森田石材店ブログ 【アーカイブ】 - 2019年10月 -

鳥居竣工式

2019年10月11日 08:00

園中 憲二

篠山店の園中です。

5月に執り行われた安全祈願祭から着々と工事が進み、無事竣工を9月26日大安の日に迎えることが出来ました。

今日は、当時と工事の様子をご紹介致します。

まず、クレーンで柱を吊り上げます。
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柱を支える土台(沓石)です。
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角度を調整し内側に傾くように、慎重に柱を下ろしていきます。
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中貫を両方の柱にはめ込みます。
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外貫を取り付け。
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額石です。
20191011_工事05.JPG

大歳神社と彫刻した額を中貫石の上に引っ掛けるように乗せ、位置や角度を調整します。
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最後に楔と笠部分を乗せて完成。木製の鳥居から石製に変わり存在感が増しました。
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そして、竣工式です。
20191011_竣工式01.JPG 20191011_竣工式02.JPG
20191011_竣工式03.JPG 20191011_竣工式04.JPG

竣工式の日は、天気も良く宮司様 役員様ご参加のもと執り行われました。
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祓い清めたあと、新しいなった鳥居の前に移動し、役員さんと宮司さん一緒に記念撮影★

毎年多くの石工事を請け負いさせて頂いておりますが、鳥居の工事に携わらさせてもらうことは滅多にないことです。

また、役員さんから、以前にあった木製の鳥居は、

いつ倒れるか心配だけど、新しく立派な石の鳥居で再建立出来て良かったと喜んでいただきました。

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お位牌の構造

2019年10月10日 08:30

yoshida

滝野店の吉田です。

今回は、お位牌の構造についてのお話です。もちろん、お位牌には大小および形の違いがあります。
位牌大・小.JPG

大きいほうのお位牌は、総高は380mmもあり札の巾も広いので、彫刻の仕方にもよりますが10名様は彫刻可能です。

小さいほうのお位牌は、総高250mmで2名様の彫刻となります。大きさににより彫刻できる人数は違ってまいりますが、構造は基本的にどちらも変わりません。

京中台8寸.JPG 京千倉5寸.JPG

写真のように、札板と下台の間にどの様な部材がはいっているかということで、お位牌の名称が変わってまいります。

お位牌に追加彫刻をする場合は、写真のように札板をとりはずして彫刻いたしますので、御寺院様によるお性根抜きが必要になってまいります。

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種類豊富なお線香類

2019年10月09日 08:00

井上

こんちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡

当社は、石材店ではありますが、数年前から仏壇仏具、線香類なども取り扱っています!

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が、THE石材店という店構えなので、知らない方は気軽に立ち寄りにくいそうです。

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中に入っていただけると、仏壇も仏具も並んでいます。

「まさかこんな近くにあったとは」とよく言われます( ;∀;)

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とくに線香の種類は豊富で、お客様のリクエストにより年々増えている状態です。

数年前から見ると1.6倍の種類ですが、どれも人気でリピート商品ばかり。
(写真は人気商品の一部、まだあります。)

20191009_senko02.JPGのサムネイル画像
小さなお線香ですが、こちらにも熨斗を付けることができます。

20191009_senko03.JPG
あるリピ客様は、このようにお線香を台にしてお渡しするのだとか。

何もないより、少し台があると見栄えがよい&これくらい小さいと気軽に受け取ってもらいやすいから。と。

また違う方は、小さな箱を2箱包んで欲しい。という方もいらっしゃいました。

これは包むのに少し苦戦しましたが、なんとか一つで包んで熨斗を付けました。

いろいろ使い道あります。種類も豊富です。お気に入りのお線香も見つかるかもしれません。

ぜひ、お気軽にお立ちより下さい

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様変わりのお墓。

2019年10月08日 08:00

髙橋 圭司

本店の高橋です。

私共の中兵庫地区ではこの20年~30年間で多くのお墓が新しく整備されてきました。

今回のお手伝いは下の写真のお墓です。昔ながらの古~い感じのするお墓ですね。

どんなふうに変わるのか楽しみですね。
20191007高橋忠義修正1.JPG

周囲のお墓もほとんどが整備されており、気が付けば自分とこだけが古いままだったとの事です。

まずは基礎工事です。コンクリートの中に鉄筋を入れ強度を増します。
高橋忠義家鉄筋.JPG

納骨室の場所と数か所に水抜き穴を確保して、コンクリートを打設します。
高橋忠義家ベース.JPG

石垣を据えていきます。内側の三角の所にコンクリートを詰めて補強していきます。
高橋忠義家間知.JPG

巻石角のコーナー金具は必須です。
これをしとかないと、将来巻き石の継ぎ目が開いてきてしまいます。
高橋忠義家金具.JPG

地味な作業ですが転圧も重要です。
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完成です。
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文字通り様変わりしましたね。

