
滝野店の福島です。
先日、あるお客様から「霊標の追加彫刻と、霊標の後ろに生えている植木の伐採、あとこの機会に区画内の玉砂利を入れ替えたい」とのご依頼を受けました。
写真ではわかりにくいですが、土が隆起している様な状態です。
追加彫刻を終えた霊標を設置し、玉砂利を入れ替えて完成です。見違えるようになりました。
今回はご不幸があったことがきっかけとなり、リフォームのお手伝いをさせていただく事が出来ました。
2019年06月04日 08:00
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2019年06月03日 08:00
滝野店の中村です。
先日墓じまいのご依頼を受けました。
施主様の奥様のご実家のお墓なのですが、今後墓守出来るものもおらず、何よりお墓がある場所が場所だけに年を取るにつれて墓参りが困難になるという理由からお寺にご遺骨を預けることになりました。
こちらのお墓はの写真のような場所にあります。
まず門をくぐってこの階段を昇り、
更に階段を昇り、
細い通路を通ったところにあります。
上から見るとこの様に通路のすぐ下は崖です。
ご住職と話し合い今回は墓石だけでなく舞台から全て撤去することになりました。
この墓地で仕事をする時は先程の写真でもわかるように重機が使えないので全て人力で運搬しなければなりません。
しかし今回はこの崖を使い、上がれるところまでは重機を使い、後は仮説通路を作って運搬することになりました。
こんな崖をどうやって攻略するのか?私もご住職も半信半疑でしたが流石は職人さん!手馴れたものでした!
まずは重機を上げていきます。
次に仮説通路を作っていきます。
仮説通路の完成です。
次にご遺骨を引き上げます。
新しい骨壺に入れ替えてお寺に納骨いたしました。
いよいよ墓石の撤去です。
今回は墓石は処分するということで、そのままでは重たい石材を割って小さくして運びます。
余談ですが石は見た目より凄く重たく墓石1基で600~700kgくらいあります。
まず石材にドリルで穴を開けます。
次に開けた穴にくさびを打ち込みます。
するとこのようにきれいに割れます。
割った石材を運搬していきます。屈強な職人さんでも重たそうです。。。
これを繰り返し、撤去完了です。
最後にきれいに整地していきます。
完成です。
今回は墓じまいということでしたが、このようにお墓の場所が過酷なために足が遠ざかっている方もおられると思います。
そういう方はお墓の移設(=引っ越し)することで解決することもあります。
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2019年06月02日 08:00
篠山店の眞下(ましも)です。
先日、お墓づくりのお手伝いをさせていただいたお話です。
ご夫婦のお墓などが8基ありました。初代のお墓含め6基は建立予定地から10mくらい離れた所にあります。
残りの2基は、建立予定地建っていた曾祖父母、祖父母の夫婦墓です。
6基が初代含むご先祖様のお墓です。
曾祖父母、祖父母のお墓です。
この2基は解体して、新規墓石の横に並べて、6基は当分そのままというお話でした。
ですが、同じ墓地内とはいえ、バラバラでそれぞれのお墓にお花も必要でしたので竿石(仏石)を移動しませんかというご提案をしました。
内容もご納得していただき、完成しました。
皆様のご意向で初代のお墓のみは下の台から移動しました。
まとめた竿石の土台は、新しい台を用意することもできましたが、曾祖父母、祖父母の一番下の台を有効活用させていただきました。
土葬のお墓も数ヶ所あり、その土を少しづつ取らせていただき、新しい代々墓の納骨堂に納めました。
いづれかには、その土葬のお墓も参らないように、お考えなられるようです。
2019年06月01日 08:00
仕入れ担当の森田です。
前回の続きでお墓の維持費についてです。以前、私がある知人と話をしていたときのことです。
ありがちな会話
彼:今は親父が墓を大事にしてるけど、自分の代になったら墓の維持も金がかかるから”墓じまい”しようと思てるねん。
私:そんなに維持にお金がかかっているんですか?
彼:知らんけど、かかっているのと違う?
私:多分、墓地の管理費ぐらいですよ。年間に1000円とかじゃないですか。あと墓そうじに参加するぐらいですよね。
彼:でも墓があったらお寺の金もかかるやろ?
私:お墓がなくてもお寺のつきあいはあるんじゃないんですか?
