専門学校でお墓の授業

2017年12月09日 08:00

森田 浩介
森田 浩介
仕入担当の森田です。
先日、人生で初の講師をしてまいりました。
東京の巣鴨にある「駿台トラベル&ホテル専門学校」。ここの葬祭マネジメント学科(お葬儀の専門)では、お墓ディレクター検定の講義があり、後期9月~1月までの授業を受けると「お墓ディレクター検定2級」の受検資格が与えられます。
駿台トラベル.jpg
お墓ディレクターとは、
『一般社団法人日本石材産業協会が認定する資格で、お墓に関する幅広い知識と教養を兼ね備えた人です。お墓ディレクターには、1級と2級があり、同協会が主催するお墓ディレクター検定試験に合格する事で取得することが出来ます。検定試験では、お墓の種類や形状、歴史や文化、石材の種類や加工法、墓地、埋葬に関する法律、供養に関する知識など、お墓に関する幅広い知識が問われます。』(お墓ディレクターホームページより抜粋)
私たちの業界ではかなり硬派な資格です。
実は、私、日本石材産業協会でこちらの資格試験を担当させていただいておりまして、今回は15コマのうちの1コマを任された訳なんです。ですから、得意不得意に関わらず半ば強制的なのです。
さて、私の担当授業は「宗教とお墓①」というところ。どう考えても、このタイトル聞いただけで睡魔が襲ってきそうです。しかも、話すのは歴史が苦手な私です(お墓のことは分かりますが・・・)。
授業風景.jpg
パワーポイントを約50枚作成し、テキストに従って解説を加えながら、学生さんが退屈しないように(と言っても無理か。。。)授業を進めました。が・・・これが予想以上に難しいらしく、とても退屈そうな表情が見えます。いつもは話を聞く立場ですが、講師の先生って大変なのですね。
宗教の概要から日本人の信仰、神道の説明、そして仏教が伝来してから鎌倉新仏教に進み、最後は明治の廃仏毀釈までの流れをおよそ90分で話しました。途中で、五輪塔や宝篋印塔の説明も交えました。
私たちが普段扱っているお墓は予想以上に言葉が特殊なようで、説明をしながら、時々???が飛び交っていました。言葉の定義をもっと丁寧にしないといけないなあと思いました。
こう考えると、当社の展示場の説明ももっと工夫しなければならないですね。こちらが分かったつもりでも、お客様には伝わっていないのかもしれないですね。

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お墓の展示場

見学会 次回は9月を予定しています。

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