森田石材店ブログ 【アーカイブ】 - 2018年10月 -
あると便利な仏器膳
2018年10月21日 08:00
こんちは(^-^*)/篠山店スタッフです☆彡
今回は、あると便利な仏壇用品のご紹介です。仏壇用品、物はだいたい揃っている。特に痛んでいない。まだ使えるので。という方が多いかと思います。
先日ご来店された方は、お嫁入りした時から同じものを使ってて、まだ使えるけど何かきっかけがないと新しい物を買えないから。
新仏様には新しい物で気持ちよくお祀りしたいから。とのことで仏具一式をご購入いただきました。
その際に、おすすめしたのが【仏器膳】です。
仏器膳は、仏器飯や茶器を乗せて仏壇にお供えする時に使う仏具のひとつです。
この仏具は、必ずしも必要というわけではありませんが、お給仕をする際に安定してとても便利です。
また、台を付けて高さを出すことにより、より丁寧なお供えになります。
<長手仏器膳> 高さ6.6cm~、巾18.2cm~奥行9.6cm~造り付仏壇のように、大きな仏壇にはこちらがおすすめ。仏飯器・茶器をたくさん乗せることができます。
<仏器膳> 高さ4.5cm~、巾15.4cm~、奥行6cm~奥行きが少ないので、中型仏壇に向いています。
<ガラス仏器膳> 高さ1.4cm、巾15cm~、奥行6cm小さな仏壇、上置き仏壇にはこちらがおすすめ。
仏器膳は、直接、仏飯器・茶器を置かないので仏壇の汚れも心配ありません。
一般的な並べ方は、ご本尊様の下の段に、左側:茶器、右側:仏飯器を置きます。材質は、以前は木製のものでしたが、最近はPC製がほとんど。
軽くて強度があり、汚れた際には洗えることが利点です。1プラス仏具として、おすすめ致します。
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まだまだ多い夫婦墓。
2018年10月20日 08:00
この写真は皆さんもよく見慣れたタイプのお墓です。私どもが今一番多くお手伝いさせて頂いています。右の墓石が代々墓、左の板が霊標(戒名板)といいます。
墓石には納骨室があり、ご家族皆さんのお骨が入れられるようになっており、霊標にはやはり皆さんの戒名が刻めるようになっています。この形式にすると今後新たに墓石を建てる必要はありません。
霊標に戒名を刻むだけで大丈夫です。お墓のスペースにも限りがありますので、多くの方がこのタイプをお選びになられます。
一方この写真は昔からよくある伝統的なタイプです。ご夫婦毎に墓石を1本建てるのです。おのずと墓石の数はどんどん増えていきます。
こちらのお家は代々墓と霊標のタイプではなく、こちらをお選びになられました。ほかにも同じ形式でのお手伝いがありますのでご覧下さい。
こうやって見ると伝統的な夫婦墓を建てるケースがまだまだ多い事に気付きます。費用やスペースのことを考えると代々墓+霊標のほうが合理的かとは思います。
お墓という特別な物を建てるご家族の想いには理屈では計り知れない大きな何かが存在するのだと改めて感じました。
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若者は伝統的なお墓を支持
2018年10月19日 08:00
仕入担当の森田です。
今回は終活読本「ソナエ」2018年秋号の中で気になる記事がありましたので、ご紹介します。
「若者は伝統的なお墓を支持」(全優石アンケート)
この調査はインターネットを通じて20歳以上の男女4000人を対象に実施されたものです。
自分や家族、親族のお墓について候補となる埋葬方法では、
- 1位 一般のお墓 52.5%
- 2位 永代供養 36.7%
- 3位 納骨堂 23.4%
- 4位 散骨 19.4%
- 5位 樹木葬 16.7%
(全体の集計)
アンケートがどのようなものだったのか分かりませんが、予想以上に永代供養が多いですね。
「一般のお墓」を選んだ人が多かったのが、30代男性で65.5%、次いで20代女性、20代男性だったそうです。
ちなみに50代女性、60代女性では「一般のお墓」は不人気で、樹木葬を希望する人が他の層より多かったもよう。
年をとるにつれて、お墓が現実的となり費用のことも考慮に入れた結果になっているのかもしれません。
