森田石材店ブログ 【アーカイブ】 - 2017年01月 -

想いの詰まったお墓

2017年01月31日 08:00

中村 淳
滝野店の中村です。
お墓はどれも同じに見えますが、実はそれぞれに個性があったりご家族の想いが詰まっています。
最近では従来の和型のお墓だけでなくデザイン墓も増えています。
思い思いの形にしたり、手書きの文字や絵を刻んだりします。
私が好きなのはSF小説作家の星新一さんのお墓です。
小学校や中学校の教科書にも載っていたこともあって、子供の頃はよく星さんの小説を読んでいました。
SF小説作家にしてはシンプルで、どことなく癒される風情があって私は大好きです。
星新一墓.JPG
先日あるお客様との打ち合わせの中で、生前ご主人が大変車が好きだったというお話を伺いました。
その想いを形にしたいと思い、石の車のオブジェを飾ってみたらどうかとご提案しました。
細かい加工が多かったので、私の予想に反してかなり高額になりましたがご家族様には大変好評を頂きました。
ビートル図面.jpg
設計図
ビートル.JPG
完成品
また打ち合わせのお部屋で拝見した家族写真が、皆さんとてもいい笑顔をされていました。
お話を伺うと最後に行った家族旅行のお写真とのことでした。
場所は和歌山県の千畳敷。
お墓には、その千畳敷をイメージして諏訪鉄平の石張りを施しました。
鉄平.JPG
私はまだまだ未熟者ですが、少しも早く先輩方のように
お客様の想いがいっぱい詰まったお墓を提案できるようになりたいです。

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リフォームあれこれPart1~玉砂利交換~

2017年01月30日 08:00

眞下 尚利

篠山店の眞下(ましも)です。

お墓も家と同じで、建てて数十年経つと気になることも出てきます。
お墓は建てられた方から、時々お問い合わせがあります。
「この前、お墓参りに行ったら、◯◯が気になるのですが・・・」
「どうも、ウチのお墓が乗っている、グルッと囲んでるやつが、歪んできているようやねん」
このようなお問い合わせがあった時のお墓のリフォーム(手直し)をした例をご紹介させていただきます。
まず、最初は玉砂利の交換です。
お墓は屋外にありますので、どうしても枯れ葉が落ちたり、草が生えたりして、玉砂利が汚れたりします。
先日、三田市で玉砂利を交換をしました。
P1320013.JPG
こちらのお家は、ご不幸があり、霊標(戒名を彫刻する板)に彫刻する依頼に追加して、玉砂利交換しました。
P1320014.JPG
お墓の後ろ側に竹やぶがあり、雑草だけでなく竹の葉も多く落ちています。
そして玉砂利を交換すると、このように↓↓
P1320028.JPG
このように玉砂利を交換するだけで、キレイになります。
P1320027.JPG
ご納骨の際には、参列の親戚の方々もキレイになって、喜んでおられました。
玉砂利も、さまざまな種類をご用意しています。
まずは、どんなことでも構いませんので気になることがありましたら、相談してくださいね。

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ノミの音

2017年01月29日 08:00

中道 祥貴
本店の中道です。
カーン カーン カーン ・・・・
この時期になると仕事が終わって人影のない工場から
小刻みに何とも心地よい音が聞こえてきます。
ノミで石を叩く音です。
施工部の者が石材施工技能士(加工作業)の
試験を受けるので その練習をしています。
今回は一級技能士を受験する1名です。
試験の内容は みかげ石を電動工具を使わず
昔ながらの道具を使っての手加工で
浮き彫り紋様のある規定の
寸法・仕上げに加工するといった内容です。
石材施工技能士には
石材加工作業・石張り作業・石積み作業がありますが
現在 森田石材店には石材加工部門で
 一級石材施工技能士5名、二級石材施工技能士6名の
資格保持者がいます。
 
練習風景 
KIMG0672.jpg
奥:加工前の石(右)と作業中の石(左)  手前:加工の道具
KIMG0675.jpg
実は私も資格を持っています。
しかし今はなかなか腕の見せどころの仕事はありませんが
 こうして一度身につけた技術は一生身体が覚えています。

