森田石材店ブログ 【アーカイブ】 - 2019年08月 -

鳥居建て替え工事①(解体~ベース)

2019年08月21日 08:00

園中 憲二

篠山店の園中です。

6月のブログで古くなった木製の鳥居を撤去し、新しく石の鳥居にする工事に際して、5月27日に執り行われた安全祈願祭の様子をご紹介致しました。

今回はいよいよ始まった工事の様子です。

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工事前の木製鳥居。倒れないように支え木が付いています。

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まず、足場を組み、部材をチェーンでカットします。

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カットした部材は、ユニックで吊り下げ撤去。

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鳥居の根本の木は朽ちていました。

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土をコンボで掘り起こします。

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ランマーで踏み固めます。

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砕石を全体に敷き詰めます。

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鉄筋を配筋します。

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バイブレーターを使用し空気を追い出します。

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お盆前にニュースでは、超大型台風がやって来ると連日連夜ニュースで報道されていました。

役員さんは、台風で足元の木が腐りかけている鳥居が倒れるのではと心配されていましたが、台風が来る前に解体工事を済ませましたので、難を逃れました。

次回の工事は、基礎コンクリートがしっかりと固まることも考慮に入れ1ヶ月ほど先になる予定です。

10月の秋祭りに無事に引き渡しが出来るように、安全第一で関係者一同勤めてまいります。

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墓地の立会い

2019年08月20日 09:30

yoshida

滝野店の吉田です。

今回は、「墓地の立会い」です。区画造成されていない村墓地でのお墓の区画位置を決めます。

一軒の大きさは決まっておりますが、前後左右はバラバラで向きも全て統一されているわけではありません。

ですから、村の役員さんとの立会いで最終位置の確認を行います。

墓地立会い前.JPGのサムネイル画像

写真のように一応杭は打ってありますが、きっちり寸法どおりではありませんので、前述のとおりに村の墓地役員さん(区長さん・墓地委員さん)とお施主さんに立会いいただき、鉄筋を打ち水糸を張って区画の大きさ及び位置をだしていきます。

立会い中1.JPG 立会い中2.JPG 立会い中3.JPG

弊社の図面と村墓地台帳とあわせて確認していきながら、墓地の立会い確認は無事に終了し、工事を待つだけになりました。

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生活にあわせた大きめ仏壇

2019年08月19日 08:00

井上

こんちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡

先月、当店では珍しく大きめの仏壇を納品させて頂きました。

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当店がある篠山地域では、作り付け仏壇が多いので祭壇掛や吊灯籠を付けたりする、簡単リフォームを多く受けます。

少し手を入れると明るく使いやすくなります。

が、今回は、新規仏壇。
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唐木仏壇を現代風にアレンジ、お祀りする部分がスライドで前に出てくる機能付き仏壇です。

材質はシャム柿(濃いブラウン色)なので、大きい仏壇ですが洋室でフローリングの色とも合いそうですね。
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もう1台は、こちら。シンプルな大きめ仏壇。嬉しい機能として、下台がスライドで引き出せ、経机として使える点とお祀り部分の広さ。

