森田石材店ブログ 【アーカイブ】 - 2007年12月 -
天国の人?地獄の人?
2007年12月24日 09:21
先日、お世話になっている先生に自身の運命鑑定をしていただきました。
鑑定結果は・・・正直当りすぎてビックリ!
かなりビビッテしまいました。
内容はチョッと恥ずかしいので・・・ですが、
先生「あなたは〇〇のタイプなので、〇〇などは気をつけなさいよ」
私 「先生!もうそれ全部やっちゃいました」
先生「・・・」
さて例え話で『天国の人たちと地獄の人たち』お話がありました。
全員、長さ1m位のお箸が与られて食事するとしたら、(お箸は端っこを持ってください)
地獄の人たちは「我よ我よ」と食べようとするが誰も食べられません。
天国の人たちは「どうぞ、どうぞ」と周りの人に食べさせてあげるのだそうです。
みんながそうすれば自分の口にも入ってきます。
こんなお話でした。
いろんな話があるものだなと思いました。
日々競争の社会の中で生きていますが、考えさせられました。(単純です)
今年も残りわずか。
来年は天国の人になれるでしょうか?(たぶんなれません)
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牛のツノが折れた
2007年12月21日 16:07
3年前に完成した三田市にある加茂神社の建設実行委員長さんから、
久しぶりにお電話がかかってきました。
「元気しとるか?」「ご無沙汰しております」という感じ。
「ところで、なんか良いことですか?」と尋ねましたら、
「いや~、牛のツノが折られたんや。お正月までに直してもらえへんやろか。」
とのことでした。
牛とは、神社につくった石の牛のこと。
実は製作するときから、
「もしイタズラされてツノが折れたら修理が大変なので、
ツノだけ別につくってはめ込みにしましょう」
と言っておりました。
「で、折れたツノはあるんですか?」
「それがないんや、だから困ってるんや」
とにかくお正月までにツノを作らなけれなりません。
このツノは大理石製で、急に用意が出来ないので私も困りました。
「念のため神社の周りをもう一度探してください」とお願いしました。
しばらくして、役員さんの必死での努力で、雑木林の中から
ふたつに折れたツノが発見されました。(奇跡です!)
しかし誰が神社の中の石造物を壊すのでしょうか。
よく墓石の一部を持っているとギャンブルに勝つとかいって、
墓を傷つける人がいますが、そんな感覚なのでしょうか。
どちらにしても、バチが当るぞー
さて翌日、ツノの修理に神社に行きました。
実行委員長さんと久しぶりにお出会いし「誰が折ったんやろ?」と話しているうちに、
次々と当時の役員さんが神社に来られました。
まるで同窓会みたいになりました。
ツノが折れたのは災難だったですが、その後見つかった話題で大盛り上がり。
年末のあいさつ回りの中、ツノが折れたお陰で、一度にたくさんの方と再会できました。
ラッキーでした。
墓石を販売する創業92年の株式会社森田石材店
丹波市・篠山市・多可郡・西脇市・加東市・小野市
加西市・三田市・神戸市・南丹市・福知山市・猪名川町
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お墓の引越し
2007年12月19日 16:13
ここ数年、チョコチョコお墓の引越しの仕事をいただきます。
昨年は、熊本から引越しをお手伝いしました。
また今年になって、広島、山口、大阪と年々増えいます。
この背景には、ここ数十年の時代背景が大きく影響しているのかもしれません。
例えば、団塊の世代の人たちは集団就職で田舎から町に移って働き出しました。
そしてその後の高度経済成長の時代を迎え、
そのまま都会に住み続けた人が多くおられるのだと思います。
またこの影響から「核家族化」も進んできました。
田舎には高齢者の方だけが残っているというケースです。
そして結局、「田舎には帰っても仕方がない」ということで、
お墓も引越しという風になるようです。
お墓は故郷にあってもよし、近くにあってもよしだと思います。
弊社も数件引越しのお手伝いをさせていただきましたが、
引越しを機に、お墓を新しくされたケースもあります。
また磨きなおしてリフレッシュされるケースもあります。
その時のお墓の状態によって対応は変わってきます。
さて、私の近所も空き家が少しずつ増えてきて、
お墓も無縁になっているところが増えてきたように感じます。
でも無縁はかわいそうです。
今のうちに分かっている人は、身近でお祭りしてあげて下さいね。
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Q.お墓がカケていると縁起が悪いの?
