森田石材店ブログ 【アーカイブ】 - 2017年04月 -

桜吹雪の大川瀬中野霊園

2017年04月20日 08:00

眞下 尚利

篠山店の眞下(ましも)です。

先日、墓地委員さんからのご依頼でお手伝いさせていただいた事をお話します。
いつもお世話になっている三田市の大川瀬中野霊園の墓地委員さんから、「お客さんから場所が分かりにくいと言われた。以前に作った手作りの看板がボロボロになったから、助けてほしいんや」と連絡をいただきました。
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右の柱に「←中野霊園」と木製で作っておられました。
墓地委員さんと打合せをし、看板屋さんに設置してもらいました。
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道路から少し離れていますが、オレンジ色の看板は目立ちます!
打合せでこの色にして正解でした。
「ウチも看板欲しいな~」とお考えの墓地関係者の方々!
一度、お近くの森田石材店にご相談くださいね。
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大川瀬中野霊園は川沿いで桜並木が続き、皆さんの散歩道になっています。
この日は、お花見されている方や墓地前にある公園では、子ども達がいて賑やかな大川瀬中野霊園でした。
墓地購入も随時募集していますので、ご相談ください。

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どこから納骨するの?

2017年04月19日 08:00

中道 祥貴
本店の中道です
弊社には 匠型と言うオリジナルの墓石があります。
 『このお墓はどこから納骨するの?』とよく聞かれます。
この匠型に限らず、墓石の納骨する所ってご存知ない方は多くいらっしゃいます。
中兵庫の地域では神戸型と言う関西普及型の墓石が多く建てられていますが、この神戸型ですと家紋が彫刻されている水鉢を外す(倒す)と納骨穴が現れます。
  ↓ 神戸型    ※ 写真は一枚板・花瓶花立て付き
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 ↓ 水鉢を手前に倒す
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匠型の場合 前にある経机の後ろにあります。
経机を外すと 納骨穴をフタしている板石があります。その板石を外すと納骨穴が現れます。
  ↓ 匠型 (森田石材店オリジナル墓石) ※写真は3重台・蓮華台付
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↓ 手前にある経机
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 ↓  経机を手前に倒す
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 ↓ 板石の奥に納骨穴
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ココを開ける際(ご納骨)には、弊社で建立して頂いたお客様は、ご一報下さい。無料でお手伝いにあがりますのでご安心下さい(他社で建立の方も有料ですがお手伝いさせて頂きます)。

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養泉寺五輪塔

2017年04月18日 08:00

髙梨 剛

滝野店 髙梨です。

先日とある寺院墓地にて建碑させていただきました。
その本堂前にどっしりとした五輪塔が鎮座しており、思わずカメラに収めてしまいました。
竿石部(玉の下)で直径2尺5寸角(約75cm)で高さは...約8尺(約240cm)に少し足らず。
※僕が精一杯手を上に挙げて、あとちょっとのところでした
重さは、見た感じ3~3.5トンはあるでしょうか。。。
傍らに書いてある記には「御影石(花崗岩)で造られており、このお寺が開かれた1400年代後半の南北朝時代のものと考えられる」との事です。
500年以上経っても朽ちることのない御影石って、すごい自然の万物ですね。
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宮沢賢治と石屋さん

2017年04月17日 08:00

森田 浩介
仕入れ担当の森田です。
先日、研修で「石と賢治のミュージアム」に立ち寄りました。賢治とは宮沢賢治のことです。私は全く不勉強でしたので、彼がこんな風に石に関わっていたことを全く知りませんでした。
宮沢賢治は農業の専門家で特に土壌研究をしていたようです。当時の東北は酸性土壌で気候も厳しかったため土壌の改良が必要だったようです。彼は石灰岩を粉砕して肥料を作る東北砕石工場の社長と意気投合、そこで手伝うことになりました。
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パンフレットに当時の名刺がありました。
商品名は「タンカル(肥料用炭酸石灰)」と命名、精力的に広めようと今で言う営業活動をしていたのかもしれません。
残念ながら、東京出張中に彼は倒れてしまいます。そしてその2年後、病状は回復することなく37才で永眠しました。出張に行ったトランクの中から、あの有名な一節が書かれた手帳が出てきたようです。
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列車の中で書き連ねたのかもしれません。
岩手県にはさほど有名な墓石に使う石はありません。しかし地層が古いため、この石灰岩や鉄鉱石、砂金など鉱物に恵まれています。
詩人だと思っていた宮沢賢治がちょっと近く感じ、昔の名作をもう一度読んでみたくなりました。