今回も良いお手伝いが出来ました。

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お墓の支払いもキャッシュレス?

2019年10月07日 08:00

森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

10月1日から消費税が10%に増税となりましたが、同時に町中ではキャッシュレス決済で割引きの制度もあちらこちらで見かけるようになりました。みなさんはキャッシュレス決済は既にお使いでしょうか?

昔からカードが使えないお店として言われていたのが、住宅をはじめ、車、葬儀、お墓などの高額商品です。当社も当然ながら以前は「カードはご利用になれません」と申しておりました。

しかしそんなことは言ってられない状況となってきました。この世間の波に乗り遅れてはいけないと当社も思い立ちまして、この春からキャッシュレス決済を導入しております。

キャッシュレス1.jpg

各社クレジットカードをはじめ、交通系(ICOCA、SUICAなど)、IDやクイックペイのカード系、さらにLINEペイ、D払い、挙げ句にはアリペイやウィーチャットペイなども含むQRコードにも対応しております。

キャッシュレス3.jpg

仏具や追加文字彫りのお支払いであれば、ピピッと簡単にできます(使うと案外気持ちがいい)。もちろん高額なお支払いはクレジットカードで対応が可能でございます。

しかし当社のような田舎に暮らしておりますと、そもそもご利用になる方がほとんどおられません。ということで、この機械も出番はとても少なく、ひっそりとお店の片隅に佇んでおります。

キャッシュレス2.jpg

このポスターも送られてきましたので店頭に貼っております。5%も還元されるなんてスゴイです。しかし弊社としては手数料がかかるのがツライ・・。

でも国を上げてのお祭り騒ぎ、当社も少しだけ参加しておりますので、ご利用になられてはいかがでしょうか。

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朱蝋燭(しゅろうそく)

2019年10月06日 08:00

上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

上置き仏壇を納めました。

お客様に展示場で実際に現物を見て選んで頂いて新築のお宅へ。家具もまだ入っていない時に1番最初に納入しました。
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ご本尊様は、ご住職が用意して頂いていたものです。具足は奥様のお好みでピンク系で揃えました。
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お祝い事なので朱蝋燭(赤いろうそく)を準備してお経を頂きます。
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なぜ朱蝋燭を使うのかというと、朱色(赤色)は「めでたい」という意味があり、邪気を払い節目を設けるという事が言われています。

これからも末永くお祀りしていかれることを願います。

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工場見学は安全第一で

2019年10月05日 08:00

yoshidumi

本店の義積です。

最近私は録画している「賢后衛子夫」をまとめて見ています。漢の時代の壮大な歴史物語なのですが、儒教の教えがよく出てきます。

儒教は、先祖や年上の方を敬います。ドラマの中では、何かある度ご先祖様にお祀りしてある場所で報告や御礼を言います。そして、ご先祖に手を合わせる場面がたくさん出てきます。

はるか昔から行っている事を、現在の私たちも行っている事と似ている点がたくさんあり、親近感がとても沸きます。

さて、本社の工場エリアはヘルメットを被ることに以前から決まっています。

工場内で働く者以外にも、全ての者が工場に行くときは必ず被ります。

↓↓これは事務所から工場に行く時に通る壁に、それぞれが被るヘルメットが掛けてあります。

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本社では最近、社員分の他にもお客様用ヘルメットを増やしました。お客様用ヘルメットは、工場見学に来られる方に被っていただくものです。

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このようにヘルメットを被り、工場の中に見学していただきます。工場以外にもヘルメット着用エリアが決められています。

実際に工場に入り、間近でしっかりとご覧になると、写真では見えない部分も分かります。

これからも工場見学を行いますので、ご興味ある方は是非お越しください。

お待ちしております(*´ω`)

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お念仏と御詠歌

2019年10月04日 08:00

森田 茂樹

代表の森田です。

父が亡くなって間もなく四十九日を迎えます。

はじめに一番心配したのが「念仏」です。念仏は祖父母の時に唱えていたので何となくわかってはいたのですが、いざ自分が先立をすると勝手が違います。初日は申し訳ないほど下手な念仏でしたが、親戚の方に念仏CDをお借りして唱え始めました。三七日を迎える頃には慣れてきて先立も楽しくなってきました。

さて、「西国三十三所霊場」の御詠歌を唱えるのはなぜでしょう?

