掃除しやすくシンプルで

2022年08月22日 08:00

河合 邦彦
河合 邦彦

滝野店の河合です。

少し前、姫路のとある墓地でお墓の建立をさせて頂きました。

お父様が亡くなられ、奥様と息子さんからの依頼でした。

 

石は息子さんが濃いめの色がお好みとの事。

形は周りと合わせて、お参りと掃除がしやすいようにシンプルな形で。

亡くなられたお父様は機械職人で寡黙な方だった等、色々話伺いながら打ち合わせを重ねていきました。

 

当社に来られる前に別の石材店にも足を運ばれてましたが、施工内容の確かさ・免震・アフターフォローの手厚さ・誠意を感じれるかといった面で当社を選んでいただきました。

ありがたい事です。気持ちが引き締まります。

基礎は勿論しっかり職人さんがしてくれてますので安心です。

外柵や玉垣を組んでいきます。

区画の後ろに生垣と傾斜があり、落ち葉や砂が落ちて来るので玉垣を土止めにし敢えて柱の無い形にしました。

仕上げはファイバーレジンを選択して頂いてます。

完成し開眼式も執り行いました。

偶然にも完成したのがお父様の誕生日の数日前で、

「お父さんの誕生日プレゼントになったわ」と喜んで頂けました。

開眼式当日も親類の皆様と、良いのが出来て良かったね、と話されてました。

先輩方にも助けて頂きながらですが、良いお手伝いが出来たと思います。

文字が浮かぶお線香!?

2022年08月19日 08:00

垣崎 美保
垣崎 美保

こんにちは。

本店の垣崎です。

今日は少し変わったお線香を紹介したいと思います。

それがこちらの『経文香』と呼ばれているお線香。

初めて見たときはお線香と気づきませんでした。

『経文香』は燃え尽きた灰の中に箱に書いてある文字が浮かび上がるお線香で、燃え尽きるとこんな感じになります。

お経を唱えたようなありがたい気持ちになります。

宗派によって少し違いがあります。

  • 南無釈迦牟尼佛 →曹洞宗・臨済宗
  • 南無阿弥陀仏  →浄土宗・浄土真宗・天台宗
  • 南無大師偏照金剛→真言宗
  • 南無妙法蓮華経 →日蓮宗
  • 先祖代々供養  →共通

と色んな種類の経文香があります。

たまにはいつもと違ったお線香をと、思われる方は是非使ってみてください。

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霊標の文字の色を変えました

2022年08月18日 08:00

眞下 尚利
眞下 尚利

滝野店の真下(ましも)です。

今回はリフォーム工事をさせていただいたお墓のお話です。

 

リフォーム工事の一環で、霊標(宗旨によって法名碑や別名で戒名板などと言う事もあります)の色の変更をさせていただきました。

 

他社で建てられたお墓で、戒名(この宗旨では法名と言います)等の彫刻色が白になっています。

最初はキレイだったと思いますが、時間が経つと白色は見えにくくなっていきます。

当社も白色で入れる時もありますが、このようなグレー系の石種の場合は黒色を入れます。

 

作業後です。黒色にしましたので、くっきり見やすくなったと思います。

標題(「○○家之法名碑」の部分です)は、引き続き白色のままで、色の入れ直しをさせていただきました。

 

防草対策の「ファイバーレジン施工」もさせていただきました。

 

古いご先祖様の石は撤去して、霊標の位置を変更しています。

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滝野店事務スタッフ
滝野店事務スタッフ

滝野店事務スタッフです

8月の半ばを過ぎましたけれど、まだまだ暑さは続きますね。

今年はお盆休みに息子家族が帰省して、バタバタと過ごしました。

しかし、忘れずにおじいちゃんにお線香をあげてくれるのはいいのですが、長男夫婦はチャッカマンで直接お線香に火をつけました。

次男はきちんとロウソクからつけましたが、たてたお線香が1本でした。

母が四十九日を過ぎたら3本だと注意していましたが、間違ってる~!!