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仏膳って、いつ使うものなの?と尋ねられて…。

2017年04月16日 08:00

滝野店事務スタッフ

こんにちは(*^^*) 滝野店の下中です。

私の実家では毎日、自分たちが食事をいただく前に少しでいいから、ご先祖様にお供えしてあげてと・・・聞いてました。でも、本当は初七日から四十九日、百カ日、祥月命日、法事、春秋のお彼岸などには霊供膳(れいぐぜん・りょうぐぜん)をお供えします。
霊供膳に盛りつける料理は一汁三菜が基本です。肉や魚を使わず、ネギやらっきょう、にら、にんにくなど刺激の強い香味野菜を避けて作る菜食です。煮物で使うだしも動物性では取らず、しいたけなどので取ったもの使います。これが精進料理です。
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仏様、ご先祖様への思いを込めて、お供えしましょう。
なお、宗派や地域にとって多少お供えの仕方が異なることがございます。ちなみに、浄土真宗では故人は浄土で仏となると考えられていることから、霊供膳を用いないこととなっています。

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おめでたいお墓

2017年04月15日 08:00

yoshidumi

本店の義積です。

終活の一つに自分が入るお墓を考える方が増えて来ました。一昔前であれば自分の死を考える事は、縁起が悪いと思われがちでした。私も少しそう思っていました。しかし、生きてる間にお墓を建てる寿陵(じゅりょう)墓、生前墓があります。
古代中国では、生前にお墓を建てる事は長寿を授かる縁起の良いものでした。有名な吉田兼好(よしだけんこう)の「徒然草」には、聖徳太子が生前にお墓を建てたという話があります。「日本書紀」にも日本最大の前方後円墳を建てた仁徳天皇の墓を作り始めたという記録もあります。1500年以上前よりお墓を作る風習があったのですね。
古墳は短期間できるものではありません。亡くなられてから工事を始めていたら、埋葬はいつのことやらですよね。昭和天皇が崩御された時、2月24日の大喪の礼(天皇の葬儀)の後、その日の夕方に埋葬されました。事前に造っていなければ不可能です。もし、本当に縁起が悪いのであれば昭和天皇のお墓を生前に作るはずがありません。
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寿陵という漢字も縁起が良い言葉でできています。「寿」という字は長寿や長命など、長生きを表す意味で使わる、おめでたい言葉です。「陵」という漢字は、「みささぎ」や「はか」と呼び「墓」の意味があります。この字が表すように寿陵墓は大変おめでたいものなのです。
また、それ以上に自分の好みのお墓を作れる事が最大の利点です。時間的な余裕があるなかで霊園探しや墓石選びができるので、満足のいくお墓作りができます。デザインや石の種類の選択、また彫刻内容の決定など、まざまな事を時間をかけて行うことができます。
次に家族の負担の軽減ができます。身内が亡くなったとき、「すぐにお墓を建てたい」と思ってもすぐにご希望に合う霊園がみつかるとは限りません。そう考えれば、先に決めておけば安心です。また墓は、課税の対象にならないので、相続税対策ができます。お墓は「祭祀財産」と呼ばれ、土地や建物などの不動産、また預貯金とは区別されています。「祭祀財産」には相続税がかからないため、生前にお墓を購入しておけば、その分の費用を節税することができます。
「自分が入るお墓は自分好みのものが良い」「お墓は大きな買い物なのでじっくり選びたい」そうなると、よりよい人生にするために、生前にお墓を考える方が増えてきているのも不思議ではないですね。