ちなみに散骨は、他の世代に比べて20代には不人気なようです。もうすでに20代には「散骨なんてダサい」という空気があるのでしょうか?それにしても、若い世代が真面目に回答されていることに、おじさんは感心しております。
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山灯籠
2018年10月18日 08:00
こんにちは、篠山店の上山です。
庭に山灯籠を据付ました。灯籠は石の文化の国、韓国から伝わり神社仏閣を奉る「燈明」として使われました。
社寺に奉納された荘厳な美しさと気品のある端整な形の石灯籠に人々は心を惹かれ、一般の庭園や個人宅にも置かれるようなりました。
福岡県の八女石は約7万年前に、阿蘇山から噴出した阿蘇火砕流の堆積物の凝灰岩のため軟質で、彫刻しやすく軽量で耐火性・耐寒性に優れているのが特徴です。
山形県の鳥海石は安山岩で吸水性がよく苔が生えやすいのが特徴です。
最近では、需要が少なくなった山灯籠ですが、やはり風情があり見る人の心を落ち着かせる効果があリ、年月が経ち苔生して味わいが出てきます。
石の特徴と職人の手造りによる造形の美しさ荘厳さを残していきたいものです。
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秋の明日香村を歩いてきました。
2018年10月17日 08:00
みなさん、こんにちは。本店の義積です。
先日のお休みに友人と奈良の明日香村へ行ってきました。明日香村は、聖徳太子が生まれた橘寺や飛鳥寺など多くの有名なお寺が数多くあり何回訪れても楽しい発見がある大好きな場所です。
今回はメジャー過ぎて行っていなかった石舞台古墳に行きました。小学生の時に修学旅行に来た覚えがあるので、あれから何十年経ての訪問です。
舞台古墳は、奈良県明日香村にある古墳時代後期の古墳です。元は土を盛りあげて作った墳丘で覆われていたが、その土が失われ、巨大な石を用いた横穴式石室が露出しています。
子供の頃は何もか感じませんでしたが、古墳ということは昔の重要な人物のお墓だと思うとすごくワクワクしてきます。調べますと埋葬者は、蘇我馬子が有力視されているそうです。
大きな石で上手く積んであります。この中にも入る事ができたので、入りました。
入口を進むと中は、思っていた以上に大きな空間がありました。
私が約150cmなので倍以上あるのでかなり大きいです!!はるか昔は地位の高い人しか、お墓に入る事が出来ませんでした。江戸時代になっても一般の人々は野ざらしでした。
現在は当たり前のようにどのような人でもお墓さえあれば入る事ができるようになりました。ありがたいですね~(^-^)
秋の今は暑くもなく、寒くもなく良い気候です。の~びり歩くのに最適です。楽しい時間を過ごせました。歩きすぎて次の日は筋肉痛になりました。
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神前灯籠
2018年10月16日 08:00
代表の森田です。
神前灯籠は名前のごとく、神様の前を灯す明かり(献灯)です。
灯籠は、奈良時代が始まりで、室内の明かりや灯台・・・現在に至っています。種類や形、素材も様々で、鉄製、木製、石製などがあります。神社仏閣はもちろんのこと、庭園などは観賞用として花崗岩がよく使われます。
さて、今年の台風20号と21号では、関西も大きな被害がありました。この会社でも、社内でお祭りされている「稲荷神社」に風で飛ばされた看板があたり、灯籠が壊れてしまいました。そしてこの度、新しく灯籠を新調されました。
以前の灯籠はコンクリート製でしたが、今回はみかげ石で作成。高さは1.6mで、柱の中心部分に穴が貫通していて電線が通っています。夕刻になるとタイマーで明かりが付きます。
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お墓の「丸布団」
2018年10月15日 08:00
本店 山崎です。
一般的なお墓の蓮華については、以前のブログでも紹介しました。では、このような形は見られたことはありますか?
