森田石材店ブログ 【アーカイブ】 - 2018年03月 -

花の季節になりました。

2018年03月31日 08:00

yoshidumi

こんにちは、本店の義積です。

すっかり暖かくなりました。このあたりもやっと桜が咲き始めました。会社近くの桜並木です。桜の下でお花見をしたらきっと楽しいでしょうね。
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今日は春にふさわしい花の香りのお線香をご紹介します。花風(かふう)シリーズの白梅の香りです。このシリーズは白梅の他にラベンダーや蓮など花の香りの種類があります。火を灯す前から、箱から甘い香りが漂っています。火を灯すとほんのりと梅の香りが広がります。私が今お家の仏壇に置いているのはこのお線香です。朝夕お仏壇にお供えすると甘い香りが家じゅうに広がります。
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このシリーズはどれも良い香りがするのですが、蓮花・カーネーション・白梅・ラベンダーがの4種類がセットになった進物用もあります。毎日お線香を灯すのが楽しくなりそうです(^-^)
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地神さまの建替え

2018年03月30日 08:00

髙梨 剛

滝野店の髙梨です。

地神さんのお社を新しくさせて頂きました。
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お社は50年以上前のものらしく人造石(砕石とセメント、砂を混ぜて作った模造石)で作られており、屋根の部分には亀裂も入っております。
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台の部分は施主様のお父様の手作りらしく、ブロックを積んだ上に綺麗な勾配をつけてコンクリートで仕上げられていました。(日曜大工の域は超えています)
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今回は弊社既製の形を基に、「使いやすく こだわりもあるもの」と一部特注仕上げでさせて頂きました。
みかげ石のお社は頑丈です。半永久的で末代までご心配はありません。

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フェンス取付で危険を回避

2018年03月29日 08:00

園中 憲二
篠山店の園中です。
今回は、フェンス工事の紹介です。
お客様より、見晴らしのいい高台に墓地はあり、それはいいのですが….
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お参りの度に、いつもいつかは落ちるにではと心配してお墓参りをしていました。
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石垣も崩れかかっていて、いつ崩れるかわからない。安全に安心してお参り出来るお墓にしてとのご依頼でした。
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不安定に積まれた石垣、上から見下ろすと高さがあり腰が引けてしまいます...
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不安定な石垣を解体して、新しい間知に組み直しました。
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間知を組み、新しくした巻石内に墓石を据え直しました。
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全面と側面にフェンスを設置しました。
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これで落ちることを気にせずに、安心してお墓参りが出来ると喜んで頂きました。
年配の方、お子様のためにも、今まで柵がなく危険だったところに転落防止用のフェンスをオススメします。
また、傾斜が急な階段にも手すりの据付もいたします。
石工事だけでなく、なんなりとお問い合わせ下さい。

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◯◯家と出来ない、お墓事情

2018年03月28日 08:00

yoshida

滝野店の吉田です。

昔はご養子様を迎えて家督を継いでいくことが大半でしたが、最近では、義理の息子様の姓のままで2世帯で住んでいらっしゃるご家庭も増えてきました。私の住んでいる地域でも増えてきております。
そういったお宅から、お墓を建てる時によく受けるご相談が、
「○○家之墓とすれば、子供達はお墓に入れないからどうすればよいのか?」
という内容です。
例としては、洋型のお墓を建てて好きな言葉「愛」・「絆」などを彫刻してお祀りされる場合もありますし、今後も今お世話になっている御寺院様に将来もお世話になるつもりであるなら、その宗派の名号(題目)を彫刻します。
真言宗であれば「南無大師遍照金剛」
天台宗・浄土宗・浄土真宗は「南無阿弥陀仏」
曹洞宗・臨済宗は「南無釈迦無尼仏」
日蓮宗・日蓮正宗は「南無妙法蓮華経」
を彫刻してお祀りされる場合もあります。
各家によっていろいろとご事情が違いますので、お困りのことがございましたら、お気軽にご相談くださいませ。
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古い仏具の修理

2018年03月27日 08:00

井上
こんにちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡
先日いただいた、仏具の修理依頼。
「おじいさんが買って使っていたから修理して使いたい」と持って来られました。
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木製の鳴物系仏具。叩くと木琴のような音がします。
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枕の上に2本の音木のようなものが並んで乗っているのですが・・・
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片方は枕がなくなり、繋ぎ止めていた糸も切れてしまっています。
裏面は、糸が外れないようにガムテープが・・・。(^^;
今回は、【新しい枕を作り、糸でしっかり固定する】簡単修理を行いました。
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木地はそのままなので、傷や色剥げが目立ちますが・・・
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新しい赤い枕を付けて、古い仏具が生き返りました。
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裏面には糸隠しと滑り止め対策が施されていました。
これで畳の上に置いても、机の上でも滑ることがなく使いやすくなりました。
いらないもの、古いものは捨て、新しいものを買うのは簡単で、気持ちが良いかもしれません。
ですが、ご先祖様が大切にしてきたものの気持ちを考え受け継いで使うことは
何よりの供養になるのではないかと、感じました。
ご自宅にある仏具、仏像でお悩みがございましたら、お問い合わせ下さい。

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山門が動いた。

2018年03月26日 08:00

髙橋 圭司

本店の高橋です。

どこのお寺様にも正面入り口には立派な山門が建っています。
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こちらでは山門の周りの囲いやそこへ続く階段などがかなり傷んできており、きちんと整備することになりました。かといって山門はまだまだ立派でこれからも長く使えるものですが、工事するにはとっても邪魔です。
解体なんぞしてしまえば二度と元通りには組み立てられないでしょう。そのままの姿で移動することになりました。
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専門の業者がやって来て、三日で邪魔にならない奥の方へ動かしてしまいました。もしこれと同じ物が石で作られていたならば、おそらく途中でバラバラになってしまうでしょう。
木には「しなる」特性があるのでこんな事が可能なのかもしれません。
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本堂のすぐ前に移動してきました。仮置きで不安定なので人が近づかないように周囲にコンパネ板を張り巡らせて養生します。
四か月ほどで元の位置に戻る予定です。