実際は、お墓の維持費ではなくお寺との費用の話にズレていってしまいました。
それぐらい、お墓って建てたあとの費用はかからないものなのです。
■なんとなくはコワイ
この方にはお子さんが3人おられ、ご長男は大手のサラリーマンとして都会に出ておられます。
近くに娘さんご夫婦がお住まいです。普通に考えれば、順調に継承されるお墓です。
近い将来に”墓じまい”されないことを願っております。
■墓じまいが必要な場合もある
もちろん私も納骨堂や永代供養墓を否定はしておりません。
当社でもいくつも作らせていただいております。本当に後継ぎがおられない方のためには必要なものです。
ですから、経済的な価値だけで(経済的な価値はお墓の方が安かったかも…) 供養の方法を決めてほしくないなあと思います。
■変なテレビ広告に騙されない
「お墓の維持費が大変だからお墓を片付けて納骨堂にします」と言う方には時々お出会いすることがあります。
おそらく、ここ数年のテレビの影響でしょう。
お墓を撤去して納骨堂に入れてもらったら、実際には何十万もかかります(前回に計算したとおりです)。
実はテレビはああいった番組を通して納骨堂のCMをしているだけです。せっかくのお墓、捨てないでください。
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2019年05月30日 08:00
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2019年05月29日 08:00
滝野店の髙梨です。
先日納品させて頂きましたお仏壇です。
このお仏壇(お仏具)を見て、皆様どう思われますか。
「とてもシンプルですよね」
こちらのお寺様(真言宗)の檀家さん宅にはこのような祀り方が多くあります。
まず、掛軸は3幅ではなく1幅で、しかも弘法大師(空海)様が真ん中に鎮座されております。
これは、通常真言宗のご本尊として大日如来様を掲げますが、お寺の本尊というのは寺院によって個々、異なります。
しかし、真言宗の開祖はこのお大師様であるのは、どこの寺院であっても違いませんよね。
次に、花立と火立て(ローソク)ですがこれらは通常一対で祀られていますが、こちらは片方の一本ずつです。
本来、お供えの香食も一本です。東大寺や唐招提寺、法隆寺であっても本殿の前には大きな灯籠が一本建てられています。
その本来の形でお祀りする、というお考えがこの写真の形とお聞きしています。
無駄がなく、見た目的にもスッキリと気持ちいいですね。
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2019年05月27日 09:00
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2019年05月26日 08:00
こんちは(^-^*)/篠山店スタッフです☆彡
先日、立て続けに仏壇のお話がありました。
いずれも『今ある位牌はそのまま使う』が条件でした。
今ある位牌とは、このようなタイプ。篠山地域では、造付仏壇が多いこともありサイズも大きめ。
6寸(約28cm) 7寸(32cm)が多く使われています。
①②の方は、ご来店時にこの台付モダン仏壇が気に入られこちらを購入。
位牌棚(中段)から天板まで約40cmあるので、7寸の位牌でも余裕で安置できます。ただ、数が多くなると窮屈感はありますが当面はこのままで。とのこと。
③の方は、位牌が6寸だったので、こちらの仏壇を。こちらも位牌棚(中段)から天板まで約35cmあるので余裕で安置できます。
デザインや大きさによっては、高さが足りないものもありますので、既存位牌の総高(足元から頭まで)の寸法をお知らせ下さい。
ご希望に沿ったコンパクトな仏壇をご提案致します。
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2019年05月25日 08:00
本店の高橋です。
草の生えないシリーズですが、今回は特別な事情で少し苦労がありました。
下の写真のように古くからの石碑がずらっと並ぶ山の中の墓地です。
そしてこれが綺麗に出来上がった完成写真です。
写真に映ってはいないのですが、実は目の前に大きな桜の木があるのです。通常であればなんら問題はないのですが・・・。
こちらは草の生えないファイバーレジン仕様なのです。ファイバーレジンは骨材をドロッとした溶剤で固めるのですが、その溶剤が乾くまでには数時間必要です。
この時はちょうど桜の満開直後でした。そう桜の花びらがどんどん落ちてきてまだ乾いていない溶剤にくっついてしまうのです。
雨も降っていないのにテントを張って作業をしました。
作業完了後もビニールシートで全体を覆って養生しました。
この様な苦労も想い出のひとつですね。今回も良いお手伝いが出来ました。
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