森田石材店ブログ 【アーカイブ】 - 2019年10月 -

リスを使った記念碑

2019年10月21日 08:00

森田 茂樹

代表の森田です。

先日、久しぶりに記念碑のご依頼をいただきました。ご依頼をいただいた会社は、10年前にも50周年事業で記念碑をお世話になりました。

さて、今回はどんな形にしようか?コンセプトは何か?と現在、試行錯誤しております。

メインは「リス」の石彫りを置く形で決まったのですが、イメージは「リスがくるみを食べている感じ・・・」。
くるみ作成1.jpg

加工作業開始。そんなに難しくないなと思ったのですが・・・
くるみ作成2.jpg

いざ、作り始めると・・・なかなか、くるみに見えません。

実物ばかり見ながら作っても上手く作れないので、イラストをインターネットで探して、それも参考にして作りました。

完成です。
くるみ作成3.jpg

くるみを食べているように見えるでしょうか?単純な形の物ほど難しいということが良くわかりました。

書道でも画数の多い文字はそれなりに形になりますが、画数の少ない文字はカッコよく書くのが難しいものです。どんな仕事も同じですね。

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蓮華ってなに?

2019年10月20日 08:00

藤井 勇輔

滝野店の藤井です。

六地蔵」「灯篭」「精霊馬」に引き続き新米営業のわたくし藤井が「これは何だろう?」「何のためにあるんだろう?」と疑問に思ったことを考えていくシリーズで今回で4回目になります。

今回考えていくのがこれです!!

このお墓の…

蓮華台 全体.jpg

蓮華台 拡大.jpg

このトゲトゲした部分です。

名前を蓮華台といいますその名の通り蓮の花をモチーフにしています。

その理由が2つあります。1つ目は臨終された方を阿弥陀様と観音様がお迎えに来られる際に、故人様を極楽浄土に連れていく乗り物が蓮の花だからと言われています。

2つ目は蓮の花は泥にまみれた沼のようなところから可憐な花を咲かせるため、その姿が俗世間の欲や煩悩に染まらない悟りの世界を象徴する花だとされているからなんです。

つまり蓮華台はご先祖様が悟りを開かれて、阿弥陀様と観音様に迎えられて極楽浄土に行かれたという1つの証なのです。

まだまだ知らないことばかりです。これからも私藤井が見つけたなぜだろうを紹介していきます。

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10分ローソク

2019年10月19日 08:00

山崎 倫子
本店の山崎です。
先日来店されたお客様が、
「このローソク買ったら、沢山入ってるから長いことあって便利やわぁ」と一言。
そのローソクがこれ!
亀山ローソク.JPG
亀山五色ローソクです。
このローソクはたくさん入っているのはもちろんの事、10分で燃焼しきるので、だいたい1回のお祈りごとに使いきる事ができるので、消し忘れの心配が軽減されます。
燃焼時間の長いローソクは、途中で一度火を消してしまうと次に火がつきにくく、結局途中で捨ててしまう可能性が出てくる事があります。ですので、安全面・経済面的にもおすすめの一品です。
また、これはローソクに色がついています。一般的には、ほとんどが白なのがローソクですが、なんと5色も!
毎日その日の気分によって色を変えてお参りする事もできますね。