既存のお位牌を置いても十分広さ・高さがあります。いずれも、LEDライト付でスイッチでON・OFFができます。

大きめ仏壇も、モダンな形、お祀り部分がシンプルなものが増えてきたように思います。中がシンプルで広々なのでお掃除がしやすいのが嬉しいですね。

とはいえ、祀り方は、いろいろです。大きさで比べるのではなく気持ちが大切です。

篠山店、滝野店では墓石ほど多くはありませんが、仏壇展示をしています。

実物を見て、大きさや色合いなどご希望をお聞かせ下さい。

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巻き石の開き

2019年08月18日 08:00

髙橋 圭司

本店の高橋です。

10年ほど前に新規霊標建立のお手伝いをさせて頂いたお客様から

「巻き石が開いてきている。なんとかならないか?」とのお問い合わせがありました。

こちらの巻き石はかなり古く数十年は経過しています。

藤原家施工前.JPG

写真では1本に見える巻き石ですが、実は3本の継ぎ合わせであります。

藤原家延開き角.JPG藤原家延開きつなぎ.JPG

その3本の全部の継ぎ目に隙間が出来ていました。

解体して補強しなくてはなりません。

藤原家金具角.JPG藤原家金具平.JPG

解体してみると、継ぎ目の補強は何も施されていませんでした。

巻き石を加工し、ステンレス製の金具を取り付けます。

藤原家塗り上げ角.JPG藤原家塗り上げ平.JPG

さらに金具をコンクリートで覆い隠します。

藤原家完成.JPG

綺麗になりました。

修繕はお墓の後ろ部分だけでしたが、前部分は10年前にやり替えていますので、心配はありません。

今回も良いお手伝いが出来ました。

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線香立て盗難相次ぐ

2019年08月17日 08:00

森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

8月3日の神戸新聞にこんな記事が載っていました。

「線香立て盗難相次ぐ」

線香立て盗難.jpg

盗まれたのはごく一般的な線香立てです。ほとんどのお墓に取りつけられています。

昔は固定式だったのですが、今のものはネジ式になっていて取り外して掃除できるようになっています。

お墓は屋外にありますので、盗んだりすることはいつでも出来るわけですが、今までにそのようなことを聞いたことがないのは、手を合わす場所だからでしょう。

しかし、こんな風に多発すると、そんなことも言っていられない人がおられるのでしょう。

ちなみに数年前、ステンレスの花筒が盗まれた時期がありました。それ以来、お墓参りの時にステンレスの花筒を持参し、終わると以て帰る方もおられるそうです。

墓石具足.jpg

線香立ても何らかの対策が必要になるかもしれません。

徳川家綱の時代から

2019年08月16日 08:00

上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

暑い日が続きますが、皆様は体調はいかがですか?

私は少々バテ気味です、実は8月の初めから店の展示場のエアコンが故障しております、室内温度で30℃を超え最高32℃を記録しました。

ご来店頂いたお客様には「この時期に大変ですねぇ、熱中症大丈夫ですか?」というご心配して頂いてご迷惑おかけしております、20日過ぎには通常運転に戻る予定です。

さて、お墓の話ですが、今回はたくさんある墓石をすべて処分して法名碑にまとめました。

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文字も読み取れない墓石もあったので、過去帳と照合し、大きい方の法名碑には、表裏で66名を刻みました。

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初代様の没年が寛文3年(1663年)で356年前、徳川幕府4代将軍家綱の時代から代々続いている家です。

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考え方はいろいろあると思いますが、文字の読み取れないお墓から、過去帳のようにキチッとまとめられました。

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神道型のお墓

2019年08月15日 08:00

yoshidumi

本店の義積です。超大型台風が日本に近づいています。大きな被害が無い事を祈ります。

さて、本日8月15日は終戦記念日です。

1945年8月14日ポツダム宣言を受諾し、翌日15日正午昭和天皇による玉音放送により、第二次世界大戦が終結しました。

私は戦争を経験したことはありませんが、子供の時に「はだしのゲン」を見て原爆や戦争の悲惨さを知り、昨年には舞鶴の引揚記念館に行き多くの方が戦争により大変な思いをされた事を知りました。

戦死者のお墓は、普通のお墓とは形が違います。常のお墓と比べて少し細長いもので、石の上の部分はトキン型といわれる尖がった形になっています。

神道型といわれるお墓です。

昔、天皇は「現人神(あらひとがみ)」とされ、人間でありながら、同時に神であるとされていました。

戦死者は、天皇を護るべく天皇に仕える者とされ、そのために戦争中に亡くなった方は天皇に奉公し亡くなったとされ、英霊という神に仕える霊となる為、戦没者のお墓は神道型と言われています。

お盆は、ご先祖様に手を合わせ今ある命に感謝し、また平和である時代のありがたさを再確認する時期なのしれません。

お盆のお墓参り

2019年08月14日 08:00

森田 茂樹

代表の森田です。

毎日猛暑続きですが、お身体にはご自愛くださいませ。

さて、お盆休みで息子も東京から帰省しました。中々家族全員は揃いませんが、妻と息子の三人でお墓参りに行きました。朝9時過ぎでしたが駐車場は大渋滞で警備員が必要なくらいでした。