2007年12月17日 18:50
A.迷信です。大切なのは供養の気持ちです。
でもキチンとしておく方がいいですね。
お墓の迷信にはいろいろなものがありますが、
これも代表的な迷信です。
この迷信も「墓相」というものが発端です。
「墓相」については詳しくは触れませんが、
その中には石のカケ以外にも、多くの事柄が定められています。
建て方によって、吉相・凶相があります。
信じる信じないは個人の自由です。
さて、何か悪い事が起こるとすぐに、
「墓の相が良くない」と墓のせいにされる方があります。
でも目に見えないものの事を言われても困りますよね。
確かにそういう事もあるのかもしれませんが、
私にはそういうものは見えないので分かりません。
どんなものでも壊れたまま使っていると良くないといわれます。
自転車にしても、家にしても・・・。
それと同じで「石も壊れたままでは駄目だよ」という戒めの意味が
ある迷信なのかも知れません。
お墓は故人への贈り物だと思います。
ですから余裕があれば、傷ついたら出来る範囲で直してあげる
気持ちが大切だとは思います。
お墓はご先祖様がおられる場所です。
たたったりはしないと思います。
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Q.うちは神道ですが、お墓は違うのですか?
2007年12月10日 16:28
A.お墓は形や正面の文字が少し違いますが、ほとんど同じです。
神道のお墓の特徴は頭が尖っています。
これは三種の神器のひとつ「剣」の形を象っているといわれています。
あと墓前には榊を捧げる八足台があるのが特徴です。
正面の文字は「○○家奥都(津)城」等と彫ります。
意味は「奥深い所にあって外部から遮られた境域」ということ。(神社新報より)
また仏教と違って戒名はなく、姓名の下に、之霊・命・命霊・霊位などを付けます。
神道は仏教と深く習合して、日本に今の宗教観をもたらしたとされています。
それが明治維新の神仏分離により今日の状態になっています。
ですから、お墓に対する考え方は、神仏ほぼ同じです。
ちなみに、戦死者のお墓の多くは神道墓です。
この理由は、また別の機会にでも触れたいと思います。
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3日間のセミナーを受講してきました
2007年12月05日 00:09
2泊3日のセミナーを受講してきました。
タイトルは「無意識との対話による未来を出現させるセミナー」。
よくわからい題名ですが、これがとにかく疲れる内容。
人間は無意識のうちに、都合の悪いことは後回しにしたり、
避けたりするのだそうです。
このセミナーはそんな人間の習性に逆らった(?)セミナー。
とにかく2日間は頭の中で避ける気持ちをグッと抑えて
私の中の問題点を洗いざらい出しました。
丸2日間もフルに脳ミソを働かすと、普段脳ミソを使っていないのを痛感しました。
そして3日目、何とか方針を作ることができました。
でぇ、やるべきことが山積み。
しかし、実行しなければどんな最悪の状態になるかも分かっているので、
やるしかありません。
ひとりで抱えず、会社のみんなに助けてもらいながらやっていこうと思います。
みんなよろしく!
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銘石を求めて~紀山石~
2007年12月04日 08:20
翌日は、福島県いわき市にあります「紀山石」の丁場に行ってきました。
伊達冠石の山からは車で2時間以上かかりました。
ここは採掘が始まって25年。
かなり深いところまで掘られていてビックリしました。
そして採掘場の小碕所長にお話を伺う事が出来ました。
私が山で気がついたのは、原石の採寸の仕方です。
少々形が悪いところは、寸法に入っていません。
またキズもかなり外してあり、とても紳士的に感じました。
いいものがつくれそうです。
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Q.神様と仏様どう違うの?
2007年12月01日 09:40
A.仏様になって神様になるのだそうです。
民俗学の柳田國男氏によれば、
故人の霊は30~50年で次第に縁故の家を離れ個性をもたない霊になり、
その後、霊は故人が生まれ育った故郷の地へ還り、
神さまの仲間に入ると日本人は考えているそうです。
故郷へ還ってくるということは、村の神社や庭の社の中の
氏神様や地神様になっているということなのでしょう。
だから「お墓参り」「初詣」「盆踊り」「秋祭り」も元は同じです。
こういったものの原点は、全部先祖供養なんですね。
ちなみに、氏神様とは住んでいる土地の人々を守護する神。
鎮守の神とも言われています。
また地神様とは祖霊、農神ともされる神。
屋敷内や辻・田のそばに祭るものとされています。
今年もあと1ヶ月。
初詣から始まって色んな神様にお世話になりました。
来年のお願いをする前に、神様仏様に今年のお礼を言っておきましょう。
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