これは、弊社では「丸布団」や「スリン」と呼んでいます。蓮華台と違って、少しスッキリとしたイメージです。蓮の花はお釈迦様が故人を極楽浄土へ連れて行く時に乗せる台と考えられてきました。
そして、この蓮華台と同じ位置になる「スリン」も、本来は蓮華台であり、それが簡略化されたものと言われています。
これがあると、背が一段高くなり高級感が増します。シンプルなデザインを蓮華台として採用する方もおられます。
「蓮華台」も「スリン」も、どちらも故人の極楽浄土への旅立を願って作られているのです。
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展示場を見るメリット
2018年10月14日 08:00
滝野店の福島です。
お墓を建てようと考えたり、リフォームなど建て替えを検討されている方は、どのような石で、どのようなデザインにすれば良いのか悩まれると思います。
インターネットやチラシ、カタログなどで検討する方も多いかと思いますが、私どもからのご提案としましては展示場の見学をお薦めします。
展示場を見るメリットとして・・・
①実物大のお墓が見れます
インターネットの画面やカタログでは、表示されている寸法から大きさをイメージするしかありませんが、展示場には実物大のお墓があります。
やはり実物サイズの物を見るとイメージもしやすく、デザインもしっかりと確認する事ができます。
デザインの種類は、インターネットやカタログの方が多いかもしれませんが、実物のデザインで比較すると違いもはっきりと理解する事ができると思います。
ご自身の体型と比較して段差やお墓の大きさが確認できますし、お花の交換やお掃除の時に手が届く位置など細かな部分も確認できるのが実物大の魅力です。
②実際の石で色や石目が確認できます
石材の種類はたくさんあります。もちろん全ての石を確認できるわけではありませんが、実物で確認することによりカタログより鮮明に色や石目を見ることができます。
同色系の石の微妙な色目の違いなども実物で比較しないとわからない部分です。
同じ石でも形状によって見え方が変わったり、光の当たり具合で見え方に変化がある事もあります。
③お墓の構造が理解できます
ひとくちにお墓と言っても、構造によって使用方法(特に納骨方法)が違います。
実際に墓地に建てられるお墓と同じ構造が見れるわけですから、カタログなどでは分かりにくい部分もしっかりと確認する事ができますし、不明な点も確認する事ができます。
カタログなどでは見れない裏側や内部が見れるのも展示品の魅力のひとつだと思います。天候も良いこの時期にご家族で展示場見学などいかがでしょう?
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区画の敷地面積広すぎる場合のお墓
2018年10月13日 08:00
滝野店の中村です。
滝野店のエリアでは非常に敷地面積の広い墓地がよくあります。
従来お墓はご夫婦ごと若しくは個人ごとに建てられていました。
ですので公営墓地や民間墓地は別として、村の墓地は非常に広く割り当てられています。
10㎡前後の区画なんてざらにあります。
しかし最近の建て方として、「先祖代々のお墓と霊標(墓誌、法名碑)」といったセットの建て方が主流となっております。
建て替え(既に何基か墓石がある場合)はいいのですが、ご新宅の場合ですと広い敷地にポツンと墓石が建つことになります。
また、広い敷地を全て巻石で囲ったりすると予算的にも高額になります。
そして何より敷地が広い分、草引きなどお手入れも大変です。
そこで、
「お墓は建てたい。でも敷地が広くて・・・。」
とお墓づくりを躊躇される場合もよくあります。
この対策として方法はいくつかあります。
ひとつはその区画を返して新たに狭い区画を確保し直す方法です。
しかしこれは墓地規約によって制限されていたり、そもそも狭い区画がない場合もあります。
今回担当したお客様はまさにそのようなお客様でした。
もうとにかく広い区画しかないのです。
3.6m×3.1mの11㎡です。
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大きなお墓①
2018年10月12日 08:00
篠山店の眞下です。
現在、工事させていただいている、お墓づくりの話です。
現場は三木市吉川町で、「大きいお墓」というのは、墓地の大きさです。
間口5.5メートル、奥行き8.1メートルで44平方メートルの墓地の大きさです。
私もこんな大きな墓地のお手伝いをさせていただくには初めてです。墓地が低い所にあり、土が墓地内に流入しています。
上の写真でもわかるように墓地の周りを囲んでいる巻石が見えなくなっている所があるのがわかると思います。
工事初日は既存碑と巻石の解体と2日目に基礎ベースをする為の土出しの作業です。
巻石は元の所に据え直すのでナンバリングして、一旦墓地の外に出します。また、この巻石の上に玉垣を据えるので、洗う作業も必要です。
工事初日は終了です。2日目に巻石の下に基礎コンクリートをして、養生の為に約10日後に工事再開です。
次回も続きます。