森田石材店ブログ 【アーカイブ】 - 2008年09月 -
叩いたものは味が出る
2008年09月30日 21:39
庵治石を使った手加工の五輪塔が出来上がりました。
構想から約半年以上、出来上がった五輪塔には
感慨深いものがあります。
この五輪塔はとても小ぶりです。
しかし表面はすべて「ノミ切り」といって、ノミという道具で
叩いて仕上げています。
これが本当に大変な作業なんです。
考えてみれば「ノミで叩く」という同じ作業の繰り返し。
しかし出来上がったものがいいものであるには、
ごまかしのきかない熟練した技術が必要になります。
今回は伝統工芸士の方に丹精込めて叩いていただきました。
出来は、すごくいいです。
この作品はひかみ店に展示する予定です。
小ぶりですがグッと輝くものがあります。
年月を経て深みが増し、年をとるにしたがって
いいものになってゆく様を見届けたいと思いました。
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小学校の運動会
2008年09月27日 00:00
PTAの会長をさせていただいて、はや半年が経ちました。
運動会も雨で日程はずれましたが、無事に終了しました。
さて、PTA会長といえばお決まりの挨拶ですが、娘からは常々
「みじかく」と言われていました。
そこで「1分ぐらい?」と聞くと「長い!」という返事。
ということで、30秒ぐらいで何とか・・・しました。
この地域の運動会は午前中が小学校、そして午後が町民運動会となります。
とくに町民運動会のフィナーレでもある、「子ども会リレー」と
「330才リレー(10人の年齢合計が330才以上)」は大盛り上がりを見せます。
しかし、近年メタポ体型の私は選手候補にも選んでもらえません。
昔からですが、運動会は走らなければ、なんか不完全燃焼になってしまいます。
そこで、今年はPTAを利用(活用?)しましてPTAチームでエントリーしました。
みんなに相談をすると色々と意見が出そうだったので、
先にエントリーをしてから、選手を募集しました。
ということで、先生6人・PTA4人のチームを結成。楽しく走ることが出来ました。
が・・・、「若いスポーツマンの先生」が肉離れを起こされ、病院に直行・・・
私や教頭先生見たいなタイプが怪我をする可能性が一番高いはずなのですが、
こんなこともあるのですね。
けが人は出ましたが、エントリーして地域と学校が少し近づけたように思いました。
さて、来年はどんなチームで参加しましょうか?
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小冊子が完成間近
2008年09月22日 10:23
長らく丹波新聞の日曜版で連載してきた「お墓のQ&A」、
これををまとめた小冊子がいよいよ完成です。
今回は一冊に44のQ&Aを盛り込みました。
現在印刷中ですので、発表は10月になりそうです。
そこで、このブログをお読みのみなさんにだけ、
特別プレゼントいたします。
ご希望の方は、住所・氏名・電話番号をご記入の上、
info@morita-stone.co.jp
までメール下さい。
製本完了後、最優先でお送りいたします!
※同業者の方はご遠慮下さい
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ひかみ店途中経過(何となく形に・・・)
2008年09月19日 08:41
美山荘
2008年09月18日 07:00
かの北原白秋や白洲正子も愛した『美山荘』に初めて行って来ました。
京都駅から車で約1時間30分。
途中、鞍馬石が川の中に見える渓谷をぬけ、
狭い峠を幾つか越えると、たどり着けます。
驚きなのはここが京都市であること。
途中、花脊(はなせ)という集落を通りましたが、
ナント柔道の石井選手の出身地らしく、横断幕が所々にありました。
さてお料理ですが、素晴らしかったです。
私ごときがいただくにはもったいない程でした。
しかし、それよりも感じたことはおもてなしの素晴らしさです。
到着してからのお出迎え(いかにもでない)、
待っているときのお香の香り(沈香の香り?)、
窓から見える自然の美しさ、
(決して放置ではないが、ほぼ自然のまま)
女将さんの対応・・・・
挙げればきりがありません。
一流ってずーっと遠くにある感じがしました。
本当に貴重な経験をさせていただきました。
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石の宝殿
2008年09月17日 07:00
白洲次郎・正子のお墓
2008年09月16日 07:00
十人の会 in 森田石材店の研修、まず最初は
三田にある心月院さんにお邪魔しました。
本日は住職のご好意で本堂をご案内していただきました。
本堂から少し山側に白洲家の墓地はありました。
白洲次郎は「葬式無用、戒名不要」と遺言に書いた人ですが、
墓石不要とは書かなかったようで、奥様である白洲正子さんが
お墓を建てられました。
古美術の世界でも有名な正子さんらしく趣のあるお墓は、
いつ見てもいいな~と思います。
素朴で、力強く、飽きがこないお墓です。
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岡山有漢へ下見
2008年09月12日 07:45
先日の日曜日に岡山県有漢へ行ってきました。
10月にここで研修を行なうのですが、その下見です。
さて私も有漢へは行った事がなかったので、いささか不安なところもあり
今回下見に行ったわけですが、行って正解でした。
岡山道有漢ICを下りてさほど距離は無いものの、少し迷いました。
こういった石造美術などを見てまわると、いつもながらに地域の中では
わりと重要視されていないのが良く分かります。
そして無事到着。まずは六面石幢から↓
畑の横に無造作に建つ石幢もよかったですが、
その横の十王が施された宝塔も気に入りました。
約100mほど移動すると三尊板碑があります。↓
(もう倒壊寸前といった様相・・・)
こちらも鎌倉後期、大和の伊派の仏師、伊行恒の作です。
このあと高梁へ向かい、武家屋敷、日本庭園を調べ、
さらに総社の磨崖仏(六地蔵と不動明王)を確認しました。
わりとスムーズな移動が出来たので、当日は重森三玲記念館も
コースに入れようと思っています。
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ひかみ店(新店舗)途中経過
2008年09月11日 08:00