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加古川市営日光山霊園のご案内

2017年01月28日 08:00

髙梨 剛

滝野店の髙梨です。

最近、お客様より「息子らは町に出てしまってるから...」と口にされ、お墓を建てる事を躊躇される方をよく見受けられるようになったと感じます。
昔の霊園の暗いイメージとは違い最近の霊園は明るいイメージのものが増えてきました。
私がおススメする霊園を一つご紹介します。
加古川市にある「加古川市営 日光山(にっこうざん)墓園」です。
広大な敷地にゆったりとした広さの区画、和・洋問わず様々な墓石が山へ向かって雛段のように建てられています。
トイレやごみ箱、休憩所に自販機と施設もしっかり整っています。
そしてこの墓園は加古川市外の方でも申し込みが出来るので、弊社も昔から墓石工事をさせていただいております。
西脇市や加東市から車でわずか30~40分の便利さ。
年3回のお墓参りの時期にはJR加古川駅から直通バスも出ますので、町からのアクセスも心配ありません。
※合祀墓もございます
KIMG0049.jpg
KIMG0062.jpg
くわしくは加古川市ホームページをご覧ください。
http://www.city.kakogawa.lg.jp/shiseijoho/kakogawashinoshisetsu/sonota/nikkoyamaboen

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自然石のお墓は縁起が悪いの?

2017年01月27日 08:00

森田 浩介
仕入れ担当の森田です。
Q.自然石のお墓は縁起が悪いのか?
A.全く問題ないと私は思っています。
昔は石の加工が高価だったため、自然石に文字だけ刻んだものが多くありました。
特に身寄りの無い方のお墓はこういったものが多かったため、
自然石のお墓はイメージが悪かったのかもしれません。
それを見て後から、「縁起が悪い」「血縁が途絶える」と言ってしまうのはどうかと思います。
地域の名士と言われる方の墓地には、立派な自然石のお墓をお見受けすることがあります。
供養のために建てられるお墓が、災いを起こす種にはならないでしょう。
さて最近では、自然石のお墓は一時より増えています。
近年の画一的なお墓の形から様々なデザインのお墓が建つようになったと同時に、
その真逆で、自然の石の美をそのまま使ったお墓を好む方も増えてきました。
使用する石も、全国の銘石の味わいのあるものになっています。
例えば、
能勢黒石(大阪府)
他にも使用できる石は、全国にたくさんあります。
特に、研磨仕上げでは捨てられてしまう「皮」や「サビ」部分は、
むしろ歓迎され味わいのあるものになります(使われ方次第ですが・・・)。
私たち石屋から見ると、自然石はとても魅力があります。
加工された石と、自然を残した石とでは、受ける「力」が違います。
石が保つ力が感じられるお墓って素晴らしいですね。

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雪の中の納骨式

2017年01月26日 08:00

yoshidumi
本店の義積です。
先週は大雪で本当に大変でした。
皆さまは大丈夫でしたか?
私はマイカーを自宅の小屋に少しぶつけてしまいました。
自然は私たちの思い通りにはなりませんね。
1月20日に、私は我が家のお墓に行っていました。
次の日に父の納骨があるため、
雪が心配になり見に行ったのです。
墓地は予想通り美しい銀世界でした。
2017-01-20 10.43.24.jpg
そして、雪かきをやりました!
お墓や、霊標はもちろん明日お参りして頂く
お寺さまや親戚の人が困らないようにエンヤコラと重い雪を除けました。
当日は、会社の中道さんにも納骨のお手伝いに来てもらい
私の雑な雪かきの仕上げをしてもらいました。
(中道さん、ありがとう!!)
さて、皆さん「納骨」といっても、お骨をお墓のどこに納めるのかご存知ですか?
多くのお墓は、お墓の下にカロート(納骨堂)という部分が作られています。
カロートは、地面は石ではなく、土が出た状態になっています。
これは納められたお骨がゆっくりと土に還っていくように、わざと土の部分があります。
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※我が家の納骨式です。ツボから骨袋に入替えをしています。
上の写真の下部分に見える「水鉢」という石を手前に倒すとカロートが見えます。
この部分に骨箱からお骨を出し、骨袋に入替え納めます。
お骨を納めると、また水鉢を元の位置に直し納骨は終了です。
KIMG0703.jpg
父の納骨が無事終わりました。
きっと今頃、先に亡くなった母と共に仲良くお墓の下で
おしゃべりしていることでしょう。
納骨は重い石を動かすので大変です。
礼服など着ていると汚れる事もありますので、会社からお手伝いに来てもらい助かりました。
「納骨のお手伝い」は、便利な良いサービスだとつくづく思いました。