本数は宗派によって違うのよ、みんながほとんど自己流です。

さすがに火のついたお線香に息を吹きかけて消すことはしませんでしたけれど。

もう少ししたら父の七回忌の法要です。

その時にはきちんとマナーを覚えて帰ってほしいものです。

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中道 祥貴
中道 祥貴

本店の中道です。

お客様の声を頂きましたので、ご紹介させて頂きます。

お父様の一周忌の法要に合わせて、建墓されました。

お骨をご自宅に置かれていましたので、法要に合わせて開眼と納骨もされました。

先祖の墓石が沢山あり、以前からお父様がお墓の整備をしたいと思われていたそうです。

施工前 墓所が2ヶ所にあります。

鉄筋入りベース

基礎ベース完成

ブロック積みと間知(石垣)積み

外柵(間知舞台)完成

石塔建立

完成

お客様の声

良いお手伝いが出来ました。

M.Yさまありがとうございました。

最近、流行りつつあるんです

2022年08月10日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

本店の髙梨です。

先日、新しくお墓を建てさせていただきました。

花立のあたりが一般的な墓石とは異なった形をしています。

弊社が取り扱いさせて頂いております墓石で「開楽型(ひらく型)」という名称です。

以前もご紹介させて頂いているこの墓石、いろいろ特性があるのですが一言で「ウリ」を言いますと、

とにかく「納骨が楽!」です。

通常の墓石は家紋の入った水鉢と呼ばれる大きな石の塊(だいたい60~90㎏程度)をケガしないように、

ぶつけて欠けさせないようにと慎重に動かしたり、倒したりするのですが、この開楽型は違います。

前部の観音扉を開けると、奥側には引き扉があり、それを手前に開けるだけで納骨堂が現れます。

※納骨堂は地下にあるので見えません

それぞれ片手でも出来る簡単方法、しかもどちらの扉もストッパーがついてて安心です。

お参りが終われば前と奥の扉との間に付属の湯呑と線香立(ともに石製)を収納して帰れます。

この重たい石を動かさずに納骨できる「開楽型」。わりと最近人気あるんです。

 

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園中 憲二
園中 憲二

篠山店の園中です。

今回は、5軒一緒にした工事をご紹介致します。

内容は、今まで埋め墓(ミバカ)だったところに新しくお墓を建て、参り墓(キヨバカ)にあるお墓を整理する工事でした。

ここの集落では、昔から亡がらを埋める墓地とお参りをするだけの墓地の2ヶ所の墓地を使う両墓制で供養をされていましたが

「自分達まではいいけど、子供の世代で2ヶ所の墓地を管理するは大変だろう」

との考えがまとまり、5件一緒に埋め墓に移動することになったそうです。

参り墓からお墓を移動させます。

こちらが工事後の写真です。

お客様からは

「一統の5軒揃って一緒に移れたことが何よりもよかった。区画前の通路も共有で広く取っているので、お参りがしやすいお墓になった」

と言っていただけました。

 

また、

「先祖が眠っている所を掘り起すことなく工事を出来たのも良かったし、お墓の後ろに埋め墓があることで、なんとなく先祖が見守っているような形になった。それも良かった」

と喜んでいただきました。

森田 浩介
森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

先日、こんな質問を受けました。

 

Q.今のうちに墓じまいしたほうがいいと思うのですが・・・

 

ご相談者の方は40代後半、ご両親はまだご健在で、お子さんはひとり娘ということでした。

現在のお墓は車で30分ほどの実家の近くにあります。

霊園や共同墓地ではなく、山の麓にある昔ながらのみなし墓地です。

管理料などは支払う必要はありませんが、親戚数件で草刈りや道の整備などをしなければなりません。

自分が元気な間に墓じまいをして、娘の負担にならないようにしたいとのことでした。

 