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「思い立ったが吉日」です

2019年10月18日 08:00

福島 正弘

滝野店の福島です。

先日、お悔みのあられた知人から「お墓はいつ建てるのが良いの?」との相談を受けました。

私の返答としては「結論としてお墓を建てる時期に決まりはありません。」と伝えました。

いつ、何日までにお墓を建てなければいけない、という決まりは一切ありません。

ただし、今回の相談のように埋葬しなくてはいけないご遺骨がある場合には、一日も早く安眠できる場所を作ってあげる事が一番のご供養になると思います。

大切だと思うのは「ご供養の気持ちなので、ご家族で相談なさって気持ちの整理がついた時期に検討されれば良いと思う。

思い立ったが吉日で四十九日や一周忌の法要、新盆やお彼岸などの法要に合わせて考えるのも目安として良いのではないか?」とお伝えしました。

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お墓の撤去~コンクリート施工~

2019年10月17日 08:00

中村 淳

滝野店の中村です。

いわゆる”墓じまい”を検討されている方もおられるかと思いますが、”墓じまい”は場合によってはトラブルになることも多々あります。

過去の記事はこちらです。

改葬(お墓の引越し)に必要なもの
お墓の引越し
お墓の引越し2
お墓の引越し3

今回は”墓じまい”で気を付けなければならないポイントの一つ「自治会の規約」についてです。

お墓の場合には、住宅用の土地を取得するように墓地となる土地の所有権を買い取ることはできません。

よく「お墓を買う」と言いますが、お墓を買う=お墓の永代使用権または墓地使用権を取得することです。墓地の所有者と墓地を永代に渡って使用する権利を得るという契約をします。

つまり、共同墓地の場合には墓地の所有権は霊園を経営する側や自治体にあって、お墓を建てて所有している者は土地についての使用権を有しているだけです。

墓地建立に関する規約があるように、墓地返還に関する規約も当然存在します。最近では自治会の共同墓地でも、墓地に関する規約も細かく整備されているところもありますので確認は絶対に必要です。

返還の条件は様々ですが、多いのは

  • ・原状回復(使用前の状態にする)
  • ・更地する
  • ・区画の場所によっては墓石のみ撤去して外柵は残しておく(外柵撤去によって区画が崩れる可能性がある場合)

といったところでしょうか。

また最近増えているのは、

・区画内の防草対策(コンクリート打設、防草シート等)

といったものもあります。

また費用が大きく変わる条件として

・土の入れ替え(特に以前土葬墓地であった場合に多い)

があります。過去には深さ1m以上土の入れ替えをしなければならない墓地もありました。

究極の条件として“返還を認めない”といったものもありました。

いずれにしても施主様の判断や、業者の判断で返還できるわけではありません。墓地規約やまた条件によっては墓地管理者の立ち合いのもと確認が必要です。

今回ご依頼を頂きましたお客様の区画の条件は「原状回復と防草の為、コンクリートの打設」でした。

施工前の様子がこちらです。
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墓石を撤去して整地します。
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撤去した墓石の竿石は供養塔に移動します。墓地によっては供養塔が既にいっぱいで置けない場合もあります。
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整地後の様子です。
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最後にコンクリートを打設して完成です。
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このように墓地の規約によって明確に定められているところもありますが、中には「条件なし」といったところもあります。次のケースは「条件なし=今後その場所を他の方が使うことがない」といったものです。

こちらの墓地では周りの区画の人に迷惑にならないようにという事で、返還される方は自主的にコンクリート打設をされています。

施工前です。
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施工後です。
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このようにトラブル回避の為に勿論墓地規約の確認は必要ですが、御見積をする上でも返還条件は大きく関わってきますので是非一度ご確認ください。

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お線香が真っすぐ立ちます

2019年10月16日 08:00

眞下 尚利

篠山店の真下(ましも)です。今回は、線香立の交換です。

三田市の霊園でお墓を建てさせいただきました。その工事の際に、近くにお詣りされていた方からご相談がありました。線香立でお困りでした。

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お墓の前にある線香立で、仏壇と同じように灰でお線香を立てておられたようです。

ですが、雨に濡れて灰が固まってしまい、立てられなくなっていたそうです。

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セメントで埋めてしまい、取り外し可能な線香立の土台を埋め込みました。

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私達にとっては、難しくないお手伝いです。しかし、お客様にとっては、悩み事だったようで、解決できて良かったです。
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デザイン墓石「アルカディア」

2019年10月15日 08:00

森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

今日は次回11月の展示会でイチオシの商品をご紹介します。

まずはこちらをご覧ください↓↓↓
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デザイン墓石「アルカディア」(滝野店にて展示)

これはアルカディアというデザイン型墓石です。

デザインしたのは皇潤貿易という会社。石屋さんとは違う感性でデザインされています。

各所の特徴をご紹介します。

まず拝み場です。
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広いスペースは大人が横並びで十分に並べます。写真の足モデルは身長183cmもあり広く見えませんが、女性なら3人はラクラクです。

