壺のままで納骨

2017年07月20日 08:00

髙橋 圭司
髙橋 圭司

本店の高橋です。

個人的な話で申し訳ありませんが、私の父親(故人)は石川県金沢の出身であります。
少し前の話にはなりますが、納骨の時にそれ以前のお骨がどんなふうに納骨されているのか見てみました。
小さい頃からお墓参りには訪れていましたが、中を見る機会は無く今回が初めてです。
カロート.JPG
上の写真は、今現在、私が仕事としている森田石材店のお墓の納骨部分です。
ご覧の様に四方を石で囲みますが底は何も無しです。お骨が土に還る為にです。
下の写真は高橋家のお墓です。
高橋 011.jpg
昭和11年の建立です。
高橋 007.jpg
なんと中には骨壺がそのままで入っていました。
20170720修正.jpg
20170720-2修正.jpg
上が昭和9年、下が昭和43年です。
どちらも火葬されたお骨が壺のまま納骨されていました。
森田石材店のある中兵庫地域においては考えにくい状況です。お骨は土に還らせてあげるというのがこの辺りの習慣です。
壺のままだといつまで経っても還りません。おそらく火葬設備の整備状況の違いが要因かと思われますが、地域の習慣の違いという事でしょうね。
もちろん、父のお骨も現地の習慣に合わせることにしました。

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