森田石材店ブログ 【アーカイブ】 - 2018年12月 -
このあとどうしちゃお
2018年12月20日 08:00
本店の義積です。
今週は、私の大好きないとこが病気のため他界しました。葬儀のあと残されたご家族と「亡くなったら人はどうなるの」の話をしました。
仏教では仏様がお迎えに来られます。また、俗説ですが亡くなった親しい親族もお迎えに来てくれるとも聞きます。本当のところは分かりませんが、今日は死後の世界はどうなるかがテーマの本をご紹介します。
メディアで話題になっているヨシタケシンスケさんの絵本です。
主人公の男の子が、おじいちゃんが亡くなった後に「このあとどうしちゃおう」と書かれたノートを見つけます。
そこには「自分が将来死んだらどうなりたいか、どうして欲しいか」たくさん書いてありました。
この本は「死」がテーマです。作者ヨシタケさんは、身近な人が亡くなり人は死の間際になればなるほど死について語れないと実感されました。
『「死」について考えることは縁起でもないと考えられがちですが、改まったものではなく、ふざけ半分で本音を気軽に話せるきっかけになればと作りました。
誰もが「死」は必ず経験します。子供であろうが、大人であろうが、それぞれの死生観があります。「死」は茶化したらいけないものですが世の中ふざけながらじゃないと語れないこともたくさんある』とヨシタケさんは言われています。
亡くなくなったらどうしてほしいかを書くノートといえばエンディングノート、子供向けの絵本にしたらテーマが重過ぎではないのかな⁉と思いながらページをめくっていくと大違い。
ユーモア溢れる内容にクスリと思わず笑ってしまいました。
私が死んだらどうしたいか、空を飛んで世界中を旅してみたい。旅に飽きたらまた生まれ変わって亡くなった父と母の子供に生まれたいです。
私はヨシタケシンスケさんの絵本シリーズが大好きで、本屋の絵本コーナーでつい手に取り見てしまいます。
こちらの本も今人気です。最近知りましたが、このヨシタケシンスケさんの祖父母は当社本店のご近所の方(現在は住んでいらっしゃいません)だったそうです。
更に親近感が沸きました。どの本も、大人も子供でもたくさんの方に、ご覧いただきたい一冊です。
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飛び石の作り方
2018年12月19日 08:00
あると便利な仏具~線香差し~
2018年12月18日 08:00
本店 山崎です。
線香差しとは、その名の通り、線香を差して置いておくものです。なくても問題はないのですが、毎日の供養の時、お仏壇に箱のままの線香を置いておくよりは、見た目もすっきりとして綺麗です。
また、箱をあけて取り出すよりサッと取ることができ所作も美しくなりますし、来客時にも、すぐ手にとってお供えして頂けます。
箱の中だと、あとどれくらい線香が残っているかは確認しないとわかりませんが、線香差しに立てておくと一目でわかります。
線香差しには、どのように選ぶのかといったルール、また宗派で違うという事もありません。ですから、お仏壇に合わせて選んで問題ありません。
本店にはこのような、線香差しを置いています。落ち着いた色合いで、どんな仏壇にでも合うと思います。
このように柄がついたものもあります。
他にも今は、モダン仏壇などに合わせることができるオシャレな物もあります。
色も豊富です。お仏壇の色や材質、予算に合わせてお選びください。
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お墓も大掃除
2018年12月17日 08:00
滝野店の福島です。
年末になり、各ご家庭でもお家の大掃除などお正月を迎える準備をなさっておられるのではないでしょうか?
お墓の方でもお掃除をなさる方が多いと思いますが、お墓の部分によっては汚れがたまり易く、普段行っているお掃除の手順や、道具では取り切れない物もあります。
お墓の汚れがたまり易い箇所として
①花立、水鉢の周り
1つ目が花立、水鉢の周りとなります。この2カ所の特徴はそれぞれ水を主に使用する場所という事です。特に花をお供えする花立の部分が他の石の部分と独立している場合はその花立の裏や後ろに汚れが溜まっています。又その花立に差す花筒自体はお掃除される方も多いかと思いますが、花筒がはまる石の部分はあまりお掃除される方は少ないのではないのでしょうか?その部分も水等がたまると共に、汚れが溜まりやすい部分となっています。
②彫刻してある文字の中
2つ目は彫ってある文字の中となります。大きく彫られている文字の場合はお掃除が比較的行いやすいかと思いますが字が細かい部分はお掃除が行いにくく、また石が欠けてしまうかもといった思いでお掃除を敬遠されがちかと思います。しかし細かい文字も平面ではないため汚れが溜まりやすく、最初は薄い苔が生える程度ですが放置しておくとコケや汚れがより付着し、彫ってある文字が読みづらくなってしまいます。
③お墓の目地部分
3つ目はお墓の目地部分となります。目地とはお墓の石と石のつなぎ目の部分で、基本的にはコーキングやセメントで塞がれていますが完全な平面ではありません。また目地の中にはお墓の各石の最も下の部分にある物が多々あり、水が溜まりやすいという点もあり、汚れが付着しやすい部分です。コーキングやセメントは石本体より耐久性は低く、水気、汚れの付着はその耐久度を下げてしまう要因の一つとなります。
