石の魅力(描ける石)

2018年07月15日 08:00

森田 浩介
森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

今日は楽しい体験をご紹介します。

それは石に絵を描く事ができます。

下の写真は石に直接描いたものです。

石に絵を描く1.JPG

堂々とした不動明王です。

これは石に直接マジックで描いています。

普通の石なら滲んだりしますが、この石はきれいにインクを吸ってくれるのでとてもきれいに仕上がります。

この石は先日ご紹介しました龍山石です。

その中でも、これは龍山石の青です。

ちなみに黄色もええ感じです。

石に絵を描く2.JPG

これは風神雷神です。

有名な屏風絵で風邪の神様ではありません。

いかがでしょう、こんな感じでとてもきれいに仕上がります。

絵だけでなく一筆書くのもありです。きっと墨も滲みなく書けると思います。

今日は描かける石をご紹介しました。

とても楽しいので、ぜひこのイベントも開催したいと思っています。

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旅立ちまであと少し

2018年07月14日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

毎日暑い日が続きますが、皆様体調はいかがですか?弊社施工部もお盆前のこの時期休日返上で頑張っています。感謝。

突然ですが、この写真何かわかりますか?こんな処にこんなものが。

キセキレイ3.JPG

これは、施工部が墓石工事の時に積み込んでいく出荷待ち商品棚です、そしてこの中にこんなものが。

キセキレイ2.JPG

この墓石の納骨堂の中です。よく見ると5羽の雛がいました。

雨風はしのげますが入口が広いので外敵が見つけられそうです。しかし、工場敷地内であるためか無事にすくすくと育っています。
キセキレイ1.JPG

わかり難いですが親鳥も餌を運んでいます。

キセキレイ4.JPG

鮮やかな胸の黄色が特徴のキセキレイという鳥です。

キセキレイ5.jpg

墓石の出荷日までに無事巣立ってくれますように。

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お位牌の手入れ

2018年07月13日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

こんにちは、本店の義積です。

先日の大雨では、日本各地に大きな爪痕を残しました。私が住んでいる丹波市でも山崩れや床下浸水など大変な状況になり、私が住んでいる自治会も避難勧告が出るのかもしれないととても不安な毎日でした。

ふと避難場所に持って行くものを考えていると、お位牌が浮かびました。ご先祖様と両親の位牌、これは絶対だと思いました。

昔子供の頃にテレビで、おばあさんが避難しないといけない時に位牌を風呂敷に包む姿がとても印象的でした。お位牌は、魂が入ったものであり、代々受け継がれていく大切なものだと子供心に思いました。

さて、お盆も近いので仏壇や仏具には普段よりも目に付く機会が多いと思います。

仏壇に納めてあるお位牌の手入れをしようと思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

しかし、お位牌は繊細なものですので、そっとしないと表面に傷が残ったりするので注意が必要です。
kouya39.jpg

このような位牌は表面に金箔が貼られていたり、金粉が施されているお位牌です。

表面を強く拭くと金が剥がれてしまったり、下地の面が出てきてまだらになるのでご注意ください。

20180713位牌.jpg

こちらの位牌はほこりを払う程度で良いです。どうしても拭きたい場合は仏壇仏具用の柔らかい布で拭いてください。

水分があるとお位牌の表面が浮いてきたりする事もありますのでご注意ください。

どのようなお位牌もできる限り素手で触る事は避け、柔らかい手袋をしてください。手の皮脂が付いて跡が残ってしまうこともあります。手袋はホームセンターや百円均一の店で購入できます。