普段のお墓参り・お墓掃除はお一人が多いように思いますが、さすがお盆は家族連れが多く、六地蔵様やそれぞれのお墓からお線香の煙が上がっていました。

また道中あいさつを交わしながらのお墓参りは田舎ならではの風景だなと思いました。

今朝のテレビでは、「お墓参りに行かない人が半数を超えた」・・・とお墓参り行かないほうが美徳のような言い方をしていてがっかりしました。

でも田舎のお墓参りは昔と変わらないと感じました。

追伸:相変わらずご先祖様には無理なお願いばかりです。ごめんなさい。

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彫刻部分のそうじ

2019年08月13日 08:00

滝野店事務スタッフ

滝野店の藤井です。

お盆を前にお墓の掃除のご依頼をしていただきました。

お墓写真 掃除前.jpg正面文字 掃除前.jpg

草が生えていたのと、正面の文字の中の部分に水垢が付いていました。

文字の中の掃除は強く擦りすぎると彫刻部分の薄いところが欠けてしまう恐れがあります。

そのため、特別な道具を使って掃除をしていきます。

そうすると…
正面文字 掃除後.jpg

ここまで汚れを落とすことができます。

区画内に生えている草も抜いていき、墓石の汚れも落としていきます。

目地の部分も強く擦りすぎると、目地が傷ついてしまう為、力を入れすぎず拭いていきます。

お墓写真 掃除後.jpg

1時間の掃除で見違えるほどきれいになりました。

たかが掃除といえども、気を付けなければせっかくの墓石が、欠けてしまったり傷がついたりしてしまいます。

また、暑い中の掃除は熱中症の危険もあります。

石屋さんに相談してみるのもいいのではないかと思います。

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お盆を迎えました

2019年08月12日 08:00

山崎 倫子

本店 山崎です。

お盆を迎え、ゆっくりと家族でお過ごしの方も多いのでしょうか。
幼い頃からこの時期を迎えると、実家の仏壇もお盆仕様になり、住職が棚経に来られていたので、自然とお盆=ご先祖さまを敬う日と思っていたように思います。
お盆とは、先祖の霊があの世から帰って来て家族と共に過ごし、またあの世へ帰って行くという日本古来の行事です。
地域性もありますが、少しだけお盆の色々を・・・。
棚経
盆の期間中にご先祖様を迎え入れる棚を設け、お飾りやお供え物を置きます。
そこでお坊さんがお経をあげることを棚経と言います。
この先祖を向かいれるための棚のことを精霊棚または盆棚といい、霊棚・盆棚の前で読経することから棚経と呼ばれます。
キュウリの馬・ナスの牛
お盆の時に、キュウリの馬と、ナスの牛を供えることがあります。
これは先祖の霊が、馬に乗って一刻も早くこの世に帰り、牛に乗ってゆっくりあの世へ戻って行くように、との願いを込めたものといわれています。

真菰の敷物
お盆の精霊棚には真菰(まこも)のゴザが敷かれます。
真菰は古事記や日本書紀などにも登場する薬用成分を含んだ植物で、お釈迦様は真菰の敷物に病人を寝かせて治療したそうです。
仏事に限らず、神事でも使われる真菰は、宗教性の高い敷物です。
ほおづき
精霊棚や仏壇の前に、ほおづきを下げる地域があります。
ほおづきは鬼灯とも書かれ、死者の提灯であるともいわれています。
盆踊り
最近では宗教的な色合いは薄れてきましたが、元来盆踊りは、お盆に帰って来た故人や先祖の霊を慰め、無事に送り帰すための宗教的な行事でした。
また、帰って来た霊が供養のおかげで成仏できた喜びを、踊りで表現しているともいわれています。
精霊流
精霊(しょうりょう)流しは、お盆のお供え物を積んだ精霊舟を海や川に流す行事で、おもに8月16日に行われます。
また灯籠を流す、灯籠流しをする地域もあり、これらは送り火の一種となります。
我が家の近くでも、15日に精霊ながしが行われるそうです。
今年は行ってみようかな~と思っています。
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お墓の展示場

見学会 316日(土)~24日(日) 68日(土)~17日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く