次に先ほどの部分のお掃除方法として
①花立、水鉢の周り
水気を残さないよう乾いた布でしっかりと拭き掃除をする事が第一となります。力のある男性が一緒におられる場合は毛布等で石を欠けさせないように保護し、花立をどかしてお掃除を行ってみるのも1つの手段となりますが、無理をして怪我をする事の無い様ご注意ください。
②彫刻してある文字の中
彫ってある文字の中をお掃除するのに適している物が歯ブラシとなります、少し水に浸した歯ブラシで無理に力を入れず文字の中をこすり、最低限の水でこすり落とした汚れを流し、最後にしっかりと水気を取り切るようにしましょう。
③お墓の目地部分
お墓の目地部分のお掃除は一度水拭きをして汚れをふき取り、こちらも最後にからぶきで水気をとります。この時にあまりに強くこすってしますと目地が切れてしまう可能性があるためご注意ください。
普段とは少し勝手が違うお掃除になるかもしれませんが、きれいになったお墓で新年をお迎え下さい。各店にはお墓のお掃除グッズも置いておりますので、お気軽にお立ち寄り下さい。
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ご遺骨の引っ越し
2018年12月16日 08:00
滝野店の中村です。
今回のお客様はインターネットを通じて当社にご依頼頂きました。
お住まいは和歌山県ですが、お墓は加東市にございました。
遠方にありお墓参りも大変という事で、ご住職とご相談され、和歌山県にお墓を移されることになりました(改葬といいます)。
それに伴い加東市のお墓にある十数基のお墓は撤去処分(墓じまい)をされることになりました。
今回の墓地は、元々土葬が非常に多い墓地なので、このような穴があちこちにあります。
ですので、機械はもちろんのこと人が歩くルートも慎重に選ばないといけません。
今回はクレーンが届くことろまでは手で運びます。
積荷の際も、処分する石塔であっても丁寧に扱います。
墓石を撤去した後は、ご遺骨や土を集めていきます。
今回は年数も経っていたのでご遺骨は出てきませんでした。
最後に仕上げをしていきます。
こちらが完成です。
手際のよい作業で予想より1時間早く完了しました。
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ローソク立の金具交換
2018年12月15日 08:00
篠山店の真下(ましも)です。
先日、ローソク立の金具の交換をさせていただきました。
三田市のお墓で平成16年に当社で建立させていただきました。
今回の依頼はローソク立の開閉部の金具のバネ等がダメになってしまったとの事でした。
現在、主流の左右に開くタイプに交換させていただきました。
今回は違いましたが、ガラスが割れてしまったり、違うタイプのローソク立では、カラスがガラスを持って行ってしまったりと、色んなご依頼を受けることがあります。
金具の交換以外に色入れ等もお手伝いさせていただきました。
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一緒にお墓に入ろう
2018年12月14日 08:00
仕入担当の森田です。
今日はこんな本をご紹介します。
「一緒にお墓に入ろう」(江上剛著)
またもやタイトル買いですが、著者の江上剛さんはナント私の高校の先輩(柏原高校)です。
さて内容ですが、この丹波の田舎のお墓をめぐって話が進んでまいります。ここに住んでいる私からしますと、それなりに不自由のない生活をしているつもりなのですが、東京から見ればすご~く辺ぴなところという印象なのですね。登場する奥様の言葉が、田舎者の心に刺さります。
この小説がとても参考になるのは、話の内容を通して現代の葬送(特にお墓)の内容がよく分かることです。一般の方が散骨や樹木葬に対してどんな風に思っているのか?都心の納骨堂と郊外のお墓の違いやメリット・デメリットなどが克明に綴られています。
また夫婦の納骨に対する価値観の違い、嫁姑の関係、田舎のお寺との離檀料の話まで、この手の事の問題のオンパレードでとても楽しく読みました。最後の結末には少々驚きましたが・・・。
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お寺で婚活♡~冬~
2018年12月12日 08:00
本店の義積です。
寒さが一段と厳しくなってきました。車のタイヤもスノータイヤに交換し、着実に冬の準備が整ってきました。
私は雪国(?)から出勤するのでスノータイヤは必須です。車も四駆ですが、雪の道の運転は本当に怖くて緊張します。まだ今年は積雪はしていませんが、出勤の日はどうか降らないで~!と祈るばかりです。
さて、このブログで過去にもご紹介しましたが、またお寺さまより婚活の案内をいただきました。
大好評いただいている「お寺婚活・吉縁会」です。
初めての方は登録日に登録受付されるお寺にご本人が行き、和尚様と面談し、申込書に記入します。
お寺様がご仲介され、費用も一切かかりませんので安心できる会です。
本番となる「吉縁会」は来年2月、5月に行われます。人生の伴侶をお探しの方は、ご参加されてはいかがですか?
私は婚活には全く関係ありませんが、来年も多くの方に出会い、良いご縁に恵まれたいです(*´▽`*)
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