20180712位牌手入れ (2).JPG

20180712位牌手入れ.JPG

仏壇・仏具・お位牌にはこのようなクロスがおススメです。当社の各店で販売しております。

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社屋玄関の石張り工事

2018年07月12日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

先日、社屋玄関の石張り工事をしました。

側面は本磨き、歩く面はジェットバーナー仕上げ(滑らない加工)でインパラブラック(南アフリカ産)の黒色の石を貼りました。

1.壁側に石材専用接着剤を5点ほど付けます。
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2.高さを調整しながら20ミリ厚の石を貼り付けます
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3.基礎コンクリートと接着するために「とろセメント」を流す。
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4.空練りのモルタル(セメントと砂を混ぜ合わせたものを均す)
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5.もう一度その上から「とろセメント」を流す。
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6.板石25ミリ厚の石を貼り付ける
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7.完成です
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同じ石でも、磨くと叩くではこんなに色合いが違います。

綺麗な仕上がりになっていますので、一度御覧ください。

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お好みのお線香を・・・

2018年07月11日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子

本店 山崎です。

今日はお線香についてです。仏壇でもお墓参りでも用いるお線香。私たちにとっては、一番身近な仏具の一つです。そして、お線香に似た「お香」も最近では、雑貨屋さんなどでもよく見かけるようになりました。

さて、では「お線香」と「お香」の違いとは何でしょうか?・・・実は、この2つは、原料や作り方など基本的なことはまったく同じです。

ただ、「お線香」は仏事に用いるもの、「お香」はその香りを楽しむもの、として区別されていますが、好みの香りで「お線香」を「お香」として、「お香」を「お線香」として使用する事もできます。

そもそも「お線香」は仏教伝来の頃に用いられるようになったと言われています。

今回調べてみて初めて知ったのですが、「日本書記」によると淡路島に漂着した「香木」を島の人達はただの流木と思いかまどで燃やしたところ大変に良い香りが立ち上り、これに驚きこの香木を朝廷に献上したそうです。これが線香のルーツだそうです。

仏壇やお墓にお線香をあげるという事は、我々の習慣になっていますが、お線香はご先祖様にとって食事の役目でもあります。

亡くなった故人が仏の世界に行くまでの間、お線香の香りがあれば空腹を抑え無事にたどり着くと言われているのです。

また、故人のためだけでなく自分の心を清める事も出来るという意味合いもあります。

最近は、様々な香りの線香もありますので、自分の好みのもの、また故人様の好きだった香り・・・そんな事を思いながらお線香を選ぶのも良い供養になると思います(^^)

お線香.JPG

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福島 正弘
福島 正弘

滝野店の福島です。

週末は記録的な大雨となりましたが、皆様のお住いの地域では被害の方は無かったでしょうか?

私共の本社があります丹波市では大きな被害が出ておりました、被害にあわれた方におかれましては心よりお見舞い申し上げます。地域にもよると思いますが、元々は山だった場所を開いて、山裾に墓地を作られている所が私の担当させて頂いております地区にも沢山あります。

そういった場所は雨が止んだからといっても地盤がゆるんでいる可能性がありますので十分な注意が必要です。

近くで土砂災害があったような地域は尚更です。降雨量なども大差ないと思いますし、地形や地質も同じようになっていると思いますので危険性は高まります。

「お墓のことが気になる」と言われるお気持ちはわかりますが、なるべく危険な場所には近づかないでいただければと思います。

もし石塔の傾きや、倒壊などありましたらご自身達でご無理はなさらず私どもまでご相談下さい。

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中村 淳
中村 淳

滝野店の中村です。

今回のお墓は小野市のお墓です。

こちらの墓地はこのような山道を1kmほど登ったところにあります。

小野山田町1

当然のことながら藪の中にお墓はあります。

ですので草はもちろんのことながら、落ち葉の掃除も大変との事でした。

小野山田町2

今回はこれらのご先祖様の既存墓石を整理して、代々墓を1基新設することになりました。

まずはお墓を建てる敷地を重機を使って整地していきます。

小野山田町3

その後転圧をして基礎コンクリートを打設します。

小野山田町4小野山田町5

そして完成がこちらです。

小野山田町6小野山田町7

小野山田町8

このような山間部の墓地では、落ち葉の掃除の事も考慮し従来真砂土仕上げをすることが多かったです。

ところが真砂土仕上げは雨が降ると真砂土が墓石に跳ねたりして見た目もあまりきれいとは言えませんでした。

しかし、このファイバーレジン施工なら防草対策だけでなく落ち葉対策にもなりまさにうってつけです。

このようなところに墓地がある方はファイバーレジン施工の導入を是非ご検討下さい!