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開眼法要

2017年04月14日 08:00

園中 憲二
篠山店の園中です。
3月にお手伝いさせていただいたお客様の開眼法要の様子を紹介させていただきます。
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遠方から施主様をはじめ、小さなお孫様まで沢山の方がお集まりになりました
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お客様の手でサラシを取り除幕
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ご住職の読経が山々に響きわたります。
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法要後は、お墓の前で集合写真を撮らせていただきました。
当日は気候もよく、とても気持ちが良かったです。
そして、開眼法要の後日にいただいたアンケート(お客様の声)がこちらです。
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お客様とは、篠山と遠方の関東ということでもあり電話と手紙でのやり取りで話を進めていきました。その為、当日までお顔拝見することもなかったですし、当然、直接に完成のお墓を見てもらっての感想も聞くことも出来ていませんでした。  
当日になるまでは、喜んでいただけるのかどうか少し心配ではありましたが、大変喜んいただきました。
また、後日に大変嬉しいお客様の声を書いて送っていただきました。
とてもありがたい言葉に、嬉しい限りです。

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お仏壇のリフォーム

2017年04月13日 08:00

yoshida
滝野店の吉田です。
今回は、北播磨地域に多くある造りつけのお仏壇のリフォームをご紹介いたします。
写真のように、地袋(下段の扉の部分)だけあるタイプや、地袋に2~3段の段があるお仏壇などがございます。
この仏壇を取外し、仕込み仏壇(造りつけ仏壇に対応した広いタイプの仏壇)を納めさせていただきました。
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まずは、地袋を解体して床を張ります。
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次に、3方の壁に板を張ります。
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最後は、仏壇を入れて完成です。仏壇には、灯籠などの電気製品がありますので、電気工事が必要な場合もあります。
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これで、完成です。造りつけ仏壇に対応したお仏壇ですので、お位牌も複数お祀りすることが出来ます。
造りつけお仏壇のリフォームの参考にしてください。

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古い位牌の修繕

2017年04月12日 08:00

井上
こんにちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡
代々続くご家庭の仏壇にはお位牌がところ狭く並んでいます。
最近ご依頼で多いのは、「お位牌が多くてなんとかしたい。」です。
そのような場合は、回出位牌、過去帳などで一つにまとめることをおすすめしています。
そして、古いお位牌は処分(お焚きあげ)をします。
が、
今回のご依頼は、「なんとか使えるものは残したい!」とのことでした。
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とても年季の入ったお位牌です。
延年、寛延というと江戸時代に亡くなられた方のものです。
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傷みが激しく、虫食いが多く見られます。流石にこの部分は使えない・・・
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位牌を解体すると表面から見えない部分も虫食いがありましたが、なんとか使える部分は使い、虫食いが激しい部分は新しいものに交換しました。
位牌04.jpgのサムネイル画像
札はそのまま再利用。以前のまま、歴史を感じることができます。
それにしても、見違えるほどにきれいになりました。
古いものを大切にする気持ち、御先祖様もお喜びと思います。
痛みの状態により修繕が出来ない場合もありますが、位牌だけでなく仏像も可能です。
もし「古いものを残したい」とお考えでしたら、ご相談下さい☆彡

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お墓に十三層塔

2017年04月11日 08:00

髙橋 圭司

本店の高橋です。

これは西脇市黒田庄町にある古い十三層塔です。
その様式から鎌倉時代後期の建立と推測されており、言い伝えでは源氏の流れである木曽義仲(1154~1184)の供養塔であるとの事です。
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皆さんは庭園などに十三層塔が建っているのはよくご存じでしょう。でもそのルーツは意外や供養塔として使われていたようです。
鎌倉時代の高僧 叡尊は供養塔としていくつもの十三層塔を建立しています。
奈良の般若寺、宇治の浮島、兵庫の清盛塚などは石造美術品としても評価の高いものです。お寺の庭にある十三層塔は単なる観賞用としてではなくもっと深い意味があったんですね。
この春 あるお家の古いご先祖様の供養塔として十三層塔をお手伝いさせて頂きました。長年この仕事をしていてもなかなか経験出来ない貴重なお仕事をすることが出来ました。
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お墓の展示場

見学会 316日(土)~24日(日) 68日(土)~17日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く