次に仏石の部分です。
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側面は割肌になっています。

側面以外の部分は文字通り「鏡面仕上げ」になっていて、その側面が割肌となっています。このコントラストがかっこいいです。

さて次はR加工です。
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なんとダブルで延べ石を使っています。デザインのために贅沢な近い方です。

石屋さんならこんな石の使い方はしないでしょう。でも上手に使っています。こうするからこそ、このアルカディアというデザイン全体が引き立つのでしょう。

しかし、この加工は作り手泣かせのとても難しいRです。ぜひ間近で見てください。

最後は納骨のフタ部分です。
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取っ手が付いてて細かい気遣いです。

滅多に納骨はしませんが、あるととても便利です。

しかも、当社ならではの信頼棺®にも対応しています。

いかがでしたでしょうか?お墓の特徴ってパッと見ただけではよく分からないかもしれませんが、実は色んな部分に工夫が凝らされているんです。ぜひ現物を見てお確かめください。

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神輿と獅子舞

2019年10月14日 08:00

滝野店事務スタッフ

滝野店スタッフです(*^-^)/

天高く秋らしい先週末、滝野店前で地域の秋祭りがありました。

季節ごとのお祭りは神様への「祈り」や「感謝」を伝え、秋祭りは「農産物の収穫を祝って、神様に収穫物を奉納し、感謝を捧げる」という意味で行われるようです。

多くのお祭りに登場する神輿にはどんな意味合いがあるのでしょうか?

神様はお祭りの時には自分の地域の町に出ていき、偉大な力を振りまき、災厄や穢れを祓うという仕事があります。

神輿は神様の乗り物なんですね(*^-^*)
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可愛い子供神輿も頑張っていましたよ~
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では、太鼓や笛の「祭囃子」とは?

太鼓の音には、邪気を払い、五穀豊穣をもたらすは祭具としての欠かせない役割があるのですね。

元々疫病を払う目的で舞われていたのが、転じて邪気払いや縁起物として祝い事の席で欠かせない存在になった獅子舞

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地域の秋祭りでお店の中まで舞わっていただきました!
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何より地域の方々とお祝い事に携われることが嬉しいですo(≧∇≦)o

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お客様の声を頂きました②(上田様)

2019年10月13日 08:00

中道 祥貴

本店の中道です。

お客様の声を頂きましたので、ご紹介させていただきます。

昔に他社で建立され、このたび当社でお墓のリフォーム工事のお手伝いをさせていただきました。

代々墓の傾き直し・先祖墓の整理のお仕事です。
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新たに完成したお墓です。
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お客様の声
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上田さま有難うございました。

今後とも宜しくお願い致します。

お墓にも備えを

2019年10月12日 08:00

髙梨 剛

滝野店の髙梨です。

明日、台風19号が最接近するとの予報の中で書いております。

「石は重たい。だから台風とか大丈夫やろ。」と思われますよね。

一般的な御影石の重さの目安は30cm×30cm×30cmの直方体の大きさで約70kgで計算を致します。

例えば一般的な9寸角の竿石(◯◯家之墓と彫る部分)で約130kg、一般的な霊標板(戒名等を彫る部分)で約110kgあります。

意外と重たいでしょ?

けれどもそんな重たい石でも自然は簡単に倒していきます。
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この写真は昨年の台風で当社の展示品が倒れた一枚です。

「展示品だから・・・」と安易に考えておりましたので、簡易的な固定だけでした。

ですから、見事に吹っ飛びました。
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風を受ける面積が小さければとも思っていましたが、こちらの写真はアルミ製の塔婆立が正面から風を受けて石を破壊して後方へ飛んでしまった時の一枚です。

製品も施工も問題はなかったのですが、自然の脅威にやられました。

地震に備えては免震施工がございます。

最近は「お墓の保険」もある時代です。

年々温暖化のせいでしょうか、自然現象も怖いくらいになっているように感じます。

安易に「簡単で安く」の考えではなく、末代までのお墓は特に「万が一」に備えてしっかりしたものを作って頂きたいと思います。

そしてこの台風の影響も最小限に治まって欲しいと祈るばかりです。

お墓の展示場

見学会 316日(土)~24日(日) 68日(土)~17日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く