近では使う人が多いようです。
急な葬儀では数珠を持たない事は失礼には当たりませんが、数珠の貸し借りはマナー違反になりますので、ご自分好みの一つを持っておくとよいですね。
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