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終活の話を聞いて思ったこと①

2018年03月25日 08:00

森田 浩介
仕入担当の森田です。
先日、ある集まりで金子稚子(かねこわかこ)さんの講演を聞く機会がありました。
金子稚子さんは、2012年にお亡くなりになったジャーナリストの金子哲雄さんの奥様です。元々編集のお仕事をされていて、ご主人の最後の著書も編集をされています。現在はライフ・ターミナル・ネットワークという会社の代表をされています。
その話題になったのが「僕の死に方」という本です。
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私も発売されてすぐに購入して読んだ記憶がありました。その時の読後感は、亡くなる最後の最後までを克明に書き残されたとても貴重な本だなあという印象でした。
今回は、その奥様の話を聞くということなので、再度、予習のつもりでこの本を読み返してみました。すると不思議なもので、1回目は金子哲雄さんを中心にして読んでいたので気が付かなかった部分が、2回目に奥さんを中心に読んでみると浮かび上がってきました。そして当日の講演を聞きました。
内容はとても鋭い語り口調で、このエンディングという業界の事を捉えられていました。当たり前のことですが、人には多くの物語があり、その流れの中にお葬式やお墓もあるのですが、私たち業者はなぜかそんなことを忘れてしまっているように思い大変反省しました。
また、お墓の魅力とは、
①遺族の思いが込められていること
②お客さまにとって「的」であること
③固有のものであること
とお話されました。
「的」というと難しいですが、ルールではなく人によって使い方はそれぞれだが、お客さまにとっていいものにして差し上げるということです。
私たちはどのようなお墓づくりをお手伝いできるのかを考えさせられたお話でした。
つづく
お祭りの前に

2018年03月24日 08:00

上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

先日近くの神社の宮総代さんから「急な事ですが、4月のお祭り迄に修理して欲しいところが有るんですが・・・」と言う依頼が有りお話を伺いました

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玉垣が1本破損しているのと、7本ある寄進碑の内4本がぐら付いている。

来月のお祭りには氏子が集まってお餅まきもするし、そんな時に石が倒れでもしたら大変なことになるので直して欲しい。

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玉垣は途中の1本だけの交換で、結構年季が入っているので隣の玉垣が衝撃を受けないように慎重に施工。

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交換した玉垣は白御影石なので今は白く浮いた様ですが、1年もすれば周りと馴染んできます。

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寄進碑も一旦外して据え直ししました。

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来月のお祭りが事故など無く粛々と執り行われることを願います。

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鳥居の手前には白梅が咲いていました、篠山にもやっと春の兆しです。

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お寺で婚活♡

2018年03月23日 08:00

yoshidumi

こんにちは、本店の義積です。

22日は丹波市内の小学校の卒業式でした。別れがあれば新しい出会いもあるワクワクする季節ですね(^-^)

さて、今日は臨済宗妙心寺派 京都両丹教区有志寺院が主催される吉縁会のご紹介です。お寺様が主催のなので、業者のような費用は入会費、年会費、成婚費は一切ありません。初めて申込みされる方は会員登録日に本人が所定の会場に行き申込用紙に記入しなくてはいけません。顔写真や、身分証明書も必要なのでご注意ください。
丹波市では会員登録会は5月13日(日)に山南町谷川の正覚寺様で行われます。
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詳しくは「吉縁会」で検索ください。
http://www.kitien.com/
気になる年齢は25歳~45歳です。ご家族やお知り合いに、ご結婚をお考えの方がいらっしゃいましたら、是非教えてあげてください。素敵な出会いがあるかもですよ。

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石の採掘場所(石切場)のお話

2018年03月22日 08:00

森田 茂樹

代表の森田です。

今から約40年前、日本の石の採掘場所は175産地あったそうです。

その中でも花崗岩が85産地でおよそ半分が花崗岩(みかげ石)といわれる石です。

現在は、外国産の石材輸入の増加と人件費の問題で半分以下に減少していると思われます。

さて、石の価格は安価なものから高額なものがありますが、私はすべての石が好きです。

それぞれの特徴(色合い・硬さ)があり、用途によってすべて生かされると思っていますので、良い石・悪い石の判別はありません。

ここで2つの石切場をご紹介します。

まず茨城県のやさと石の石切場です。
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石の切り口が、きれいな石壁になっていて、かなり大きな原石が採れています。

通常の大きさで1.5m✕1.5m✕4m(重量は約20トン)

この様は石は、使える用途はたくさんあります。

墓石は勿論のこと、墓地を区画する石や記念碑・建築材など…どんな物でも使える万能な石だといえるでしょう。

 

次は香川県の庵治石の石切場です。
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やさとみかげ石と比べると壁面が四角くきれいな面になっておらず、切り口もガタガタです。

大きな材料として採掘するのはかなり難しく、墓石にできる石は約7%です。

大半は石積みの材料になったり庭灯籠になったりします。

ただ石を研磨した石目は世界中探してもないほど美しい模様が出ますので、希少価値の高いものとなっています。

食べ物に例えると「マグロの大トロ」や「牛肉のシャトーブリアン」に値するのかな?と思います。

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お墓の展示場

見学会 316日(土)~24日(日) 68日(土)~17日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く