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今日は「お墓ディレクター」試験です

2017年01月25日 08:00

滝野店事務スタッフ

滝野店の下中です。

私たちの墓石業界では、「お墓ディレクター」という資格があります。
お墓についての知識や教養を審査する検定で、
一級と二級があります。
日本石材産業協会が毎年行っています。
現在当社では1級の資格を4名、
2級は、今回受験するもの以外全員が持っています。
実は、本日その検定が大阪で行われています。
今回は弊社から、1級を2名、2級を1名が受検しております。
お墓ディレクターの仕事は、
お墓の状況やお客様のご予算
家族構成や亡くなられた方の好みなど考えて
お客様にピッタリなお墓づくりのお手伝いをすることです。
一級は特に厳しく、合格率は20%ぐらいです。

本日受検した者が
どうか受かりますように・・。
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「大黒さん」の引越し

2017年01月24日 08:00

園中 憲二
篠山店の園中です。
今月の14日リニューアルオープンにともない
平成10年のオープン以来、
店のシンボルとして鎮座されてる『大黒さん』『恵比寿さん』に
少し移動をしていただきました。
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店の前を通ると嫌でも目に入る大きさです。
IMG_2012.JPG
クレーンで吊り上げて運ばれていきます。
駐車場の横(奥)に移動しました。
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ここでちょっと『大黒天』のお話をします。
「大黒さん」の愛称で知られる七福神の一柱の大黒天は、
インドのシヴァ神の化身であるマハーカーラが起源です。
もともとは憤怒の形相をした猛々しい神でしたが、
後に日本神話の大国主神と結び付き、
柔和な表情の福の神となりました。
昔の日本人は、魂や物を増やすためには
“振る”ことが大切と考えていたそうです。
大きな福袋を背負い、打ち出の小槌を振るだけで
財宝や食物を出すことができる大黒天は、
財運福徳をつかさどるにふさわしい神といえます。
 「大黒さん」の前で記念撮影や賽銭を置かれて行く方もいます。
昨年から、若い方もスマートフォンを持って立ち止まる方が増えました。
と、いうのも篠山店ショールム前がPokémon GOのジムにもなってるからです。
Screenshot_20170121-140155.png
ちょうど、ショールム前・・・大黒さんがいたところです。
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目印はなくなりましたが、篠山店ショールームに向かって歩いていただくと、ジムが現れます。
歩道で立ち止まるのは危険ですので、端に寄ってバトルをお楽しみ下さい。

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お墓参りとお供え物

2017年01月23日 08:00

yoshida

滝野店の吉田です。

最近は墓地も綺麗に整備され、
お供え物は持ち帰るように定められている所が多くなりました。
お供え物をされたお客様の話です。
お菓子などのお供物と缶ジュースを持って、お墓参りに行かれました。
お供えをしてお参りをした後、「全部さげるのもかわいそうだ」と思い、
缶ジュースだけ残して帰られたそうです。
次にお墓参りに行くと・・・
缶ジュース(スチール缶)が錆びて、石に錆が移っていました。
このような場合、錆抜き剤を使います。
以前には、ぶどうを置いて帰ったら、
果汁で石がグレープ色になってしまったという事もありました。
この場合自然に薄くなっていきました。
また、除草剤は使いたくないからと、塩を墓地に撒く方もいらっしゃいます。
しかし撒き過ぎると石にはよくありません。
量には気をつけて下さいね。

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冬に揃えておきたい仏具②「電子式ろうそく」

2017年01月22日 08:00

井上

こんちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡

毎日が寒く乾燥した日が続いています。一年の中でも2月、3月は火災が多いと言われます。

そこで、今回おすすめしたいのがコチラ↓
ローソク3.png

仏壇、神棚に置く「電子式ろうそく」です。

炎の部分を押すと指一本で点灯します。
ローソク.png
これだと、消し忘れても安心、ロウソクが倒れても安心、火が飛ぶこともないので安心です。

篠山店では、サンまごころシリーズの安全ろうそくを、2サイズ用意しています。
ローソク2.jpg
いずれも乾電池式で簡単に取替えが出来ます。

乾燥の季節には、防災対策の一つとして、火を使わないロウソクがおすめです☆彡

種類も色々ありますので、お気軽にお問合せ下さい。

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お墓の展示場

見学会 316日(土)~24日(日) 68日(土)~17日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く