まず33ヶ所の霊場(札所)はすべて観世音菩薩を本尊とするお寺です。菩薩さまは33の姿で現世の衆生の嘆き悲しみを救ってくれると言われています。

あらためて御念仏は少しずつ悲しみ寂しさを癒やしてくれる四十九日間だと思いましたし、西国三十三所霊場をお参りしたくなりました。

弊社が作っている「御念仏」の冊子です。もし欲しい方ございましたらお問い合わせください。
お念仏冊子1.jpgお念仏冊子2.jpg

たまたま石に興味があり撮影した「長谷寺」の御詠歌の石碑です。
長谷寺ご詠歌.jpg

位牌の手彫り彫刻

2019年10月03日 08:00

滝野店事務スタッフ

滝野店の藤井です。

当社では位牌に彫刻をさせていただくことも多くいのですが、少し前の位牌と最近の位牌では字に大きな差があります。

位牌 フリー素材.jpg

それは手彫りの字かパソコンの字かという点です。

最近の位牌はほとんどがパソコンの字で文字が彫られています。

先日、昔に作った位牌に追加で彫刻を依頼していただいただきました。

夫婦で1つのお位牌で、以前にお悔やみのあったお母様のお名前が既に彫られているので、なるべくこのお母様の彫刻の雰囲気に合わせてお父様の名前を彫刻して欲しいとのことでした。

パソコンの字もスッキリとしたシャープな印象でいいのですがやはり手書きは手書きの独特な温かみがあります。

どちらの彫り方もいいのですが、夫婦で異なる彫り方だと場合によっては違和感が出てしまう場合があります。

今回はご依頼いただいた通り、なるべく奥さまの彫刻の雰囲気に寄せた手彫りで仕上げさせていただきました。施主様にも喜んでいただきうれしい限りです。

今後位牌にお名前を彫ることを考える際には、字の雰囲気を合わせることを考えられるといいかと思います。

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祖母の遺影写真

2019年10月02日 08:00

山崎 倫子

本店の山崎です。

先日、義理の祖母が満100歳で亡くなりました。

数か月前には、100歳のお祝いを親戚一同で行ったところでした。

祖母は、施設に入る前は90歳を越えていましたが1人暮らしをしており、身の回りの事は人に頼らず自分でやっていました。

施設に入ってからも、会いに行くといつもひ孫の成長に目を細め、ニコニコと出迎えてくれる優しいおばあちゃんでした。

ですから、世間一般には大往生でしょうが、やはり少し寂しく思います。

通夜の日、会場へ入った時、真っ先に目に入った遺影写真に思わず笑ってしまいました。

祖母の遺影写真は、オーストラリアへ旅行へ行った際に撮った、コアラを抱っこして満面の笑みを浮かべているものでした。

生前に「これを遺影写真に!」と自らが希望していたものでした。ですから、一切加工はせずそのままの状態で使用しました。

通常なら、亡くなってから家族が選び、喪服に着替えた加工をし、黒い額縁に・・・というのが昔ながらの遺影写真というイメージがあります。

でも、祖母は何年も前から自らこの写真で!と大事に保管し選んでいたかと思うと、家族みんなが、是非ともこの写真で・・・と即決でした。

そして額縁も薄いピンクのものに黒いリボンではなく、周りに花をあしらった物を選びました。

祖母らしい優しい遺影写真でした。

現在では、終活ブームもあってか生前に遺影写真を撮る人が増えています。

自分らしい1枚を残しておく事が、家族にまた1つの思い出を与えてくれるのかな

・・・と、そんな事を祖母の冥福を祈りながら思いました。
遺影.png

お墓の展示場

見学会 316日(土)~24日(日) 68日(土)~17日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く