管理ができない問題

確かに、このような個人の墓地の場合には管理が大変です。

その墓地に関係する家が皆さん健在で、なおかつ近隣に住んでおられるのであれば悩むことはありません。

しかし、絶えてしまう家があったり、後継者の方が遠方に定住されたりして一件、また一件と減っていきます。

そうなると維持管理は難しくなってしまいます。

こんな場合、まず考えられる方法としてはお墓の移転があります。

いわゆるお墓の引っ越しです。

引越し先は様々、近くの共同墓地や霊園が候補になります。

これで墓地の管理という問題は解決されます。

※写真はイメージです。

 

でもひとり娘でいずれ家を出ていくのだから

まずはご両親がお亡くなりになったら、それを弔うのが子供の役目ではないでしょうかとお伝えしました。

それは充分にご理解されていて「もちろんそれはしっかりとやります。」とおっしゃいます。

すでにお墓があるのですからそのお墓にご納骨されるのが自然ですね。

娘さんにとっては、自分が知っているお爺ちゃんお婆ちゃんがそのお墓に入ることになります。

今まではお墓には関心がなかったかもしれませんが、今後はお墓参りに行く習慣ができることでしょう。

今、お墓を無くしてしまうと、そんな大切な体験ができなくなります。

 

お骨の行方はどうする?

お墓を無くしてしまうということは、そこに眠っている故人を何処か別のところに移さなければなりません。

具体的には納骨堂や永代供養墓が候補になります。

もちろんそれでいいのですが、それなりの費用はかかります。

お墓があれば、そのままの方が経済的な負担は少ないです。

そしてもうひとつ、お墓にはお墓の良さがあります。

お墓の前で手を合わせるのと、永代供養墓や納骨堂の前とでは私は違うように思います。

ただ、これはお参りされる方の感想ですから強要できるものでもありません。

※写真はイメージです。

 

子供だって大人になります。

そして相談者様や連れ合いの方がお亡くなりになっても、そのお墓に入ることになります。

ひとり娘で嫁いでしまうとそのお墓を管理するのは大変かもしれません。

それでもご両親を弔うお気持ちは変わらないと思います。

いずれにしても今、そんな先のことまで手を回してしまうのは早すぎます。

最後は親の面倒は子供が見ることになります。

それを負担だからと言ってしまうのは、子供の経験する機会を失ってしまうことになります。

最後はお子さんに任せてください。

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お盆までにお墓そうじ

2022年08月05日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、たんば篠山店の上山です。

お盆前のこの時期には遠方のお客様のお墓そうじがあり、今年は特に急なご依頼もあります。

 

「いつもは帰って掃除していたんですが今年はこの猛暑とコロナ禍で前もって帰れそうに無いんです。

大阪は年寄りは出歩くなと言われているので…

草がたくさん生えていると思うので何とかお盆迄にお願いできないでしょうか?」

83歳のご婦人

 

お盆迄にというキーワード、母親と同年代、そしてこの異常な暑さ

森田石材店が何とかしましょう。



急すぎて現場の段取りが付かないので非力ながら出動しましたが、危うく熱中症になりかけました。

この異常な猛暑の中、日々工事に携わっている施工スタッフには感謝感謝です。


先祖様のお墓は綺麗になりましたのでご安心ください。

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特殊な玉垣工事

2022年08月04日 09:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

只今、10月の秋祭りに向けて神社全体の改修工事を行っています。

本殿周囲は漆喰壁に瓦で立派ですが、天保9年に建立されているので183年前になります。

まずは、解体からスタートし、瓦と土壁を分別して処分しました。

解体した部分を「掘削・整地」をして、基礎コンクリートを鉄筋を入れて20㎝厚で打ちます。

玉垣は柱が並ぶ形でなく、土塀を石で作った玉垣にしました。

結構迫力あります。

まだ工事途中ですが、300年は大丈夫だと思います。

つづく

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お墓の展示場

展示会 320日(木・祝)~30日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く