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眞下 尚利
眞下 尚利

篠山店の眞下(ましも)です。

三田市の大規模な神社修復工事の4回目です。

前回の境内階段のお話の続きで、間知積みです。本堂壁面の石垣を積んでいます。今回は間知石を使用しています。

最近、公共施設等は均等サイズでできた間知ブロックを使っているところを多く見かけます。

しかし、私達とすれば、手間も時間もかかりますが、間知石をオススメしています。

時間が経つと風合いも出てきて、存在感があります。

施工前です。

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不揃いの形していますので、まず置いてみます。

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飛び出していて、削る箇所に印をつけます。

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「コヤスケ」という工具で飛び出していた所を削ります。

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ピタッと揃いました。

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これを一個ずつ繰り返していきます。気の遠くなる仕事ですが、職人は黙々と仕事を進めてくれました。

2月から始まった修復工事もいよいよ佳境です。

完成が楽しみです。

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森田 浩介
森田 浩介
仕入担当の森田です。
大阪北部の地震に際しましては、墓地でもかなりの被害が出ているようです。被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。
また、私どもの同業者の石材店の方々にも、お盆までに何とか補修をと頑張っておられます。工事の安全をお祈り申し上げます。
さて、
Q.地震で隣のお墓が倒れて、うちのお墓が破損したら?
私も少し調べました。しかしこの問題はなかなか難しいようです。それを順を追ってご説明します。
周囲のほとんどが倒壊している場合
この場合には、天災による不可抗力とみなされ、その責任を誰が負うかは難しいようです。それほどの被害であれば、そんなこと言っている場合では無いと思いますが。
周囲はほとんど倒れていないのに
こういった場合には責任を問われる場合があります。特に、古くなっていて石と石の接着面がくっついていない場合は、管理不十分として責任を問われるかもしれません。
建ててすぐに倒壊した場合
この場合は、建てた石材店の責任になりそうです。先ほどの、「周囲のほとんどが倒壊している」様な状態や、津波で流された場合などは別にしても、震度5程度で倒壊してしまえば、製造者責任となりそうです。
屋外の構築物の責任は、最大10年とされています。ひとつの目安にしてください。
まとめ
事故は加害者も被害者も嫌な思いをします。お互いにそんな事がないようにメンテナンスが必要です。とはいっても墓石ですからそんなに頻繁には必要ありません。
理想は10年に1回ですが、最近の施工技術であれば、キチンとしておけば20年ぐらいはしっかりしています(保証するものではありません)。ぜひ一度、そんな目でお墓をご覧になって下さい。

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コンクリートのお墓

2018年07月06日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴

​​本店の中道です。

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一見 石に見えますが、実はコンクリートで出来た墓石です。

20180706コンクリートのお墓 3.jpg20180706コンクリートのお墓 4.jpg

コンクリート製と言うこともあってか、経年劣化、酸性雨のせいか?表面にクラック(ヒビ)が入り 今にもハガレそうになっています。

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今回はこの石塔を処分して、処分した石塔の方を霊標の裏面に再彫刻とのご依頼です。

コンクリートの石塔は あまり見かけませんが、昔は稀にありました。ちなみに、墓前灯篭なんかも、コンクリート製の物がありました。

こちらは 石塔に比べると 今でも墓地で見かけることがあります。昔は みかげ石の加工が大変だったのと 高価な為、コンクリートの物が使われてたのかもしれません。

20180706コンクリートのお墓 6.jpg20180706コンクリートのお墓 7.jpg

無事工事も終わり ハガレ落ちるまでに処分が出来て 彫刻も出来たので大変喜んでいただけました。

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お墓の展示場

展示会 320日(木・祝)~30日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く